痔には「はり灸」がおすすめ!

2015年12月2日

痔について

痔とは、排便時に、肛門から出血したり、痛みを伴う状態を言います。痔には、大きく分けて、3つの種類があります。

痔核

いわゆるイボ痔です。

直腸の方にできる内痔核と、痔核が進行すると、それが肛門の外に出てしまうという外痔核があります。

外痔核には、排便時に便器に滴るような出血を伴うことがあります。

裂肛

いわゆる切れ痔です。

便秘のため、いきむ時間が長いと、肛門部に負荷がかかります。

(便が腸内に滞ってしまう状態が長く続くことで、便の水分が奪われ硬い便となり、出にくい状態で肛門を通過します。)

通過の際に、肛門の粘膜が傷つけられて、出血を引き起こします

切れた部分は、排便の度に、また切れやすく、痛みを伴うため、排便そのものを我慢してしまい、さらに便が硬くなってしまうという悪循環になります。

さらに進行すると、傷口部分が潰瘍化してしまいます。

痔ろう

いわゆるあな痔です。

肛門部を便が通過する時、特に下痢においては肛門腺から大腸菌などで細菌感染して化膿する場合があり、化膿が進行するとトンネルが形成され、それが肛門の周囲や直腸に開口し、化膿して膿が出てきます。

膿み・腫れ・痛み・発熱を繰り返し、化膿の範囲が広がると、人工肛門が必要になるおそれが…。

出来るだけ早めに治療することが大切です!

はり灸では

はり灸がとてもおすすめです。手術する前にぜひお試しください。

症状が軽い場合は、手術しなくても大丈夫な場合が結構多いのです。

痔核と裂肛には、特に効果があります。

肛門周辺の静脈は細く、網の目状に細かく張り巡らされているので血流が滞りやすく、『毛細血管に血流障害』が出来ると、痔になりやすいので、血流障害を改善することが大切なのです。

また、便秘が引き金になることも多く、食事内容やストレスも大きく関係しています。

はり灸では、痔の周りの局所の血液循環を改善できますし、便秘の併用治療もできます。

日常生活

基本的には、痔の原因となる生活習慣を改善すること!それが、どの段階であっても、とても大切なことです。

  • 便秘を治す
  • トイレで、強くいきまない
  • 毎日お風呂で、清潔にする
  • 長時間の座りっぱなし、立ちっぱなしは止める
  • 腰を冷やさないようにする
  • 食物繊維や水分をしっかり摂る
  • ストレスを溜め込まないようにする
  • おしり洗浄器付きのトイレを利用する
  • 肛門に負担のかからないようにしならがら腹筋力高める

もちろん治ってからも、再発を防ぐために、生活習慣に気をつけて過ごしましょう。

豊中市で痔なら 当院にお任せを!

帯状疱疹(ヘルペス)になったら、すぐに当院へ!

2015年12月2日

帯状疱疹とは

体のラインに沿って、ベルト状に(左右どちらかの片側)赤いボツボツが現れ、痛みを伴います。

症状

まず、体のどちらか片方に、チクチクするような痛みが起こります。

この時はまだ発疹は現れていません。

2~3日すると、痛かった部分に帯状に赤いブツブツ(発疹)、水ぶくれが出来ます。

この時点になると、はっきり帯状疱疹という診断がつきます。

皮膚症状も痛みも、2~3週間経つとかさぶたになって治ります。

たまに『帯状疱疹後神経痛』といって、皮膚症状が無くなった後でも痛みが残る場合があるので要注意です。

ヘルペスウイルスには、種類があります!

