妊娠初期症状 & 生理前の違い(胸の張り、頭痛、腰痛など)
2024年10月7日
目次
妊娠初期症状 & 生理前の違いを覚えておこう!
妊娠初期症状と生理前症状は似ているところもあり、妊活中の女性は、妊娠したのか生理になるのかと、落ち着かないかもしれません。
それでは、妊娠初期症状と生理前症状の違いをご紹介します。
【基礎体温】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【基礎体温】生理予定日になっても高温期が続く?
妊娠初期症状も生理前も、高温期(体温が高い)にあたりますが、妊娠している場合には生理予定日になっても高温期が続きます。
3週間以上の高温期が続くなら、妊娠しているかも
3週間以上の高温期が続くと、妊娠している可能性が高くなります。妊娠していなければ体温は下がり、低温期に入ります。
【胸の張り】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【胸の張り】どちらも胸の張りが起きる
妊娠初期症状と生理前のどちらも胸の張りが起こりますが、妊娠初期症状の場合は生理前よりも強く胸の張りが出て、痛む時もあります。
胸の張りは、黄体ホルモンが急増する影響で、乳腺や乳管が活性化したり血液量が増加するためです。
生理予定日を過ぎても胸の張りが続くなら、妊娠しているかも
妊娠している場合は、生理予定日を過ぎても胸の張りが続きますが、生理が始まれば自然と、胸の張りも1~2日でおさまります。
【下腹部痛】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【下腹部痛】どちらも下腹部痛が起きる
妊娠初期症状と生理前の両方とも下腹部痛が起こることが多くなります。
生理前の下腹部痛は、排卵に伴う痛みや、便秘、生理を起こす為の子宮の収縮が原因の場合もあります。
妊娠初期症状の下腹部痛
妊娠初期症状の下腹部痛は、ホルモンバランスの変化や、子宮が大きくなっていくことによって起こり、生理痛と比べて痛みが長く続き、少量の出血を伴う場合があります。
また、腸の動きが弱まって便秘になりやすく、腸内にガスが溜まることでお腹の張りや下腹部が重くチクチク痛む場合があります。
【風邪のような症状】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【風邪のような症状】どちらも起きる
倦怠感や急激な眠気、熱っぽいほてり、気持ち悪いといった症状も、妊娠初期症状と生理前のどちらにも現れます。
どちらも黄体ホルモンの分泌量が増加するためで、生理前症状は「pms」と呼ばれています。
生理予定日を過ぎても治まらないなら、妊娠しているかも
妊娠している場合は、生理予定日を過ぎても治まらず、吐き気やげっぷ、臭いに敏感になるなどの、つわりの症状が出てくることがあります。
【頭痛・腰痛】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【頭痛・腰痛】どちらも起きる
生理前は、子宮を収縮させて生理を起こさせるプロスタグランジンというホルモンの影響で、子宮の周りの血管も収縮させるため、頭痛や腰痛といった症状が起こります。
妊娠初期症状でも、女性ホルモンの分泌量が増加することで、頭痛や腰痛が起こります。腰痛は、受精卵が着床すると子宮内膜が変化することで起こる場合もあります。
【おりもの】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【おりもの】の違い
生理前は白っぽく粘り気がありますが、妊娠初期症状ではエストロゲンの分泌量が増えることで、白やクリーム色でサラッとしています。
量は、妊娠初期は多くなる傾向があります。においはどちらも酸っぱくてきつくなります。
妊娠前は、着床出血によっておりものに少量の血液が混じって、ピンク色や茶色になっていることがあります。
【肌荒れ】妊娠初期症状 & 生理前症状の違い
【肌荒れ】どちらも、肌荒れやニキビができやすい
妊娠初期症状と生理前症状のどちらにも、肌荒れやニキビができやすい傾向があります。
生理前よりも肌荒れやニキビが酷くなるなら、妊娠しているかも
妊娠初期症状では、特に妊娠を維持する女性ホルモンの量が増加する為、生理前よりも肌荒れやニキビが酷くなる場合があります。
妊娠初期症状 & 生理前症状は、とてもよく似ている!
このように妊娠初期症状と生理前症状はとてもよく似ていて、どちらも女性ホルモンの分泌量が増加する事によって起こります。
生理予定日を1週間過ぎても高温期が続いていると、妊娠の可能性が高くなりますので、毎朝基礎体温をつけて体調の変化を見逃さないようにしましょう。
【まとめ】妊娠初期症状 & 生理前の違い(胸の張り、頭痛、腰痛など)
妊娠初期症状と生理前症状は似ているところが非常に多く、混乱しやすいです。妊娠初期症状と生理前症状の違いをまとめました。
【基礎体温】生理予定日になっても高温期が続く
妊娠初期症状も生理前も、高温期(体温が高い)なのですが、妊娠している場合には生理予定日になっても高温期が続きます。
3週間以上の高温期が続くなら、妊娠の可能性あり
3週間以上の高温期が続くと、妊娠している可能性が高くなります。妊娠していなければ体温は下がり、低温期に入ります。
【胸の張り編】
妊娠初期症状と生理前のどちらも胸の張りが起こりますが、妊娠初期症状の場合は生理前よりも強く胸の張りが出て、痛む時もあります。
妊娠している場合は、生理予定日を過ぎても胸の張りが続きますが、生理が始まれば自然と、胸の張りも1~2日でおさまります。
【下腹部痛編】
妊娠初期症状と生理前の両方とも、下腹部痛が起こることが多いです。
生理前の下腹部痛は、排卵に伴う痛みや、便秘、生理を起こす為の子宮の収縮が原因の場合もあります。
【風邪のような症状編】
風邪のような症状は、妊娠初期症状と生理前のどちらにも現れます。
妊娠している場合は、生理予定日を過ぎても症状が治まらず、吐き気やげっぷ、臭いに敏感になるなどの、つわりの症状が出てくることがあります。
【頭痛・腰痛編】
生理前は、子宮を収縮させて生理を起こさせるプロスタグランジンというホルモンの影響で、子宮の周りの血管も収縮させるため、頭痛や腰痛といった症状が起こります。
妊娠初期症状でも、女性ホルモンの分泌量が増加することで、頭痛や腰痛が起こります。腰痛は、受精卵が着床すると子宮内膜が変化することで起こる場合もあります。
【おりもの】
生理前は白っぽく粘り気がありますが、妊娠初期症状ではエストロゲンの分泌量が増えることで、白やクリーム色でサラッとしています。
量は、妊娠初期は多くなる傾向があります。においはどちらも酸っぱくてきつくなります。
妊娠前は、着床出血によっておりものに少量の血液が混じって、ピンク色や茶色になっていることがあります。
【肌荒れ】
妊娠初期症状と生理前症状のどちらにも、肌荒れやニキビができやすいですが、生理前よりも肌荒れやニキビが酷くなる場合には、妊娠初期症状かもしれません。
妊娠初期症状 & 生理前症状は、とてもよく似ている!
どちらも女性ホルモンの分泌量が増加する事によって起こります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。