鍼治療【効果が出るまで】どれくらいかかる?いつから?
2024年05月14日

「何回くらい通えば効果が出るの?」「すぐにラクになるのかな…?」
初めて鍼治療を受けるとき、そんな不安を抱える方は少なくありません。
病院の薬のように即効性があるわけではないため、治療の途中で「本当に効いてるのかな?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
でもご安心ください。鍼治療にはきちんとした“効果が出るまでの流れ”があります。この記事では、鍼治療の効果が出るまでにかかる目安や、どんな症状にどのくらいの期間が必要なのか、詳しくご紹介いたします。
目次
鍼治療【効果が出るまで】どれくらいかかる?いつから効果?
鍼灸治療とは?
鍼灸治療には、肩コリや痛みの改善、リラックス効果、内臓の働きを調節する等の効果があります。
肩こり、腰痛や、冷え性、便秘、片頭痛、体質改善、不妊治療、美容などでよく利用されています。
鍼を皮膚に刺すことで、その刺激が脳に届き、血行が良くなり、全身のバランスがよくなり症状が和らいでいきます。
鍼治療「効果が出るまで」どれくらい?いつから?
よく鍼治療の効果が出るまでどれくらいかかりますか?いつから効果が出ますか?何回で効果が出ますか?と鍼治療の即効性についてよく聞かれます。
個人差があるので明確にお答えすることは難しいのですが、目安をご紹介します。
鍼治療の効果は治療を受けた直後から出ますが、遅いと数日かかるケースもあります。
鍼治療の効果が出るまで、どれくらいかかるのか?は、個人の体質や、治療を受けた部位、症状、不調内容によって異なります。
また、鍼治療はその日の一時的な効果ではなく、根本的な不調から治療を行っていく為、ある程度の期間が必要になる場合もあります。
なので、「すぐに治らないから、安易に効果なし!」と捉えてしまわないようにしましょう。
鍼治療「効果が出るまで」何回くらい?
鍼治療の「効果が出るまで」何回くらい?というのは、答えにくい質問です。やはり、これは、体質や、症状、不調内容によって異なってきます。
鍼治療の効果が出るまでの【期間】は、慢性?急性?で変わる
慢性(肩こり、自律神経等)は、鍼治療の効果が出るまで、どれくらい?
基本的に、慢性疾患(肩こり、腰痛、自律神経など)は、鍼治療の効果が出るまでに時間がかかります。
体質改善(慢性疾患)の場合、鍼治療の効果が出るまでには、症状や施術の頻度にもよりますが、だいたい3ヶ月から6ヶ月程度の継続的な治療を重ねていく必要があります。
鍼治療の効果が出るまで、即効性を気にせずに焦らず、コツコツ体質改善をしていきましょう。
慢性疾患(肩こり、腰痛、自律神経など)の場合には、早期に「効果なし!」と捉えてしまわないようにしましょう。
→体験談:
長年のデスクワークによる慢性的な肩こりに悩まされていた40代女性。初回の治療直後に「肩の重さが軽くなった」と実感され、3回目の施術後には仕事終わりの頭痛も軽減。現在は月1回のメンテナンスで快適に過ごされています。
急性は、鍼治療の効果が出るまで時間がかからない
急性疾患は基本的に回復が早いです。例えば、ぎっくり腰や打撲などは治りも早いです。急性疾患の場合には、鍼治療の効果が出るまで時間がかかりません。
しかし、慢性疾患はどうしても時間がかかります。長い時間をかけて出来上がった病気ですので、鍼治療の効果が出るまで時間がかかります。
→体験談:
朝起きたらぎっくり腰で動けなくなったという30代男性。来院当日に鍼治療を行い、翌日には歩行がスムーズに。3回目の治療でほぼ痛みが消失し、元の生活に戻ることができました。急性症状は比較的早く効果が表れやすいです。
慢性(肩こり、自律神経等)は、時間がかかる
鍼治療の効果が出るまでどれくらいかかるのか、不安になる気持ちも分かるのですが、
- 慢性の肩こり
- 自律神経失調症
- 慢性の腰痛
- 内臓疾患
など、長年患っている病気は、根っこをしっかり治す必要があるため、鍼治療の効果が出るまで時間がかかります。慢性疾患の場合には、早期に効果なし!と捉えてしまわないようにしましょう。
→体験談:
夜なかなか眠れず、日中も疲労感が抜けないという50代女性。鍼治療と生活習慣のアドバイスを組み合わせ、2ヶ月で眠れる日が増加。3ヶ月目には「朝起きたときの爽快感が違う」と話され、継続中です。焦らず向き合うことが大切です。
鍼灸治療の【持続期間】について
鍼灸治療の「持続期間」
鍼治療の効果の持続期間は、それぞれの身体の状態や症状にもよりますが、始めは1週間も維持できないケースが多いです。
しかし、治療を繰り返していくたびに、1週間、2週間、3週間と持続期間が延びていき、最終的には根本的な原因が解決できれば、症状が無くなっていきます。
鍼治療の効果を「持続」させるためには
せっかく定期的に鍼治療を行っていても、バランスの良い食生活や十分な睡眠時間、適度な運動など、健康的な生活習慣を心がけることが出来ていなければ、鍼の効果は半減してしまします。
ほとんどの病気は、生活習慣の中に原因があります。
自分の身体にとって悪い習慣を変えずに鍼治療を受けても、鍼治療の効果が出るまで時間もかかり、効果の持続時間は短くなります。
何をどのように改善したら良いのか分からない場合は、鍼灸院ではカウンセリングもしておりますので、是非ご相談ください。
徐々に「効果の持続期間」が長くなっていく
治療を受け始めたての頃は、治療効果の持続期間が短いので、週に1~2回の治療をおすすめします。
治療を繰り返し、効果が長持ちしてくるようになったら、2週間に1回、3週間に1回、1ヶ月に1回と治療と、治療の間の期間を延ばして様子を見ていきましょう。
→体験談:
「手足の冷えと便秘がつらい」と来院された20代女性。初期は週1回のペースで治療。最初の頃は数日で元に戻っていましたが、1ヶ月を過ぎた頃から冷えの戻りが緩やかに。3ヶ月経過後には2週間に1度の治療でも快適に過ごせるように。
【まとめ】鍼治療の効果が出るまで、どれくらいかかる?いつから?
鍼治療の効果が出るまで、どれくらいかかる?
鍼治療の効果は、治療を受けた直後から出ます。しかし、すぐに効果が出ないケース(慢性疾患、難病など)もあります。
鍼治療の効果が出るまで、どれくらいかかるのか?は、体質や、症状、不調の内容によって異なります。
鍼治療「効果が出るまで」何回で効果が出る?いつから?
何回で効果が出るのかは、体質や、症状、不調内容によって異なってきます。
慢性疾患(肩こり、自律神経等)は、時間がかかるかも
鍼治療の効果が出るまでどれくらいかかるのか、不安になる気持ちも分かるのですが、
- 慢性の肩こり
- 自律神経失調症
- 慢性の腰痛
- 内臓疾患
など、長年患っている病気は、根っこをしっかり治す必要があるため、鍼治療の効果が出るまで時間がかかります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。