ヘルペスウイルスの種類と、それが引き起こす代表的な病気には、次のようなものがあります。

  • 単純ヘルペスⅠ型 → 口唇ヘルペス(口の周りに、痒みを伴う赤い発疹が出来る)
  • 単純ヘルペスⅡ型 → 性器ヘルペス(性器の周りに、痒みを伴う赤い発疹が出来る)
  • Varicella-Zosterウイルス → 水ぼうそう、帯状疱疹

ヘルペスウイルスは、人間の体の中の『神経節』という所が大好きなので、一旦かかるとそこに潜伏します。

そして、普段は顔を出さないのですが、風邪を引いたり、疲れが溜まったりして、抵抗力が落ちると、出てきて暴れ出します。

よく『風邪を引くと、口の周りにボツボツが出来る』のは、そのような理由なのです。

帯状疱疹は、小さい頃にかかった「水ぼうそうのウイルス」が、長い期間潜んでいて、免疫力が落ちたところで症状が出てしまう病気なのです。

お薬

皮膚科を受診して、早めに帯状疱疹のお薬を飲みましょう。

内服、外用薬がありますが、帯状疱疹の症状がひどければ、入院して点滴することもあります。

(ただし、これは症状を抑えるだけで、体の中のヘルペスウイルスを無くすことは出来ません。)

神経痛の痛みが残った場合には、麻酔科などで神経ブロックなどを行うこともあります。

『体を休める』ことが大切

ヘルペスウイルスは、体の中にずっと潜んでいたものです。

帯状疱疹が出てしまうということは、「疲れている証拠」です!

体力と免疫力が低下している状態ですので、ゆっくり休んでください。

体力と免疫力が低下する原因

 

  • 加齢
  • 過労
  • 大きなストレス
  • 栄養不足

などが考えられます。

普段から運動をして体力作りをしたり、過度な労働を避けたりしっかり睡眠を取るなどして、体のメンテナンスを行いましょう。

また、栄養バランスを考えて、3食しっかり食べることも効果的です。

帯状疱疹は、大人の10~20%が罹るとも言われています。

発症してしまったら早めに治療!そしてゆっくり休んで下さい。

豊中市で 帯状疱疹(ヘルペス) なら当院にお任せを!

妊娠高血圧症候群の過ごし方

2015年12月2日

妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)とは

妊娠期の主に「高血圧」を示す病気のことです。

後期(8ヶ月)に

  • 尿に淡白が出る
  • 顔や手足にむくみが出る
  • 血圧が高くなる などの症状が出ます。

妊娠高血圧症候群になると、血管が収縮して血液の循環が悪くなり、胎児の発育に影響が出たり、早産や死産になることもあります。

重症になると、胎盤の早期剥離、子癇(全身に痙攣を起こす)などになって、妊婦が死亡することもあり、母子共に大変危険です。

このような方は、妊娠高血圧症候群になりやすい

  • 35才以上の高年齢初産、15才以下の若年出産
  • 初産婦、過去に妊娠高血圧症候群だった人
  • 睡眠不足、ストレスが多い。
  • 太り気味
  • 糖尿病・腎臓病
  • 高血圧の方

対策

  • 日常の生活の中でバランスのとれた食生活や適度な運動。
  • ストレスを溜めない(まじめな人は注意)。
  • 太り過ぎない。太っていると発症しやすいので、妊娠を考えている場合は、その前から、食生活を見直してなるべく標準体重にしておきましょう。
  • 塩分控えめ。予防のために調理は薄味にして、塩分の摂取量を1日7~8gくらいにしておきましょう。
  • 適度な運動。激しい運動を避け、ウォーキングや散歩などの有酸素運動が適しています。
  • 禁煙。絶対禁煙です。深酒もよくありません。
  • 十分な睡眠。

治療法

1番の治療法は、出産することです。「出産は最高のデトックス」と、よく言われます。

妊娠高血圧症候群やHELLP症候群は、出産後は急速に症状が良くなります。

治療の中心としては『安静』と『入院』です。

また、タンパク質や塩分、水分摂取などを考え、カロリー制限をするなどの食事療法も大切になります。

最終的な治療としては、出産・妊娠の中断を考えなくてはいけません。

赤ちゃんの週数が成長に十分ではない場合、妊娠を継続し、その他、母体の状態も考慮しつつ、適切な分娩時期や方法を考える必要があります。

はり灸では

三陰交(さんいんこう)

このツボは、婦人科疾患によく使われます。

しかし、胎児の安定していない5ヶ月未満の妊婦にすると、流産へとつながることがありますので、ご注意ください。

胎児が安定した5ヶ月以降の妊婦にすると、いい子に育ち、安産へと導いてくれます。

お灸の方法

胎動を感じた頃(5ヶ月頃から出産までの間)、左右の『三陰交』にせんねん灸をします。

三陰交の場所:足の内踝の上3寸。頚骨の骨の際。(正しい場所は、お近くの鍼灸院で取ってもらいましょう。)

鍼灸で体調を整えよう!

