【妊娠中&授乳中のカフェイン】発達障害になりやすい?
2025年06月7日

【この記事でわかること】
- 妊娠中・授乳中のカフェイン摂取リスク
- カフェインの安全な摂取量と対処法
- カフェインを含む食品・飲料の具体例
本記事では、妊娠中や授乳中にカフェインを摂取するとどうなるのか、その影響やリスク、安全な摂取量の目安について詳しく解説しています。
「妊娠前にコーヒーを飲んでしまったけど大丈夫?」「ハーブティーやチョコレートにも注意が必要?」と不安を感じている方に向けた内容です。
結論として、カフェインは適量であれば大きな問題にはなりませんが、摂り過ぎると胎児の発育に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
本文中では、カフェインの代謝メカニズムや、実際の摂取量目安、コーヒー以外のカフェインを含む飲み物・食品についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
妊娠中の【カフェイン】について
妊娠中に
- カフェインの摂り過ぎに気をつけたり
- 妊娠初期にコーヒーを飲んでしまった!
- 1日だけ取りすぎた!
- 妊娠初期に気づかずにコーヒーを飲んでた!
と、気にされる妊婦さんも多いのではないでしょうか。
カフェインについてはあまり気にしない方もおられますが、やはり妊娠中や授乳中には注意が必要ですので、ご紹介いたします。
【妊娠中のカフェイン】なぜダメ? 理由は?

妊娠中(妊婦さん)のカフェインは、なぜだめなのでしょうか?
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、中枢神経に作用しますので、取りすぎた場合、以下の症状が出やすくなります。
- めまい
- 心拍数の増加
- 興奮、不安、震え
- 不眠症
- 下痢、吐き気
といった症状の原因になることがあります。
→体験談:
妊娠が判明するまで、毎朝コーヒーを2杯飲んでいたAさん。妊娠5週目で発覚し、不安に。医師に相談したところ「今後気をつければ問題ない」と言われ、安心してカフェインを控える生活に切り替えました。無事に出産し、「知識があれば、もっと安心できた」と話していました。
「妊娠中のカフェイン」なぜダメ?理由は?
妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を経由して胎児にも届きます。
妊婦さんに良くないと言われている理由としては、カフェインは胎盤の血管を収縮させ、発達障害や低体重児、早産の原因になるとされているからです。
妊娠中はカフェインの代謝速度は遅くなり、妊娠後期や出産間近になると、妊娠前の1/3ほどのカフェインしか代謝できなくなると言われています。
「赤ちゃんへの影響」発達障害など
また、お腹の赤ちゃんは肝機能が未熟なので、カフェインの代謝に時間がかかってしまいます。
妊娠中にカフェインを摂取すると、胎児が長時間カフェインの影響を受けてしまうことになります。
世界保健機構(WHO)では、過剰なカフェイン(300mg以上)は胎児の発達障害などに関わる可能性があるとされ、妊婦さんには一日の摂取量を制限することがすすめられています。
【対処法】妊娠中にカフェインを摂りすぎた!飲んでしまった!


妊娠中のカフェイン「摂取量」
コーヒーなどのカフェインが好きな方にとって、妊娠中のカフェイン摂取量(どのくらいならOK?)は気になりますよね!
妊娠中のカフェイン摂取量は、1日200~300mgが望ましいとされていて、コーヒーならマグカップ2杯ほどです。海外には制限を求めている国も存在します。
→体験談:
妊娠中に「ノンカフェイン」と思って選んでいたハーブティーと、間食のハイカカオチョコレート。実はどちらもカフェインを含んでいて、眠れない日が続いたBさん。助産師の指導で摂取量を見直したところ、体調が安定。「カフェインは飲み物だけじゃない」と実感したそうです。
妊娠中(妊娠初期)カフェインを摂りすぎた場合の対処法
- 妊娠初期にコーヒーを飲んでしまった!
- 1日だけ取りすぎた!
- 妊娠初期に気づかずにコーヒーを飲んでた!
ということも、意外によくあるのではないでしょうか…。
妊娠前に摂取したカフェインは、自然に代謝されて排出されるため問題ありません。
また、妊娠中や授乳中でも少量のカフェインであれば、心配することはないでしょう。もし取りすぎたと早めに気づけば、カフェインが少しでも排出されるように「水を飲む」ことも大切です。
【授乳中】のカフェインについて

授乳中のカフェイン
授乳中についても、妊娠中と同じく1日マグカップ2杯ほどなら、母乳に影響はないとされています。しかし、微量でも赤ちゃんがカフェインを摂取することになるので、注意が必要です。
カフェイン「赤ちゃんへの影響」について
新生児は薬物代謝の力がほとんどありませんので、母乳に含まれるカフェインは50~100時間も赤ちゃんの体内に留まることになります。
カフェインの興奮作用で、赤ちゃんの寝つきが悪くなる可能性もあります。過剰摂取には気をつけましょう。
カフェインの【過剰摂取】によるリスクについて


「母体」のカフェイン取りすぎによるリスク
- 不眠
- 利尿作用
- 不安やイライラ
- 血管収縮による高血圧や頭痛や動悸
- 胃痛や吐き気、嘔吐・下痢
「胎児」のカフェイン取りすぎによるリスク
- 低酸素状態
- 低体重(胎児の発育を阻害)
- 母乳に含まれるカフェインによる不眠
【コーヒー以外】カフェインが含まれる飲み物(コーラなど)


