妊活中にセルフでお灸~おすすめのツボで着床率を上げる~
2025年05月2日

【この記事でわかること】
- 妊活中にセルフお灸がなぜ効果的なのか
- 妊娠しやすくするためのおすすめツボ「三陰交」について
- 着床率を上げるためのお灸のコツと注意点
本記事では、「妊活中に自分でできるお灸(セルフ灸)」について詳しく解説します。
鍼灸院に通わなくても、自宅で簡単に取り入れられる「せんねん灸」などを使って、妊娠しやすい体づくりをサポートする方法をご紹介します。
「冷え」や「ホルモンバランスの乱れ」などでお悩みの方、「できることは全部やってみたい」と前向きに妊活に取り組んでいる方におすすめの記事です。
結論として、妊活中は排卵前(低温期)に三陰交などのツボへお灸をすることで、血流や子宮環境が整い、着床率の向上が期待できます。
本文中には、実際の体験談や、排卵期以降に注意すべき点、妊娠後のお灸の取り扱いなども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
妊活(着床)には【セルフでお灸】がおすすめ!
お灸の施術は、全身にあるツボの場所に、もぐさに火をつけて温めたりして刺激する方法です。
ツボを刺激して、人間が本来持っている自然治癒力を向上させ 、気になる症状を改善させていきます。体質を整えて病気を治していく方法の一つです。
妊活中の方が自宅で、セルフお灸(せんねん灸)をすることもできます。自宅ですと自分の好きな時間にできるのでおすすめです。
お灸で妊娠しやすい身体を作っていきましょう。
今回はセルフで妊活(着床率を上げる)のお灸をする方法についてご紹介します。
妊活にセルフお灸は、なぜ効果があるの?
お灸は一般的に、腰痛や神経痛などによく効くとされています。意外かもしれませんが、実は、妊活(着床率を上げる)、生理痛や月経不順、不育症などの婦人科系疾患にも効果があります。
ご自宅でセルフお灸(せんねん灸)は毎日できます。毎日お家で体調管理ができるということです。
妊活(着床率を上げる)のお灸では、体の調子を整えて、妊娠しやすい体を作っていきます。具体的には以下のような効果が期待できます。
- 血行が良くなり、お腹や骨盤周りの冷えなくなる
- 自律神経が整い、ホルモンバランスが整う
- 子宮や卵巣の働きが活発化する
- 心身をリラックスさせ、ストレス解消
体の冷えや自律神経、ホルモンバランスの改善は妊娠しやすい体作りの基本です。
→体験談:
「慢性的な冷えに悩んでいた30代女性。三陰交に毎晩せんねん灸を続けたところ、冷えが軽減し、基礎体温も安定してきました。3ヶ月後には妊娠が判明。『体が温まると、こんなにも違うんですね』と、驚きと喜びの声が届きました。」
→体験談:
「20代後半の女性。生理周期がバラバラで排卵の予測が難しい状態でしたが、三陰交と関元のお灸を2ヶ月続けた結果、生理周期が整ってきたそうです。『自分の体にリズムが戻ってきた感覚があり、前向きに妊活に取り組めるようになった』とのこと。」
セルフのお灸のコツ(妊活・着床率を上げる)
据える場所は大切なので信頼できる鍼灸師に、マジックで印をつけてもらうと良いでしょう。
セルフお灸をしている時は、特にリラックスが大切です。
ホルモンバランスはストレスや精神的な影響で乱れやすいです。例えば、ホルモンバランスの乱れで月経不順が起きていて、なかなか妊娠できない人もいます。
お灸(せんねん灸)で体調を整えていくと、うまく妊娠できる可能性が高まるかもしれません。たくさん一度にお灸をするよりも、コツコツと継続することををおすすめします。
→体験談:
「『妊活がプレッシャーになっていた』という40代前半の女性。毎晩のお灸を“自分をいたわる時間”と決め、リラックスの習慣に。ストレスが減ったことで睡眠の質も上がり、『心も体も整ってきた実感があります』と語ってくださいました。」
妊活(着床率を上げる)のセルフお灸
ツボに熱刺激を与える方法は、2つあります。「直接灸」と「 間接灸」です。
婦人科系のトラブルがある場合、お灸(せんねん灸)で下腹部や足を温めると骨盤周りの血行が良くなり、卵巣や子宮の機能の改善が期待できます。
直接灸とは
もぐさを直接ツボの上に乗せて、ツボの場所を温めます。この方法は、セルフでは少し難しいのでお近くの鍼灸院に行ってやってもらって下さい。
間接灸とは
少し離れた所からツボに向けて温めます。火をつけてから、ピリピリと熱くなったら、直ぐに外して下さい。ピリピリしたら血行が改善した合図です。
この方法は、セルフで簡単にできるので、ご自宅でセルフでやってみて下さい。
おすすめの妊活(着床率を上げる)のツボ ~セルフお灸~
置く場所(せんねん灸)が大切
お灸(せんねん灸)は置く場所が肝心です。体中には沢山のツボがあり、ツボの組み合わせも様々です。治療効果を上げるには、やはり熟練した方に診てもらうことをおすすめします。
またお灸はセルフで一度しただけで、効果が出るものではありません。体質が改善され、症状が消失したと感じるまでは、ある程度の時間が必要です。
1~2回の施術で、完全に治るわけではありませんのでご理解ください。