身体のバランスを整えることによって、様々な症状(つわり・むくみなども)を緩和し、早産や妊娠高血圧症候群などのトラブルを予防します。

  • なかなか赤ちゃんを授かりにくかった人
  • 前回のお産でトラブルがあった人
  • 自然なお産をしたいと願う人

には、鍼灸の併用をおすすめしています。

赤ちゃんの元気な成長も応援します。大阪府 豊中市で 妊娠高血圧症候群なら 当院にお任せを!

うつ病にかかりやすい人

2015年12月2日

うつ病とは

気分がひどく落ち込んだり、何事にも興味を持てなくなったりして、強い苦痛を感じます。

うつ病の原因については、現代医学でも、未だにはっきりとわかっていません。

生活を送る上で、多少のストレスは抱えてしまうので、誰もがうつ病と無関係とは言えません。

身近に潜んでいる、ごくありふれた病気です。

しかし、その中でも、特に次の素因を持つ人が、ストレスにさらされ、傷心、転勤、出産といったような、今までとは違う環境に置かれると、うつ病になりやすいと言われています。

うつ病になりやすい人

  1. まじめで仕事熱心
  2. 完全主義で几帳面
  3. 仕事や家事を、人任せにできない
  4. 融通がきかない(思考が、柔軟性に乏しい)
  5. 人にどう見られているか、非常に気になる。

はり灸

当院では、たくさんのうつ病の方を施術しています。

うつ病によって起こる、めまい、発汗、不眠、頭痛などの症状が、はり灸によって改善されています。

施術で、人体のバランスを整えることよって、気分も落ち着いて、穏やかになっていきます。

身体を変えれば、心も変わるのです。

身体が軽くなれば、心も晴れやかになるように、はり灸を行うと、心の負担が軽くなります。

長期間に渡り、薬を飲み続けているうつ病の方も、はり灸と組み合わせることにより相乗効果が生まれます。

うつ病に対してはり灸の有効率は75%以上と、大変高い効果が出ています。

一人で悩まずに、頑張らなくてもいいのです。お互いに助け合いましょう。

心って、単純ではないから、皆で一緒に考えてみましょう 。皆さんの心の支えになれたら光栄です。

通院頻度

患者様の状態や症状の程度によります。始めのうちは、週に2回程度の施術をおススメします。

個人差がありますが、最初の頃は、効果が2~3日しか持ちません。

施術を続けていくと、徐々に持続時間が長くなり、週に1回程度の施術でも安定してきます。

さらに続けると、2週間くらい効果が持続するようになり、ドンドン楽な時間が増えてきます。

そして、症状が出なくなっていきます。

症例

豊中市 47歳 女性 K.U様

3年前から鬱状態で、1日中だるい、不安、1日横になっている。

首が凝る、下痢、引きこもり、食欲不振、寝つきが悪い、手足が冷たく汗をかく。病院で鬱病と診断。

くよくよすることが多く、精神的なバランスを崩している。

本来は、週に二回くらい通院して欲しいが、意欲がないので、1週間に1度の通院で来院してもらう。

カウンセリングをしっかり行い、話をしっかり聞く

2か月ほどで、睡眠、便通は良好になり、症状も安定してきました。眠れるようになり、倦怠感も取れてきました。

特に寒い時期に、症状が悪化するとのことで、月に2回くらいで継続通院中。

豊中市で うつ病 なら 当院にお任せを!

メニエール病(めまい)がかなり軽減!

2015年12月2日

メニエール病(めまい)

メニエール病という病気を、聞いたことはありますか?