コーヒー以外にも、カフェインが含まれる飲み物(緑茶など)は身近にたくさんあります。
100ml中のカフェイン濃度は以下の通りです。
- コーヒー(60mg)
- 烏龍茶 (20mg)
- 緑茶、せん茶(20mg)
- 紅茶(30mg)
- 玉露茶(160mg)
- 番茶、玄米茶(10mg)
- インスタントコーヒー(55mg)
中でも、玉露茶はカフェイン濃度がとても高くなるので、妊娠中は控えることをおすすめします。コーラやエナジードリンクにもカフェインは含まれています。
カフェインが含まれる食べ物(チョコレート)について


ハイカカオと表示されたチョコレートは、ミルクチョコレートやココアよりカフェイン量が多くなります。
ホワイトチョコレートはカカオマスから搾り取ったカカオバターから作られているため、通常のチョコレートと比べてカフェイン量は少なめです。
関連記事:【たんぽぽ茶】妊活や母乳への効能・効果 & 危険な副作用とは?
関連記事:妊活中におすすめ!【着床率を上げる】食べ物&飲み物
関連記事:妊活中【コーヒー・カフェイン】なぜダメ?いつからやめるべき?
【よくある質問】妊娠中&授乳中のカフェインは発達障害になりやすい?

Q1. 妊娠中にカフェインを摂ると、発達障害になりやすいって本当?
A. 現時点で「カフェイン摂取が発達障害の原因となる」という明確な医学的証拠はありません。
ただし、高用量のカフェイン摂取は、流産や低体重児のリスクを高める可能性があるため、妊娠中は控えめが推奨されています。
🔗参考文献:食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~ – 厚生労働省
🔗参考文献:東京都保健医療局 コーヒーにはカフェインが含まれているので、飲むと胎児に影響があると聞きました。本当ですか?【食品安全FAQ】
Q2. 妊娠中にカフェインを取りすぎてしまった日があります。赤ちゃんに影響はありますか?
A. 一日だけの過剰摂取で、重大な影響が出る可能性は極めて低いとされています。
重要なのは「習慣的な摂取量」であり、翌日以降、カフェイン量を意識して減らすことが推奨されます。
🔗参考文献:北海道⼤学環境健康科学研究教育センター カフェインって?妊娠中のカフェインはダメなの?
🔗参考文献:日本産婦人科医会「コーヒーが大好きで1日10杯くらい飲んでいます。減らすべきでしょうか?」
🔗参考文献:知っておきたい妊婦さんとカフェインのはなし | ママ、あのね。
Q3. 妊娠中や授乳中のカフェインの安全な摂取量はどれくらいですか?
A. 一般的には 1日200〜300mg以下が安全とされています。
例として、コーヒー1杯(約140ml)に含まれるカフェインは約90mg程度です。
🔗参考文献:妊娠・授乳中、カフェインってどこまでOK?
🔗参考文献:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省)
Q4. 授乳中にカフェインを摂ると母乳に影響しますか?
A. カフェインは母乳中に少量移行しますが、通常の量(1日1〜2杯のコーヒー)であれば赤ちゃんに大きな影響はないとされています。
ただし、赤ちゃんが眠れない・興奮しやすい場合は、カフェイン摂取量を見直すことがすすめられます。
🔗参考文献:【助産師監修】授乳中にカフェインはNG?コーヒーが母乳にもたらす影響は?
Q5. カフェインを取りすぎた時の対処法はありますか?
A. もし「一度に大量に摂ってしまった」場合は、まず水分を多めに取り、安静に過ごすことが大切です。
動悸・吐き気・手の震えなどの症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。
また、翌日から控えることが最善の対処です。
🔗参考文献:テスラクリニック 中毒に注意 ~カフェインの摂りすぎは良くない?~
🔗参考文献:日本中毒情報センター カフェインを含む⾷品や眠気防⽌薬の過量摂取に注意しましょう
【まとめ】妊娠中&授乳中のカフェインで発達障害になりやすい?

カフェインについてはあまり気にしない方もおられますが、やはり妊娠中や授乳中には注意が必要ですので、ご紹介いたします。
妊娠中(妊婦さん)のカフェイン、なぜダメなの?
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、中枢神経に作用し、摂り過ぎると以下の症状が出やすくなります。
- めまい
- 心拍数の増加
- 興奮、不安、震え
- 不眠症
- 下痢、吐き気
妊娠中(妊婦さん)は、カフェインがダメな理由とは?
カフェインは胎盤の血管を収縮させ、発達障害や低体重児、早産の原因になるとされているからです。
赤ちゃんへの影響(胎児の発達障害など)
また、お腹の赤ちゃんは肝機能が未熟なので、カフェインの代謝に時間がかかってしまいます。妊娠中のカフェインは、胎児が長時間カフェインの影響を受けてしまうことになります。
世界保健機構(WHO)では、過剰なカフェイン(300mg以上)は胎児の発達障害などに関わる可能性があるとされ、妊婦さんには一日の摂取量を制限することがすすめられています。
胎児のカフェイン過剰摂取によるリスク
- 低酸素状態
- 低体重(胎児の発育を阻害)
- 母乳に含まれるカフェインによる不眠
参考文献:食品安全委員会.お母さんになるあなたと周りの人たちへ
https://www.fsc.go.jp/okaasan.html
参考文献:Li J, Zhao H, Song JM, et al. Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of pregnancy loss: a systematic review and dose–response meta-analysis. BMC Pregnancy Childbirth. 2022;22(1):676. doi:10.1186/s12884-022-04972-2
https://www.frontiersin.org/journals/nutrition/articles/10.3389/fnut.2022.886224/full
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹


約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。