三陰交(足)のツボ ★★★
三陰交(さんいんこう)…足のすねの内側にあるツボで、足の内くるぶしの頂点から指幅4本分上、筋肉と骨の際にあります。
女性にとって大切な、肝、脾、腎の3つの経絡が、ここのツボ(足)で交差するので三陰交と言います。
妊活中にセルフでする場合には、お灸(せんねん灸)でやってみて下さい。毎日コツコツお灸することで、三陰交は効果が期待できるのでおすすめです。
女性ホルモンのバランスを整えてくれ、子宮内の環境を活性化して、不妊症、生理不順、PMSや生理痛、更年期障害などあらゆる婦人科系におすすめです。
妊娠しやすくする(着床率を上げる)セルフお灸
セルフでする時の注意点(排卵以降、着床期、高温期はNG)
三陰交の強い刺激は、子宮を収縮させてしまう可能性があるので、排卵以降(着床期、高温期)は流産しやすい状態を作ってしまうと言われています。
妊活中に自宅でセルフでする場合には、せんねん灸を使って、特に低温期のタイミングですることをおすすめします。
※妊娠の可能性がある高温期や妊娠してからの三陰交へのお灸は控えていただいたほうが良いでしょう。子宮が収縮する可能性があります。
妊娠しやすくする(着床率を上げる)お灸 ~おすすめ方法~
排卵以降(着床期、高温期)であれば、足湯や湯たんぽを使って、足全体をやさしく温めてあげてください。
ツボで一点をピンポイントで刺激すると、リスクがありますので避けましょう。
妊活中、着床させるためには冷えは良くありません。温め方がポイントとなってきますので、ご注意ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 妊活中にお灸は本当に効果がありますか?
A1. はい、あります。お灸は東洋医学に基づくセルフケア方法で、血流促進やホルモンバランスの調整、自律神経の安定に役立ちます。これにより子宮や卵巣の働きが活発になり、妊娠しやすい体質へと導きます。特に「三陰交」へのお灸は、妊活中の方におすすめのツボです。
Q2. お灸はいつのタイミングで行うのが効果的ですか?
A2. おすすめのタイミングは「排卵前の低温期」です。この時期にお灸をすることで、子宮内膜の状態を整え、着床しやすい体づくりをサポートします。一方で、高温期や妊娠が疑われる時期は避けるようにしましょう。
Q3. どこにお灸をすれば良いですか?
A3. 妊活中には「三陰交(さんいんこう)」という足の内側にあるツボが効果的です。足首の内くるぶしの頂点から指4本分上の位置にあります。不安な場合は、鍼灸院で正しい位置を教えてもらうのがおすすめです。
Q4. 毎日お灸しても大丈夫ですか?
A4. 基本的には問題ありません。ただし、強すぎる刺激は逆効果になる可能性があるため、1日に1〜2壮(個)程度を目安に、熱さを感じたらすぐに外すようにしてください。体調を見ながら無理のない範囲で続けましょう。
Q5. 妊娠後にお灸を続けてもいいですか?
A5. 妊娠が分かったら、一部のツボ(例:三陰交)は避けたほうが良いとされています。子宮収縮を促す可能性があるため、高温期や妊娠中は足湯や温熱パッドなど、穏やかな方法に切り替えるのが安心です。施術を希望する場合は、必ず妊娠対応の鍼灸院に相談してください。
Q6. どんな人にセルフお灸は向いていますか?
A6. 妊活中の方で、「冷え」や「月経不順」「ホルモンバランスの乱れ」に悩んでいる方、またはリラックスを取り入れたい方に向いています。自宅で簡単にでき、費用も抑えられるセルフケアとして人気です。
【まとめ】妊活中にセルフでお灸~おすすめのツボで着床率を上げる~
妊活(着床)には【セルフでお灸】をしよう!
妊活中の方が自宅で、セルフお灸(せんねん灸)をすることができます。覚えておくと、自宅ですと自分の好きな時間にできるのでおすすめです。
妊活中【セルフお灸】の効果
実は、妊活(着床率を上げる)、生理痛や月経不順、不育症などの婦人科系疾患にも効果があります。
妊活(着床率を上げる)のお灸では、体の調子を整えて、妊娠しやすい体を作っていきます。
セルフのお灸のコツ(着床率を上げる)
据える場所は大切なので信頼できる鍼灸師に、マジックで印をつけてもらうと良いでしょう。
セルフお灸をしている時は、特にリラックスが大切です。そして、たくさん一度にお灸をするよりも、コツコツと継続することををおすすめします。
妊活(着床率を上げる)のツボ ~セルフお灸~
三陰交へのお灸がおすすめです!
セルフお灸の注意点(排卵以降、着床期、高温期はNG)
三陰交の強い刺激は、子宮を収縮させてしまう可能性があるので、排卵以降(着床期、高温期)は流産しやすい状態を作ってしまうと言われています。
妊活中に自宅でセルフでする場合には、せんねん灸を使って、特に低温期のタイミングですることをおすすめします。
※妊娠の可能性がある高温期や妊娠してからの三陰交へのお灸は控えていただいたほうが良いでしょう。子宮が収縮する可能性があります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。