【腎虚】腎を強くする(補う、改善)効果的な食べ物

2024年05月14日

最近、なんだか疲れやすくなった…

夜中にトイレで何度も目が覚める…

生理不順や耳鳴り、めまいが気になる…

それ、もしかすると「腎虚(じんきょ)」のサインかもしれません。

東洋医学では、「腎」は単なる腎臓ではなく、生命力そのものを司るとされる大切な存在です。成長や発育、生殖、老化のコントロールにも深く関わっているため、腎の機能が弱ると、さまざまな不調が現れ始めます。

本記事では、「腎虚とは何か?」をわかりやすく解説しながら、腎を強くするための食事やツボ、生活習慣の改善法を詳しくご紹介します。

「最近なんとなく不調…」と感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

腎虚(腎の機能が低下)について

腎とは(東洋医学)

ここでいう腎(東洋医学)とは、西洋医学における「腎臓」の働きだけを指すのではなく、成長、発育、生殖に関する働きのことを示しています。具体的には、泌尿器や生殖器などの働きも入ります。

腎虚とは?→ 腎の機能低下

腎虚とは、腎の機能低下を表します。

患者様の診察をしていると、脈診で「腎(じん)」の機能が低下している方が多く見られます。

腎の機能低下は、老化に繋がり、生殖や成長、発育ホルモン、内分泌系、免疫系などの機能、いわば生命力の源泉と考えられる機能が低下していることになります。

なので腎が弱ると、成長・発育・生殖に関したことに支障が出てくるのでご注意ください。

🔍 事例紹介:

40代女性・冷えと疲れが取れない相談
「最近、耳鳴りやめまいが頻繁で、生理も乱れてきた」と相談された40代女性。脈診では腎の脈が沈んでおり、典型的な腎虚の状態でした。食生活を見ると、甘い物や果物を頻繁に摂っており、運動不足。黒豆や黒ごま、玄米などの食材に切り替えてもらい、スクワットとウォーキングを日課に。3か月後には、体の冷えやめまいも軽減し、「なんだか元気になった」と笑顔で話してくれました。

腎虚【症状】

腎虚【症状】

腎の機能が低下する事によって起こる症状は以下の通りです。

  • 耳が聞こえにくくなる
  • 耳鳴り
  • 忘れっぽくなる
  • めまいがする
  • 頻尿、尿漏れ
  • 骨が弱くなる
  • 生理痛、月経異常
  • 不妊症
  • 寒がり、暑がり
  • 気持ちが落ち着かない

など、老化現象のような体の不調のサインが出始めます。これらの腎の機能が低下する事を東洋医学で「腎虚」といいます。

腎は全身に栄養や水分を供給する働きがあります。腎虚をそのままにしておくと、人間の身体本体が持っている免疫力や自然治癒力が低下してしまいます。

今回は、腎を強くする食べ物(腎虚を改善させる食べ物)や腎を強くするツボなどをご紹介していきます。

 

腎を強くする食べ物(腎虚を改善させる食べ物)東洋医学について

腎を強くする食べ物(腎虚を改善させる食べ物)東洋医学について

腎を強くする食べ物(腎虚を改善させる食べ物)

東洋医学的に腎臓を強くする食べ物をご紹介いたします。

  • 大豆・玄米(腎を補う穀物)
  • 栗(腎を補う果物)
  • 豚肉(腎を補う肉)
  • 椎茸(腎を補うキノコ)
  • 鰻(腎を補う魚)
  • もやし(腎を補う野菜)

などです。

腎虚には【黒い食べ物】がおすすめ

東洋医学的に腎臓を強くするには、黒い食べ物が良いと言われています。

黒い食べ物とは、

  • 黒きくらげ
  • 黒ゴマ
  • 黒豆
  • 黒米
  • ひじき、海苔、昆布、わかめ
  • 牡蠣
  • 黒酢

など、腎を強くする作用があると言われています。

【その他】腎を強くする食べ物

スッポン 烏骨鶏の肉・卵 鶏のレバー えび 貝柱 カシューナッツ プルーン なまこ えごまの葉 枝豆 カリフラワー にら キャベツ ブロッコリー マッシュルーム 桑の実 プルーン ぶどう ブルーベリー いとより さざえ さより ししゃも すずき たい どじょう まながつお

これらの腎を強くする食べ物を、普段の食事の中に取り入れてみて下さい。

🔍 事例紹介:

50代男性・夜間頻尿が改善
「夜中に何度もトイレに起きる」という悩みを抱えていた50代男性。朝は白湯、食事には黒ごまや鰻、海藻類を取り入れ、毎晩太渓のツボにお灸。2週間ほどで夜中のトイレ回数が1回に減り、熟睡できるように。「日中の集中力も戻ってきた」と喜ばれていました。

 

腎を弱くする食べ物

腎を弱くする食べ物

 

逆に、「甘い物」は腎を弱くする食べ物になります。腎虚の症状がある場合は、甘い物(ジュース、お菓子、果物)の食べ過ぎ、飲み過ぎに気をつけて下さい。

 

