シリンジ法【成功率(妊娠率)を上げる方法】とは? やり方のコツを解説!
2025年11月12日

【この記事でわかること】
- シリンジ法のやり方と妊娠率を上げるコツ
- シリンジ法が向いている人の特徴
- 障害児リスクや人工授精との違い
この記事では、自宅で行える妊活法「シリンジ法」について、やり方・メリット・妊娠率を高める工夫などを詳しく紹介しています。
性交にストレスや痛みを感じる方、タイミングが合わず悩んでいる方、自然な形で妊娠に近づきたい方におすすめの内容です。
結論として、シリンジ法は排卵日や衛生面に注意すれば、心身の負担を軽減しながら妊娠の可能性を高められる有効な方法です。
本文中には、体験談や成功率、注意点なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【シリンジ法】について ~タイミング法との違い~
「シリンジ法」とは? タイミング法との違いは?
不妊治療において、家庭で簡単にできる受精方法として「シリンジ法」という方法が近年注目されてきています。
シリンジ法とは、タイミング法と同じように、排卵日に合わせてシリンジ(針のない注射器)で精子を吸い取って、膣内に注入して受精させる、個人で行う不妊治療法の一つです。
今回は、シリンジ法の成功率(妊娠率)を上げる方法や障害児が生まれる可能性があるのかなど、ご紹介していきます。
シリンジ法は「誰でもできる妊活」
専用キットを購入すれば、誰でも行うことはできます。シリンジ法で妊活をして授かった方もたくさんおられます。
シリンジ法で妊娠するには
- 女性の年齢が35歳以下(自然妊娠の場合と同様に35歳以上では若い年齢に比べて妊娠率が下がる)
- 月経周期が整っている(排卵日が予測できる)
- 子宮筋腫や内膜症、卵管閉塞などの異常がない
- 男性も精液検査に異常がない
など、元々自然妊娠しやすい人でないと、妊娠の成功率(妊娠率)は低くなります。シリンジ法を行う前に、男女とも必要な不妊検査を受けて、異常がないかを確認しておくと良いでしょう。
シリンジ法で【授かった方】はいるの?
実際にシリンジ法で「授かった方」は?
自宅でも「お手軽にできる妊活」ということで、海外では非常にポピュラーな妊活方法として知られています。シリンジ法で授かった方もたくさんおられます。
どんな人に向いている?
シリンジ法が向いているのは↓
- 性交痛がある人
- 勃起障害、射精障害
- タイミングが取れない方
- セックスレスだけど子供が欲しい
自然性交が難しい人の手段として、人工授精や体外受精の前のステップとして用いられることが多くあります。上記のような方が、シリンジ法を利用して授かっています。
→体験談:性交痛がつらくて悩んでいた30代女性
30代女性のAさんは、性交痛があり妊活がつらいと感じていました。産婦人科で異常はないと言われたものの、行為自体が苦痛に。そこで試したのがシリンジ法。自宅でリラックスして取り組めたことが心の負担を減らし、数か月後に自然妊娠に至ったそうです。
シリンジ法 & 人工授精との「違い」
人工授精は、採取した精子を遠心分離機を使って、精液中の精子以外の液体成分や不純物を除去し、高純度に濃縮された精子を子宮内に注入します。
シリンジ法は、濃縮せずにそのままの精液を自分で膣内へ入れます。
シリンジ法【やり方】 入れ方のコツ & おすすめの体勢
「やり方(入れ方)」について
シリンジ法の専用のキットは、薬局やネット通販等で購入することができます。
シリンジ法のやり方(使い方)としては、
- 採精容器に精子を採取する
- 精子がサラサラになるまで15分程置く
- シリンジで精子を全て吸い取る
- シリンジを膣内に挿入し、精子を注入する
- シリンジを抜き、腰を上げて寝たまま5分ほど保つ(流れ出ることを防ぐ)
やり方(入れ方)のコツ & おすすめの体勢について
シリンジ法のやり方のコツとしては、しっかり排卵日を予測して、手はきちんと洗って清潔な状態で行いましょう。
シリンジを抜くときに精液が流れ出てしまいますが、全ての精液が漏れない方法はありません。なので、あまり気にせずに、挿入後はできるだけ腰を上げて寝ておく(おすすめの体勢)と良いでしょう。
シリンジ法【成功率 & 妊娠率】を上げる方法
成功率(妊娠率)は、タイミング法と同じ
シリンジ法で必ず妊娠できるとは限りません。シリンジ法の成功率(妊娠率)はタイミング法と同じで、1周期あたり20~30%です。
成功率(妊娠率)を上げる方法
男性は精液の量や質を上げるため、疲労やストレス、食生活、睡眠などには日頃から注意をしましょう。脂質の多い食事は控えた方が効果的です。
精子の鮮度を上げるため、シリンジ法を行う4~5日前に一度射精をしておくと良いでしょう。少しでも確率が上がるように実践してみて下さい。
シリンジ法への【男性の気持ち】


