生理が来たのに基礎体温が下がらない場合、 妊娠の可能性(陽性)は?
2024年05月10日
目次
高温期のまま生理が来たら、妊娠の可能性(陽性)は?
生理周期と基礎体温がアンバランスになることございませんか?高温期のまま生理が来たり、生理が来たのに体温が下がらないとか…。
正常な生理周期
正常な生理周期であれば、生理開始から2週間前後の低温期を経て排卵し、排卵後に1~2日で一気に体温が上がって高温期に入り、12~14日高温期が続き、また体温がストンと下がって低温期に入り生理が来ます。
いつもと違うパターン
しかし、生理が来たのに体温が下がらない!と、いつもと違うパターンが起こる事もありますよね。基礎体温がいつもと違うと、不安になる方が多いと思います。
そこで今回は、高温期のまま生理が来る原因と妊娠の可能性についてご説明いたします。
高温期のまま生理が来る(基礎体温が下がらない)【原因】
原因①ホルモンバランスの乱れや、黄体機能不全の可能性
高温期に生理が来たり、高温期が不安定であったり、生理のタイミングが早い時は、ホルモンバランスの乱れや、卵胞の発育不全からくる黄体機能不全の可能性があります。
しっかりと卵胞を育てるためには、次の卵胞を育てるために生理期間中、十分な低温期が必要になります。
原因②子宮内膜症やホルモン剤の影響も
また、高温期のまま生理が来る(基礎体温が下がらない)のは、子宮内膜症などの体内の炎症により体温が下がりにくくなることや、ホルモン剤を使用していると、体温が下がりきらないこともあります。
いつもと違うなと感じたら早めに産婦人科を受診しましょう。
生理が来たのに基礎体温が下がらない場合、 妊娠の可能性(陽性)がある?
生理が来たのに基礎体温が下がらない場合、 妊娠の可能性(陽性)は?
いつもの生理とは少し異なり、排卵から2週間経っても月経が起きず高温期のままで、一時的な少量の出血が見られた場合、着床時の出血(妊娠している)可能性があります。
受精卵が子宮内膜に根を下ろす着床時に、わずかな出血が起こる(着床出血)ケースがあるのです。
この場合は、出血後から5日後くらいに妊娠検査薬でチェックして、陽性反応が見られたら妊娠の可能性があるので、さらに1週間後くらいに産婦人科を受診しましょう。
ただし、だらだらと出血が続くようであればすぐに受診するようにしましょう。
生理不順の方は気づかないことも
もともと生理不順な人は、高温期のまま早めに生理が来て短期間で終わってしまったと思い込んで、妊娠に気づかない人も多いようです。
高温期が長く続いた後に、低温期が来たら
化学流産の可能性も…
高温期が16日以上続いたにも関わらず、その後普通に低温期、生理がきた場合、化学流産が起こっていた可能性もあります。
化学流産による症状は、生理のような出血がある程度で、腹痛、気分が悪くなるなどの症状はほとんどなく、化学流産に気づかないまま過ごす方も多くいます。
化学流産すると妊娠しにくくなる?
また、化学流産したからといって、その後に妊娠しにくくなるわけではありませんのでご安心ください。
【まとめ】生理が来たのに基礎体温が下がらない場合、 妊娠の可能性(陽性)は?
生理が来たのに基礎体温が下がらない場合、 妊娠の可能性(陽性)?
いつもの生理とは少し異なり、排卵から2週間経っても月経が起きずに高温期のままで、一時的な少量の出血が見られた場合、着床時の出血(妊娠している)可能性があります。
受精卵が子宮内膜に着床する時に、わずかな出血(着床出血)が起きるケースがあります。
高温期のまま生理が来る【原因】
- 原因①ホルモンバランスの乱れや、黄体機能不全の可能性
- 原因②子宮内膜症やホルモン剤の影響も
いつもと違うなと感じたら早めに産婦人科を受診しましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。