妊娠中&授乳中のカフェインで発達障害になりやすい?
2024年08月9日
目次
妊娠中のカフェイン
妊娠中のカフェイン摂取は、控えましょう!発達障害の危険性がある!とよく言われています。
妊娠中に
- カフェインの摂り過ぎに気をつけたり
- 妊娠初期にコーヒーを飲んでしまった!
- 1日だけ取りすぎた!
- 妊娠初期に気づかずにコーヒーを飲んでた!
と、気にされる妊婦さんも多いのではないでしょうか。
カフェインについてはあまり気にしない方もおられますが、やはり妊娠中や授乳中には注意が必要ですので、ご紹介いたします。
妊娠中のカフェイン、なぜダメ?
カフェインが引き起こす症状
妊娠中(妊婦さん)のカフェインは、なぜだめなのでしょうか?
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、中枢神経に作用しますので、取りすぎた場合、以下の症状が出やすくなります。
- めまい
- 心拍数の増加
- 興奮、不安、震え
- 不眠症
- 下痢、吐き気
といった症状の原因になることがあります。
妊娠中(妊婦さん)は、カフェインがダメな理由
妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を経由して胎児にも届きます。
妊婦さんに良くないと言われている理由としては、カフェインは胎盤の血管を収縮させ、発達障害や低体重児、早産の原因になるとされているからです。
妊娠中はカフェインの代謝速度は遅くなり、妊娠後期や出産間近になると、妊娠前の1/3ほどのカフェインしか代謝できなくなると言われています。
赤ちゃんへの影響(胎児の発達障害など)について
また、お腹の赤ちゃんは肝機能が未熟なので、カフェインの代謝に時間がかかってしまいます。
妊娠中にカフェインを摂取すると、胎児が長時間カフェインの影響を受けてしまうことになります。
世界保健機構(WHO)では、過剰なカフェイン(300mg以上)は胎児の発達障害などに関わる可能性があるとされ、妊婦さんには一日の摂取量を制限することがすすめられています。
妊娠中にカフェインを摂りすぎた!そんな時の対処法
妊娠中(妊婦さん)のカフェイン摂取量(どのくらいならOK?)
コーヒーなどのカフェインが好きな方にとって、妊娠中のカフェイン摂取量(どのくらいならOK?)は気になりますよね!
妊娠中のカフェイン摂取量は、1日200~300mgが望ましいとされていて、コーヒーならマグカップ2杯ほどです。海外には制限を求めている国も存在します。
妊娠中(妊娠初期)カフェインを摂りすぎた場合の対処法
- 妊娠初期にコーヒーを飲んでしまった!
- 1日だけ取りすぎた!
- 妊娠初期に気づかずにコーヒーを飲んでた!
ということも、意外によくあるのではないでしょうか…。
妊娠前に摂取したカフェインは、自然に代謝されて排出されるため問題ありません。
また、妊娠中や授乳中でも少量のカフェインであれば、心配することはないでしょう。もし取りすぎたと早めに気づけば、カフェインが少しでも排出されるように水を飲むことも大切です。
出産後(授乳中)のカフェインについて
授乳中のカフェイン
授乳中についても、妊娠中と同じく1日マグカップ2杯ほどなら、母乳に影響はないとされています。
しかし微量でも赤ちゃんがカフェインを摂取することになりますので、注意が必要でしょう。
カフェインの赤ちゃんへの影響について
新生児は薬物代謝の力がほとんどありませんので、母乳に含まれるカフェインは50~100時間も赤ちゃんの体内に留まることになります。
カフェインの興奮作用で、赤ちゃんの寝つきが悪くなる可能性もあります。過剰摂取には気をつけましょう。
カフェインの過剰摂取によるリスクについて
母体のカフェインを取りすぎたことによるリスク
- 不眠
- 利尿作用
- 不安やイライラ
- 血管収縮による高血圧や頭痛や動悸
- 胃痛や吐き気、嘔吐・下痢
胎児のカフェインを取りすぎたことによるリスク