不妊治療をしているご夫婦で、シリンジ法を提案するのは、女性側が約9割のようです。実際、男性側としたら、どのような気持ちなのでしょうか?
シリンジ法への「男性の気持ち」
すぐにOKと答えたのは約8割で、かなり多くの方が受け入れてくれたようです。後の2割の方は、迷われる方や最初はNOと答えた方がおられます。
その理由として以下のようなものがありました↓
- シリンジ法についてよく分からない
- デメリットがないかなど不安
- 乗り気ではなかった
- 恥ずかしい
- 一旦、シリンジ法に頼らず頑張ってみたい
男性の気持ちも大切にする
シリンジ法は、男性はあまり知らない方も多く、不安になられる方もおられるので、シリンジ法については、説明や伝え方が大切かもしれません。
シリンジ法【障害児が生まれる確率】が上がる?


シリンジ法で「障害児が生まれる確率」が上がる?
シリンジ法で障害児が生まれる、という話を聞くことがありますが、シリンジ法で障害児が生まれる確率は自然妊娠と変わりません。
シリンジ法はクリニックでも採用されている安全な方法のひとつです。
精液をシリンジを使って膣内に注入する以外は、自然妊娠と同じプロセスで受精・妊娠に至ります。
そのためシリンジ法によって障害のある子どもが生まれる可能性は、自然妊娠と変わらないと考えられます。
シリンジ法(方法)よりも「身体の年齢」の方が大切
障害のある子供(障害児)が生まれる可能性に関係してくるのは「身体の年齢」です。
年齢が高くなると、卵子の染色体異常の数が増えていきます。この染色体異常は、障害の一つであるダウン症の要因の1つです。
高齢出産になると、発症のリスクが上がりますので、ご注意ください。
【シリンジ法】メリット & デメリット


メリット
- 自宅で簡単にできる
- 通院の必要がない
- 病院の不妊治療より低価格で行える
- 排卵日の精神的プレッシャーから解放される
- セックスレスや性行為障害でも取り組める
- 簡単なので回数が増えて妊娠率が上がる
などがあります。
→体験談:セックスレスの夫婦でも挑戦できたBさん(40代)
Bさん夫婦はセックスレスでしたが、「子どもが欲しい」という思いからシリンジ法をスタート。最初は不慣れだったものの、回数を重ねるごとにスムーズにできるようになり、半年後に妊娠。病院での高額治療を避けつつ、自宅でできたことに大きな安心感があったと言います。
デメリット
シリンジ法のデメリットとしては、衛生管理を怠ると感染症のリスクがあります。また、人工授精に比べると成功率(妊娠率)は低くなるという指摘があります。
もう一つのデメリットとして、タンポンや膣剤を挿入した経験の無い人などは、慣れていないとうまく注入できないかもしれません。
関連記事:妊活で注目!【シリンジ法のデメリット】とは?空気に触れると?!
関連記事:射精後、精子が卵子にたどり着くまでの時間
関連記事:【排卵日後】性行為しない方がいい?着床期の性行為は?
【よくある質問】シリンジ法の成功率(妊娠率)を上げる方法とは? やり方のコツ

