妊娠中の性行為(セックス) いつまで大丈夫?性欲や頻度(毎日など)を解説!
2024年08月2日

目次
妊娠中の性行為(セックス)について
妊娠中の性行為は、赤ちゃんに影響はないの?と心配する妊婦さんは多いのではないでしょうか。
妊娠中のセックスは、医師から安静の指示がなければ基本的には問題ないと言われています。しかし感染症や早産、流産のリスクも考えられるので、注意が必要です。
妊娠中の性行為は、いつまで大丈夫なのか、妊娠中の性欲や頻度(毎日しても良いのか)などを解説していきます。
妊娠中の性行為(妊娠初期~妊娠後期)
妊娠初期の性行為について
妊娠初期の一番の心配は流産ですが、性行為は流産の直接の原因ではないと言われています。妊娠初期の流産のほとんどは染色体異常など、胎児の理由によるものです。
しかし妊娠超初期からつわりの症状が出る人も多くいますので、性行為については妊婦さんの体調を考えることが大切です。
妊娠中期の性行為について
妊娠中期には体調も安定して、流産のリスクも初期ほど心配はなくなります。
妊娠中期になると、お腹が少しずつ大きくなってきますので、お腹を圧迫する体位には注意が必要です。もしも途中でお腹が張ってきたら性行為を中断したほうが良いでしょう。
妊娠後期の性行為について
妊娠後期はお腹もかなり大きくなっていますので、体位によっては胃や肺が圧迫されて苦しくなることがあります。
また、妊娠後期となれば、出産が近くなっていますので、人によっては子宮口が柔らかくなり、出血しやすくなっています。
破水や早産に繋がる危険性もありますので、激しい性行為や深く挿入することは控えましょう。
妊娠中の性行為の注意点(体位、ゴムなし等)について
お腹を圧迫するような体位は避ける
お腹が張ったり苦しく感じるのは、赤ちゃんからの危険信号です。女性が楽な体位をとりましょう。途中でお腹が張ってきたら中断しましょう。
コンドームを使用する(ゴムなしNG)
妊娠中は抵抗力が下がり、感染症を起こしやすくなります。
性器や精液に含まれる細菌などで、感染症を起こす危険性を回避するため、妊娠中の性行為にはコンドームの使用が推奨されています。(ゴムなしNG)
また、精液には子宮を収縮させる成分も含まれています。特に妊娠超初期には、避妊なし(ゴムなし)での性行為はリスクが出てきます。
乳頭の過度な刺激は控える
乳頭を刺激すると、子宮を収縮させるホルモンの分泌を促し、お腹の張りを起こす原因となります。
長時間に及ぶ性行為は避ける
妊娠中はホルモンバランスの乱れもあり、疲れやすくなります。妊婦さんの身体を最優先に考えることが必要です。また、深く挿入すると子宮を圧迫するので避けた方が良いでしょう。
妊娠中のセックスNGの時(いつまで大丈夫?)について
妊娠中の性行為は、いつまで大丈夫なの?
基本的に妊娠中のセックスには問題ありません。体調が良ければ、特に妊娠中のセックスは禁止されているわけではありません。
時期(いつまで?)も限定されてはいないので、体調が良いならば基本的には妊娠中に、いつ性行為を行っても良いということになります。
妊娠中のセックスNGの時とは?
もし下記のような症状がありましたら、セックスは止めておく方が良いです。
- つわりで気分の悪い時
- 出血がある時
- おなかが張っていたり、下腹部や性器周辺に痛みがある時
- 医師から切迫流産や切迫早産を指摘されている時
妊娠中の性欲(セックス)について ~頻度(毎日してもいいの?)~
妊娠中の性欲(セックス)について
妊娠中はセックスしたくない(性欲がなくなる)という妊婦さんは多く、妊婦さんの70%は性欲が低下すると答えたアンケート調査も存在します。
頻度は毎日してもいいの?
妊娠前は週1回~月2、3回の頻度だったものが、妊娠中はまったくしない、数回だけ、という人が80%になります。
妊娠中に毎日の頻度で、性行為をしている方はかなり稀なケースではないでしょうか。
前述した注意点や妊娠の時期を考慮しながら、体調にも注意して、頻度(毎日するのか?)を決めてみてはいかがでしょうか。
性欲(セックス)が無くなる理由 ~セックスしたくない~
理由としては、お腹の赤ちゃんへの影響を心配する意見が多いようですが、つわりで体調が悪化した頃から自然と性欲がなくなった、セックスをしたくないというケースも少なくありません。
妊娠中はセックスに消極的(したくない)になる夫婦が多いようですが、夫婦生活が減りスキンシップの無い時間が長くなると、そのままセックスレスに繋がってしまうことも事実です。
手を繋いだりハグをしたりマッサージをし合うなど、セックス以外のスキンシップで積極的に触れ合うことを大切にしましょう。
【まとめ】妊娠中の性行為(セックス) いつまで大丈夫?性欲や頻度について解説!
妊娠中の性行為(セックス)
妊娠中のセックスは、医師から安静の指示がなければ基本的には問題ないと言われていますが、感染症や早産、流産のリスクも考えられるので、注意が必要です。
妊娠初期の性行為
妊娠初期の一番の心配は流産ですが、性行為は流産の直接の原因ではないと言われています。妊娠初期の流産のほとんどは染色体異常など、胎児の理由によるものです。
妊娠中期の性行為
妊娠中期には体調も安定して、流産のリスクも初期ほど心配はなくなります。
妊娠中期になると、お腹が少しずつ大きくなってくる時期ですので、お腹を圧迫する体位には注意が必要です。
妊娠後期の性行為
妊娠後期に入り、出産が近くなっていますので、人によっては子宮口が柔らかくなり、出血しやすくなっています。
破水や早産に繋がる危険性もありますので、激しい性行為や深く挿入することは控えましょう。
妊娠中の性行為(セックス)の注意点
- お腹を圧迫するような体位は避ける(女性が楽な体位をとりましょう)
- コンドームを使用する(ゴムなしNG。感染症や子宮収縮の予防のため)
- 乳頭の過度な刺激は控える(子宮収縮の予防のため)
- 長時間に及ぶ性行為は避ける(深い挿入は子宮を圧迫する)
妊娠中の性行為(セックス)は、いつまで大丈夫?
基本的に妊娠中のセックスには問題ありません。
時期(いつまで?)も限定されてはいないので、体調が良いならば基本的には妊娠中に、いつ性行為を行っても良いです。
妊娠中のセックスNGの時
もし下記のような症状がありましたら、セックスは止めておく方が良いです。
- つわりで気分の悪い時
- 出血がある時
- おなかが張っていたり、下腹部や性器周辺に痛みがある時
- 医師から切迫流産や切迫早産を指摘されている時
妊娠中の性欲(セックス)
妊婦さんの70%は性欲が低下する(性欲なくなる)と答えたアンケート調査も存在します。
頻度は毎日してもOK?
妊娠前は週1回~月2、3回の頻度だったものが、妊娠中はまったくしない、数回だけ、という人が80%です。妊娠中に毎日、性行為している方はかなり稀なケースかもしれません。
体調にも注意して、頻度(毎日するのか?)を決めてみてはいかがでしょうか。
性欲(セックス)がなくなる理由 ~セックスしたくない!など~
理由としては、お腹の赤ちゃんへの影響を心配する意見が多いようですが、つわりで体調が悪化した頃から自然と性欲がなくなった、セックスをしたくないというケースも少なくありません。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。