妊婦さん(妊娠初期や妊娠中)はちみつを食べても大丈夫?
2024年08月5日
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妊婦さん(妊娠初期や妊娠中)はちみつを食べても大丈夫?
はちみつはボツリヌス菌が混入していることがあるため、腸内環境の整っていない1歳未満の乳児には食べさせないように言われていますが、妊婦さんが食べてもお腹の中の赤ちゃんに影響はないのでしょうか?
今回は妊娠中にはちみつを食べていいのかをご説明いたします。
妊娠中(妊娠初期)にハチミツを食べても良い?
ボツリヌス菌は、大人が食べても胃酸や腸内細菌によって撃退できるため問題はありません。
また、妊娠中(妊娠初期)に食べても、菌が胎盤を通過する事はないので妊娠中の方が食べても問題ありません。むしろ、蜂蜜を食べた方が体に良い影響があります。
妊娠中(妊娠初期~妊娠後期)にハチミツをおすすめする理由&効果
妊娠中(妊娠初期~妊娠後期)にハチミツを摂ると、以下の4つのおすすめポイントや効果があります。
妊娠中のはちみつ効果① 疲労回復
ハチミツの成分は、糖質、水分、アミノ酸、有機酸、ミネラルなどから作られています。
ハチミツの糖質は、分解の手間が無く吸収される「単糖類」で、即エネルギーに変換されるので、疲労を感じやすい妊娠生活の助けになるでしょう。
妊娠中のはちみつ効果② 腸内環境の改善
ハチミツはブドウ糖、果糖、オリゴ糖が含まれており、オリゴ糖はビフィズス菌を増やす作用があるため、腸内環境が改善され便秘などの改善にも繋がります。
妊娠中のはちみつ効果③ 風邪の症状軽減
喉の痛みや咳などの症状を和らげるのに、昔からハチミツが利用されていたほど、風邪の症状の緩和効果や炎症を抑える効果などもあると言われています。
妊娠中は飲めない薬が多い為、ハチミツで補いましょう。
妊娠中のはちみつ効果④ 低カロリー
砂糖に比べると甘味があるにもかかわらず低カロリーです。妊娠生活では、適切な体重増加が求められるため、体重の管理をするためにも砂糖の代わりに使ってみましょう。
ハチミツの選び方
ハチミツの選び方
ハチミツを選ぶときはまず、純粋なハチミツであることを確認しましょう。
純粋なハチミツで非加熱のものを選ぶ
安価なハチミツは砂糖を加えていたり、加熱処理をし、精製して「ハチミツ風味」となっているものもあるので、純粋なハチミツで非加熱のものを選ぶようにしましょう。
他にも注意したいのが、農薬による汚染の有無です。花が咲く場所が農薬に汚染されている場合、ハチミツにも農薬が含まれてしまう場合があります。
輸入品の場合は、農薬の残留検査をクリアしたものを選ぶと安心です。
国内では蜜源になる花を無農薬で育てている養蜂場も沢山ありますので、後ろのラベルを見て購入するようにしましょう。
国内産は養蜂場がやっている物をオンラインで購入するのも良いでしょう。
妊娠中に食べてはいけない物は?NGな食べ物とは?
妊娠中に食べてはいけない物は?NGな食べ物とは?
ハチミツは妊婦さんにも安心して食べて頂けるというご説明をしましたが、食品の中には妊婦さんが食べてはいけないものもあります。
例えば、生ハム・ナチュラルチーズ・スモークサーモンなどの『生もの』は摂取してはいけません。
生ものに含まれる「リステリア菌」によって食中毒のリスクが高まるからです。
アルコールもNG
また、アルコール飲料も妊娠中~授乳中にかけては摂取しないほうが良いです。食べて良いか分からない物は、調べてから口にするようにしましょう。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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