- 低酸素状態
- 低体重(胎児の発育を阻害)
- 母乳に含まれるカフェインによる不眠
コーヒー以外のカフェインが含まれる飲み物(緑茶など)
コーヒー以外にも、カフェインが含まれる飲み物(緑茶など)は身近にたくさんあります。
100ml中のカフェイン濃度は以下の通りです。
- コーヒー(60mg)
- 烏龍茶 (20mg)
- 緑茶、せん茶(20mg)
- 紅茶(30mg)
- 玉露茶(160mg)
- 番茶、玄米茶(10mg)
- インスタントコーヒー(55mg)
玉露茶はカフェイン濃度がとても高い
中でも、玉露茶はカフェイン濃度がとても高くなるので、妊娠中は控えることをおすすめします。コーラやエナジードリンクにもカフェインは含まれています。
カフェインが含まれる食べ物について
チョコレート
ハイカカオと表示されたチョコレートは、ミルクチョコレートやココアよりカフェイン量が多くなります。
ホワイトチョコレートはカカオマスから搾り取ったカカオバターから作られているため、通常のチョコレートと比べてカフェイン量は少なめです。
【まとめ】妊娠中&授乳中のカフェインで発達障害になりやすい?
カフェインについてはあまり気にしない方もおられますが、やはり妊娠中や授乳中には注意が必要ですので、ご紹介いたします。
妊娠中(妊婦さん)のカフェイン、なぜダメなの?
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは、中枢神経に作用し、摂り過ぎると以下の症状が出やすくなります。
- めまい
- 心拍数の増加
- 興奮、不安、震え
- 不眠症
- 下痢、吐き気
妊娠中(妊婦さん)は、カフェインがダメな理由とは?
妊娠中にカフェインを摂取すると、胎盤を経由して胎児にも届きます。
カフェインは胎盤の血管を収縮させ、発達障害や低体重児、早産の原因になるとされているからです。
妊娠中はカフェインの代謝速度は遅くなり、妊娠後期や出産間近になると、妊娠前の1/3ほどのカフェインしか代謝できなくなると言われています。
赤ちゃんへの影響(胎児の発達障害など)
また、お腹の赤ちゃんは肝機能が未熟なので、カフェインの代謝に時間がかかってしまいます。妊娠中のカフェインは、胎児が長時間カフェインの影響を受けてしまうことになります。
世界保健機構(WHO)では、過剰なカフェイン(300mg以上)は胎児の発達障害などに関わる可能性があるとされ、妊婦さんには一日の摂取量を制限することがすすめられています。
妊娠中(妊婦さん)のカフェイン摂取量
妊娠中のカフェイン摂取量は、1日200~300mgが望ましいとされています。
妊娠中(妊娠初期)カフェインを摂りすぎた場合の対処法について
- 妊娠初期にコーヒーを飲んでしまった!
- 1日だけ取りすぎた!
- 妊娠初期に気づかずにコーヒーを飲んでた!
など、もし飲み過ぎたと早めに気づけば、カフェインが少しでも排出されるように水を飲むことも大切で
出産後(授乳中)のカフェイン
授乳中についても、妊娠中と同じく1日マグカップ2杯ほどなら、母乳に影響はないとされています。しかし微量でも赤ちゃんがカフェインを摂取することになりますので、注意が必要です。
カフェインの赤ちゃんへの影響
新生児は薬物代謝の力がほとんどありませんので、母乳に含まれるカフェインは50~100時間も赤ちゃんの体内に留まることになります。
胎児のカフェイン過剰摂取によるリスク
- 低酸素状態
- 低体重(胎児の発育を阻害)
- 母乳に含まれるカフェインによる不眠
カフェインが含まれる食べ物(チョコレート)
ハイカカオと表示されたチョコレートは、ミルクチョコレートやココアよりカフェイン量が多くなります。
ホワイトチョコレートはカカオマスから搾り取ったカカオバターから作られているため、通常のチョコレートと比べてカフェイン量は少なめです。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。