腎虚の改善に効くツボ(東洋医学)について

次に腎虚の改善に効くツボをご紹介いたします。セルフでお灸も出来るので試してみて下さい。

太渓(たいけい)

太渓のツボは、内くるぶしとアキレス腱の間にある窪みです。

ツボの押し方(お灸)

太渓のツボを刺激することによって、腎(生命力を)強め、加齢に伴う様々な症状に対応する事が出来ます。

腎を強くするには、人差し指と親指でアキレス腱をつまむようにして、太渓(腎)のツボ刺激しましょう。お灸もおすすめです。

🔍 エピソード:

更年期の女性がツボ刺激とお灸で体質改善
更年期のホットフラッシュや情緒不安定を訴えた女性に、太渓のお灸をすすめました。夜に毎日5分ほどお灸を続けた結果、3週間で「気持ちが落ち着くようになった」と話され、冷えやめまいも徐々に軽減。腎の弱りが精神面にも影響することを実感されたようです。

 

腎を強くするには?

腎を強くするには?

腎を強くする運動について

腎を強く(改善)するには、足腰を鍛える運動が必須です。腎虚の方は、足が弱かったり冷えているケースが非常に多いです。

足の筋肉が衰えると、重力で下がった血液を上に押し戻すことが出来ずに停滞します。血流が悪くなることは、腎の機能を低下させるからです。

疲れるからと言って、安静にしてばかりいると、高齢世代は弱っていくのが早いです。

腎を強くするには、お家で出来るスクワットや、お天気の良い日はウォーキングなどをして、足腰を日頃から鍛えましょう。

腎虚の冷え性(冬は注意)

腎は冷えや冬の寒い季節に傷めやすいので、冷えから身体を守りましょう。腎を養い、体を温め、乾燥に注意し、質の良い睡眠をしっかりとることが大切です。

また、腎虚の人は、身体を冷やしてしまいがちなので、朝起きたら白湯を200ml飲んで、胃腸を刺激してあげたり、夜は38~40℃のぬるま湯にゆっくり浸かり、身体を温める生活を心がけましょう。

 

また、今回ご紹介した腎を強くする食べ物やツボも取り入れながら、腎を強くする身体つくりをやってみて下さい。

 

【まとめ】【腎虚】腎を強くする(補う、改善する)効果的な食べ物

腎とは(東洋医学)

ここでいう東洋医学の「腎」とは、西洋医学における「腎臓」の働きだけを指すのではなく、成長、発育、生殖に関する働きのことを示しています。具体的には、泌尿器や生殖器などの働きも入ります。

腎虚とは?→ 腎の機能低下

腎虚とは、腎の機能低下を表します。

腎の機能低下は、老化に繋がり、生殖や成長、発育ホルモン、内分泌系、免疫系などの機能、いわば生命力の源泉と考えられる機能が低下していることになります。

なので腎が弱ると、成長・発育・生殖に関したことに支障が出てくるのでご注意ください。

腎虚の症状

腎の機能が低下する事によって起こる症状は、以下の通りです。

  • 耳が聞こえにくくなる
  • 耳鳴り
  • 忘れっぽくなる
  • めまいがする
  • 頻尿、尿漏れ
  • 骨が弱くなる
  • 生理痛、月経異常
  • 不妊症
  • 寒がり、暑がり
  • 気持ちが落ち着かない

など、老化現象のような体の不調のサインが出始めます。これらの腎の機能が低下する事を東洋医学で「腎虚」といいます。

 

腎を強くする食べ物(腎虚を改善する食べ物)東洋医学

  • 大豆・玄米(腎を補う穀物)
  • 栗(腎を補う果物)
  • 豚肉(腎を補う肉)
  • 椎茸(腎を補うキノコ)
  • 鰻(腎を補う魚)
  • もやし(腎を補う野菜)

腎虚には【黒い食べ物】が良い

東洋医学的に腎臓を強くすると言われている黒い食べ物とは、

  • 黒きくらげ
  • 黒ゴマ
  • 黒豆
  • 黒米
  • ひじき、海苔、昆布、わかめ
  • 牡蠣
  • 黒酢

これらの腎を強くする食べ物を、普段の食事の中に取り入れてみて下さい。

腎虚の改善に効くツボ(東洋医学)

太渓(たいけい)は、腎虚の改善に効くツボです。セルフでお灸も出来るので試してみて下さい。

太渓のツボを刺激することによって、腎(生命力を)強め、加齢に伴う様々な症状に対応する事が出来ます。腎を強くするには、太渓(腎)のツボ刺激しましょう。お灸もおすすめです。

 

腎を強くする運動は何?

腎を強く(改善)するには、足腰を鍛える運動が必須です。腎虚の方は、足が弱かったり冷えているケースが非常に多いです。

腎を強くするには、スクワットや、ウォーキングなど、足腰を日頃から鍛えましょう。

 

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
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