【AMHが1以下】30代女性の特徴 & 妊娠の可能性
2025年03月5日

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、卵巣に残っている卵子の数を示すホルモンです。
30代でAMHが1以下の場合、妊娠しにくいのでは?と不安に感じる方もいるでしょう。ですが、低いAMHでも自然妊娠した方もいます。
本記事では、AMHが1以下の30代女性の特徴や妊娠の可能性について解説します。
目次
「AMHが1以下」の30代女性の特徴
卵子の数が少なくなっている
AMHの数値が低いということは、卵巣に残っている卵子の数が少なくなっていることを意味します。一般的に、AMHは年齢とともに低下し、30代後半から急激に減少すると言われています。
生理周期が短くなることがある
AMHが低いと、卵子の成長スピードが早まり、生理周期が短くなることがあります。これは、卵巣の予備能力が減っているために起こる現象です。
ただし、全員に当てはまるわけではなく、普段通りの生理周期の人もいます。
AMHが1以下でも「妊娠の可能性」はある?
自然妊娠の可能性はゼロではない
AMHが低くても、自然妊娠した例はあります。なぜなら、AMHは「卵子の数」を示す指標であり、「卵子の質」には直接関係しないからです。質の良い卵子が排卵されれば、妊娠できる可能性はあります。
不妊治療を検討するのも選択肢
AMHが1以下の場合、自然妊娠を目指しながら不妊治療を検討するのも一つの方法です。特に、体外受精や人工授精などの治療では、少ない卵子でも妊娠するチャンスを高めることができます。
妊娠するためにできること
- 生活習慣を見直す…卵子の質を良くするために、栄養バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理を意識しましょう。特に、葉酸やビタミンDを意識的に摂ることが大切です。
- 排卵のタイミングを把握する…妊娠しやすい時期を逃さないために、排卵日を正しく把握することが重要です。基礎体温を測ったり、おりもの量の変化、排卵検査薬を活用したりすることで、排卵日を予測しやすくなります。
まとめ:「AMHが1以下」の30代女性の特徴と妊娠の可能性
AMHが1以下の30代女性は、卵子の数が少なくなっている可能性がありますが、自然妊娠の可能性はゼロではありません。
AMHは卵子の質を示すものではないため、質の良い卵子が育てば妊娠できる可能性は十分にあります。
また、不妊治療を検討することで妊娠の確率を高めることもできます。日々の生活習慣を見直し、排卵のタイミングを正しく把握することで、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。
妊活は人それぞれ違います。AMHが低くても、焦らずに自分に合った方法を見つけることが大切です。専門医と相談しながら、妊娠の可能性を最大限に高める方法を探していきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。