主な症状

  • 耳鳴り
  • 難聴
  • 耳梗塞感
  • 回転性のめまい
  • 吐き気や嘔吐など

メニエール病は、30~50歳に多く見られます。

原因

原因は、まだはっきりしていません。

(内耳の自律神経の異常、血行不全、迷路内リンパ圧の昂進、アレルギー説、水分代謝の異常による)内耳内の水分貯留、中枢の発作などにより平衡障害を生ずるものではないか、等と言われています。

めまいの発作は、軽いもので数分~数時間、重いものになると2~3日続くケースもあります。

メニエール病は、一度で治ってしまう場合もありますが、そのほとんどが、治まっても、また同じような症状を繰り返します。

メニエール病になりやすいタイプ
  • ストレスを感じている
  • 疲れが、溜まっている
  • 睡眠が短い

上記の方は、ご注意下さい。体質改善に努めましょう。

はり灸では

東洋医学では、メニエール病「眩暈(めまい)」と言います。

発病して早い時期に「はり灸」を受けた場合、効果は上がりやすいです。

メニエール病は、繰り返し発症する場合があるので、なるべく一回目の発病で、完治しておくことが大切です。

分類

東洋医学では、主に以下の分類により、治療のアプローチも変わってきます。

①肝火上炎

眩暈・耳鳴・頭痛・顔と目が赤くなる・腫れる・イライラする・怒りっぽい

②気血不足

気血が不足すると脳を滋養できず、眩暈がおこる。不眠・冷え・体がだるい・動悸・息切れ・顔面が青白い

③腎精不足

「腎は精を蔵す」生命の根本である。不足すると生殖機能の低下・発育不良・眩暈・物忘れ・耳鳴・足腰の痛みなどがある

眩暈の原因(東洋医学)

「体内の水分が、正常に巡らない」ことだと考えます。

循環を良くするツボを使うことで、かなりの効果を得られます。

メニエール病を発症したばかりの人や、病院では回復が見られない人も、はり灸で良い効果を上げています。

難聴・耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐を伴う症状の方も、はり灸の適応症となります。

薬を飲み続けている方も「はり灸」と併用して頂くと、相乗効果が認められます。

また、再発の予防にもなりますのでぜひお試し下さい。

喜びの声

メニエール病 美容師 39歳 I.S様

30歳を過ぎた頃から、時々めまいが起きる。

しばらくすると落ち着くが、2~3ヵ月に一度、症状が出るので、困っていた。

ここ3年程は、何も起こらず気にしていなかったが、また5日前からめまいが出現。

仕事で立ちっぱなしが続き、気分が悪くなり病院へ。メニエール病と診断され、薬を処方される。

ネットで、薬以外の治療法を探し、当院へ。

肩こり・回転性のめまい・吐き気・耳閉感・耳鳴り・難聴・冷え性・イライラ・常に仕事での肉体的な疲労と精神的な疲労がある。

当院へは最初、週2のペースで来てもらう。

施術2回目で、耳鳴り・難聴・吐き気がかなり治まってきた。

耳の閉塞感がなくなり、めまいの頻度が減った。

施術4回目で気分がすっきりしてきて、めまいもかなり軽減した。

施術6回目で、耳の聞こえが、元に戻ってきた。仕事は、3日程お休みしたようだが、仕事で無理をしないように伝えた。

過度の飲酒があるので、お酒なども控えるようにアドバイスした。

体調管理と再発予防で、二週間に一度のペースで来院してもらっている。

豊中市でメニエール病(めまい)なら 当院にお任せを!

口コミ

豊中市/耳鳴り&めまい/女性/41歳/T.K様

耳なりと目まいがかなり激しい時に来院し、最初は先生の丁寧な説明も頭に入ってこない状態でした。

施術が進むにつれて目と体の状態が楽になり、1つ1つ説明をして頂きながらとても丁寧にじっくり見て頂きました。

帰るときには目まいと頭の中のモヤモヤした感じが取れており、久しぶりに周りの景色に色がついた様な感じでした。

年末も忙しい時も、この日のおかげで乗り切れた感じです。感謝しております。ありがとうございました。豊中市からも来院多数!

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