【AMHが低い人】特徴とは?
2025年03月20日

【この記事でわかること】
- AMHが低い人の体のサインや特徴
- AMH低下の原因と生活習慣の関係
- 妊娠に向けて今すぐできる対策方法
本記事では、「AMHが低いと言われて不安…」「自然妊娠はもう難しいの?」と感じている方に向けて、AMH(抗ミュラー管ホルモン)に関する基礎知識や、低下によって現れる体の変化、原因、そして具体的な対策法を詳しくご紹介します。
特に、月経周期や生理の量に変化がある方、AMHが低いと診断されて落ち込んでいる方におすすめの内容です。
結論として、AMHが低くても妊娠の可能性は十分あります。大切なのは、卵巣の機能を維持し、生活習慣を整えることです。
本文中には、体験談やおすすめの食事・睡眠・運動習慣なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【AMHが低い人】の特徴とは?
- 月経周期が短くなることがある…AMHが低いと、卵子の数が少ないため排卵のサイクルが早まり、月経周期が短くなることがあります。一般的に、生理が24日以下の短い周期でくる場合は、卵巣の予備能(卵巣に残っている卵子の数)が低下している可能性があります。
- 生理の量が減ることがある…AMHが低下すると卵巣の機能が低下し、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌も少なくなり、生理の量が減ることがあります。以前よりも生理の出血量が少なくなったと感じる場合は、AMHの低下が考えられる可能性があります。
→体験談:
33歳の女性。AMHが0.3と低く、「自然妊娠は厳しいかも」と病院で告げられ、涙を流されていました。そこで漢方と鍼灸を取り入れながら、睡眠・食事・冷え対策を見直し。3ヶ月後に自然妊娠し、現在は元気なお子さんを育てています。
→体験談:
40代前半でAMHが低いと診断された女性。体外受精も検討していましたが、まずは生活習慣の改善からスタート。半年間の養生と並行してお灸や栄養サポートを続けた結果、初回の人工授精で妊娠に成功。現在は無事に安定期に入っています。
AMHが低くなる【主な原因】
- 加齢による卵子の減少…年齢を重ねると、卵子の数は自然に減少していきます。特に35歳を過ぎると、卵子の減少スピードが加速し、AMHの値も低下しやすくなります。
- 生活習慣の影響…ストレスや睡眠不足、栄養バランスの悪い食事、過度なダイエットなどが卵巣の働きを悪くし、AMHの低下につながることがあります。また、喫煙やアルコールの過剰摂取も卵巣に悪影響を与えるため注意が必要です。
AMHが低い人への【対策】
- 食事改善…卵巣の機能をサポートするためには、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。特に、大豆製品(豆腐・納豆・味噌など)、ビタミンE(アーモンド・かぼちゃ・うなぎ)、鉄分(レバー・ほうれん草)を意識して摂ると良いでしょう。
- 適度な運動 & 良質の睡眠…血流を良くするために、ウォーキングやヨガなどの軽い運動を取り入れるのがおすすめです。また、成長ホルモンの分泌を促すために、夜更かしは避け、7~8時間の睡眠を確保しましょう。
よくある質問と回答(FAQ)
Q1. AMHが1以下でも妊娠できる可能性はありますか?
A1. はい、あります。AMHは「卵子の数の目安」であり、「卵の質」や「妊娠の可否」を直接示すものではありません。AMHが低くても、質の良い卵子が排卵されれば、自然妊娠や不妊治療で妊娠することは可能です。
Q2. AMHが低いと生理にどんな変化がありますか?
A2. AMHが低くなると、卵巣の予備能が減るため、月経周期が短くなったり、生理の量が減るといった変化がみられることがあります。これらの変化は、卵巣機能の低下を示すサインでもあります。
Q3. AMHが低い原因にはどんな生活習慣がありますか?
A3. 過度なダイエットやストレス、睡眠不足、喫煙、アルコールの過剰摂取などがAMH低下の原因とされています。また、極端な糖質制限や夜勤など、ホルモンバランスを乱す生活も要注意です。
Q4. AMHが低いと体外受精しか妊娠の方法はないのでしょうか?
A4. 必ずしもそうではありません。AMHが低くても自然妊娠できるケースもありますし、人工授精やタイミング法が有効な場合もあります。妊娠の可能性は総合的な体の状態によって左右されます。
Q5. AMHを改善するためにおすすめの食事や栄養素は?
A5. 卵巣の働きをサポートするために、大豆製品(イソフラボン)、ビタミンE(ナッツ類・かぼちゃ・アボカド)、鉄分(レバー・小松菜・ひじき)などを意識的に摂るのがおすすめです。冷えや貧血対策も重要です。
まとめ:AMHが低い人の特徴とは?
AMHが低い人の特徴として、月経周期が短くなる、生理の量が減るといった体の変化が見られます。AMHの低下の主な原因は加齢や生活習慣の乱れにあります。特に35歳を過ぎると卵子の数が急激に減るため、早めの対策が重要です。
AMHの数値が低くても、栄養バランスの良い食事をとる、適度な運動をする、しっかり睡眠をとることで、卵巣の機能をできるだけ保つことができます。また、婦人科で定期的に検査を受け、自分の体の状態を知ることも大切です。
AMHが低いからといって、すぐに妊娠できないわけではありません。自分の体を知り、できることを続けることで、妊娠の可能性を高めることができます。正しい知識を持ち、早めの行動を心がけましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。