小児鍼(ローラー鍼)で夜泣き予防 ~やり方&使い方~
- 疳の虫(かんむし)
- 発達障害
- 夜泣き
- 小児ぜんそく
- おねしょ(夜尿症)
他にもこのようなお悩みはありませんか?
- 風邪をひきやすい
- どもり
- アトピー
- 不眠・夜泣き
- 風邪をひきやすい
- キーキー声を出す
- アレルギー(花粉症、鼻炎)
- チック
- 人に噛みつく
- 食べない
- 便秘
- 物を投げる
- 爪を噛む
小児はり(ローラー鍼)のやり方(使い方)について
小児はり(ローラー鍼)とは?(写真一番左)
小児はりは、江戸時代の頃から、受け継がれている施術法です。特に、関西地方で盛んです。小さい頃から小児はりをしておくと、「元気で丈夫に育つ」ということで、親しまれています。
「はり」というと、刺すような怖いイメージがありますが、決してそんなことはありません。
鳥の羽根でやさしく、皮膚をなでるような、触れられるような感覚に似ているかもしれません。
気持ちいいから、自分からベッドに上がる子や、もっとやって!と、せがんでくる子もいます。病院や注射を怖がる子でも、ご安心ください。また、薬のような副作用もありません。
お子さまのお悩みを軽くして、楽しく子育てをしていきましょう!
ローラー鍼のやり方(使い方)
ローラー鍼のやり方(使い方)は、皮膚のかたい場所にあてて「コロコロ」転がしてやさしく刺激をしていきます。
お子様が気持ち良い程度に強さで当てて、転がしていくと心地よいでしょう。
逆に強く押し当ててしまうと、痛みが出て、かえって皮膚や筋肉の緊張が高まってしまう場合があります。
ローラー鍼の時間
時間的には、同じ箇所を4~5秒くらいで大丈夫です。トータル1分くらいで、終わらせましょう。
小児鍼のやり方・使い方(スプーン、ドライヤー、歯ブラシ)
ご自宅で、お子さんと遊びながらのスキンシップも兼ねて、鍼を使わずに出来る小児鍼(やり方)があります。
身近にある道具(スプーン、ドライヤー、歯ブラシなど)を使って、親が子供に施術する方法(やり方)です。
子供の皮膚のかたい所をスプーンや歯ブラシでこすったり、冷えている場所をドライヤーで温めたり、簡単にご自宅で出来ます。
小児鍼のやり方(道具の使い方)など詳しいことは当院にお尋ね下さい。やり方や使い方などもアドバイスさせて頂きますので、ぜひトライしてみてください。痛みは全くありませんし、子供は喜んで受けてくれます。
お子さんは、少しでも違和感を感じたらダメです。もうそれ以上は施術させてくれません。なので、お子さんが心地良いことしかしません。
特に、疳虫(かんむし)や夜泣きには、オススメです!
動画|小児鍼(ローラー鍼)を体験してきました!
刺さない鍼を使います!小児鍼(ローラー鍼)
小児鍼(ローラー鍼)のメリット
「小児はり」とは、お子さんの皮膚表面を、やわらかな接触を主とする治療法です。(撫でる・触れる・摩擦する等)
普通に認識されているような“はり”を使うものではありません。ローラー鍼(写真一番左)もやさしく肌を刺激していきます。
小児鍼をすることで、免疫力、自然治癒力が高まります。また、自律神経を整え、子供の急激に発達する脳や心身のバランスを取ります。
継続することで、夜泣きなどの症状が取れて健康で元気な状態になっていきます。
小児鍼(ローラー鍼)の通院ペース
小さいお子さんの場合、慣れて頂く意味もあり、最初は詰めてお越し頂きます。お悩みが軽快しましたら、1週間→10日→2週間という具合に、間隔を空けながら進めていきます。
大人でも同様ですが、不調が「治まった=治った」ということではありません。根本的な体質回復の為には、目立った不調が治まってからの方が大切です!
特にアレルギーは、不調がなくなっても、根っこが残っていれば、 心身が不安定になった時に、再発しやすいものです。
ですから、安定してからも、月1~2回程度、定期的に通うことをお勧めします!
こんな患者様がいらっしゃいました
ローラー鍼(小児鍼)豊中市 夜泣き、キーキー(かんむし)
1歳半 女の子 夜泣きがひどく、2時間おきに起きて泣いてしまう。物を投げることが多く、疳がきつい様子。
経過
施術1回目、10分程度、肌の表面をなでるように、ローラー鍼で軽い刺激を与え、全身を整えた。ローラー鍼が気持ち良くてお気に入りなご様子。自宅でスプーン鍼(小児鍼)のやり方を伝えた。
心や神経のバランスが整い、穏やかな表情になり1回目終了。その後、3回程で夜泣きをはじめとするすべてのお悩みが無くなった。二週間ほど様子を見て、再び来ていただく。
現在、夜泣きも治まり落ち着いているので、月に数回継続中。
※小児鍼は、母子のつらい期間を「どれだけ短くできるか」がポイントになってきます。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。