Q1. シリンジ法で妊娠する確率(成功率)はどれくらいですか?
A. 一般的には、自然妊娠率(20〜30%/周期)と同程度かやや低いとされます。
排卵日のタイミングや精子の状態に大きく左右され、排卵日に合わせて1〜2日以内の使用が最も妊娠率が高まると報告されています。
🔗参考文献:トーチクリニック 妊活におけるシリンジ法とは?メリット・デメリットや妊娠率・やり方を解説
Q2. シリンジ法で妊娠しやすくなるコツや工夫はありますか?
A. 成功率(妊娠率)を上げるコツには以下のようなポイントがあります:
- 排卵日を正確に特定する(排卵検査薬・基礎体温)
- 精子を採取してできるだけ早く注入する(理想は15分以内)
- 挿入後に10〜15分ほど仰向けで安静にする
- 使用前にシリンジと容器を常温にしておく
- 女性側の膣内環境を整えておく(感染予防)
🔗参考文献:とくおかレディースクリニック タイミング療法と人工授精
Q3. シリンジ法で実際に授かった人はいますか?
A. はい。SNS・妊活ブログ・体験談サイトなどには「タイミング法では難しかったが、シリンジ法で妊娠した」という声が多く報告されています。
特に性行為に対するストレスやED、不妊治療初期段階のカップルにとって心理的負担が少ないため、前向きな評価が多いです。
🔗参考文献:妊活中カップルの本音!ぶっちゃけ妊活&シリンジ法ってどうなの?
Q4. シリンジ法に対する男性の気持ちは?拒否されることもある?
A. 個人差がありますが、以下のような心理的傾向が見られます:
- 「性行為を避けても妊活できる」ことに安心感を持つ男性もいる
- 一方で「自分が機械のように扱われている」と感じてしまう男性も
- 事前に夫婦でしっかり話し合うことが重要とされています
➡ 男性不妊やEDを抱えるケースでは、シリンジ法がパートナーシップの負担を軽減する手段として評価されることもあります。
🔗参考文献:こども家庭庁 男性不妊について|不妊のこと DICTIONARY
Q5. シリンジ法と障害児のリスクに関係はある?
A. 現時点でシリンジ法そのものが障害児のリスクを高めるという科学的根拠はありません。
ただし、精子の質や採取環境が悪い場合、染色体異常などのリスク因子に影響する可能性はあります。無菌的に清潔に行うことが重要です。
🔗参考文献:シリンジ法で障がい児が生まれる可能性について
🔗参考文献:妊活で注目のシリンジ法とは?メリット・デメリット・正しいやり方を徹底解説
【まとめ】シリンジ法の成功率(妊娠率)を上げる方法とは?障害児が生まれる可能性は?

シリンジ法とは、タイミング法と同じように、排卵日に合わせてシリンジ(針のない注射器)で精子を吸い取って、膣内に注入して受精させる、不妊治療法の一つです。
専用キットを購入すれば、誰でも行うことができ、シリンジ法で妊活をして授かった方もたくさんおられます。
しかしシリンジ法で妊娠するには
- 女性の年齢が35歳以下(自然妊娠の場合と同様に35歳以上では若い年齢に比べて妊娠率が下がる)
- 月経周期が整っている(排卵日が予測できる)
- 子宮筋腫や内膜症、卵管閉塞などの異常がない
- 男性も精液検査に異常がない
など、元々自然妊娠しやすい人でないと、妊娠の成功率(妊娠率)は低くなります。
自宅でもお手軽にできる妊活ということで、海外では非常にポピュラーな妊活方法として知られています。シリンジ法で授かった方もたくさんおられます。
シリンジ法のメリットとは
- 自宅で簡単にできる
- 通院の必要がない
- 病院の不妊治療より低価格で行える
- 排卵日の精神的プレッシャーから解放される
- セックスレスや性行為障害でも取り組める
- 簡単なので回数が増えて妊娠率が上がる
シリンジ法のデメリットとは
- 衛生管理を怠ると感染症のリスクがある
- 人工授精に比べると成功率(妊娠率)は低くなるという指摘がある
- タンポンや膣剤を挿入した経験の無い人などは、慣れていないとうまく注入できないかもしれない
シリンジ法で心がけたいことは、「排卵日をきちんと予測すること」「衛生面に気をつけること」「使った後は腰を高くして少し横になること」です。また、男性側も精子の質をよくするために、食生活や睡眠に気をつけたり、ストレスをためないようにすることが大事です。
「こんな方法もあるんだ」と知っておくことで、夫婦での選択肢が広がります。お互いの気持ちを大切にしながら、無理のない方法で妊活に向き合っていきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹


約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。




















