妊活中【コーヒー・カフェイン】なぜダメ?いつからやめるべき?

2025年02月8日

妊活中【コーヒー・カフェイン】なぜダメ?いつからやめるべき?

 

「妊活中でも、つい朝はコーヒーが飲みたくなる…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

妊活中の女性にとって、日々の習慣や嗜好品との付き合い方はとても悩ましいテーマのひとつ。中でも“カフェイン”を含むコーヒーは、「やめた方がいいの?」「1日どれくらいなら大丈夫?」と戸惑う声が多く聞かれます。

「排卵期や着床期に影響があるって本当?」「カフェインが卵子の質を下げるって聞いたけど…?」

そんな不安を感じている方のために、今回は妊活中のカフェイン摂取の影響と上手な付き合い方について、最新の情報をもとに解説していきます。

「完全にやめなくても大丈夫?」「代わりに飲めるものは?」など、無理のない実践方法も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【妊活中のカフェイン】 なぜダメ?

【妊活中のカフェイン】 なぜダメ?

カフェインについて

海外では、健康影響を検討し、妊婦のカフェイン摂取目安量を示している国があります。妊娠されている方は、カフェインを摂り過ぎないように留意してください。

引用:保健医療局 カフェインについて

 

カフェインの過剰摂取

カナダ保健省(HC)においても、2010年に1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400 mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとされています。 


引用:厚生労働省HP|食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
 

妊活中にコーヒー、なぜダメ?

妊活中にコーヒーを飲むこと自体は禁止されていませんが、カフェインの摂取量には注意が必要です。

カフェインは体に様々な影響を与えるため、妊娠を希望する場合は適量を守ることが大切です。

「排卵日や着床期」カフェインの影響

カフェインは覚醒作用があり、集中力を高める効果があります。

しかし、過剰に摂取するとホルモンバランスが乱れたり、胎盤を流れる血流量を低下させるということが分かっており、その結果、妊娠しにくくなる可能性があると指摘されています。

排卵日や着床前のカフェイン摂取が妊娠にどのように関係するのか、しっかりと理解しておきましょう。

→体験談:

30代前半でタイミング法に取り組んでいたAさんは、仕事の合間に1日3杯以上コーヒーを飲む生活を続けていました。「妊活中はカフェインを控えた方がいい」と聞き、思い切ってカフェインレスコーヒーに切り替えたところ、夜の睡眠の質が改善し、生理周期も安定するように。半年後、自然妊娠に成功しました。「ちょっとした意識で体が整っていくのを感じた」と話しています。

 

【カフェイン】~卵子の質 & 着床率への影響~

【カフェイン】~卵子の質 & 着床率への影響~

「妊活中のカフェイン」着床率が低下する?

妊娠を希望する場合、カフェインの摂取量を1日200mg以下に抑えるのが望ましいと言われています。

これはコーヒー約2杯分に相当し、それ以上の摂取は卵子の質や着床率に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

カフェインは、着床しにくくなる?

一部の研究では、カフェインを過剰に摂取することで不妊症のリスクが高まる可能性が指摘されています。

特に、カフェインが血流を制限し、子宮への血流が減ることで着床しにくくなることが考えられます。

妊活中のカフェインの摂取

海外では、コーヒーがよく飲まれていることもあり、さまざまなデータがあります。コーヒーを飲む量が1日3~5杯を超えると妊娠率が下がった、妊娠するまでの期間が長くなった、という報告は多いですね。一方、体外受精ではカフェイン摂取による妊娠率、出産率などに差はなかったとの報告もあり、極端にたくさん飲むのでなければ、妊活中のカフェイン摂取はそう問題ないと思います


引用:ムーニーHP|妊活中にカフェインを摂取してもいいの?
 
 

【妊活】カフェイン、いつから控えるべき?

【妊活】カフェイン、いつから控えるべき?

いつから控えるべき?

妊娠前の3ヶ月~6ヶ月前からカフェインを減らすのが理想とされています。

カフェインが体外に排出されるまでには時間がかかるため(約4~6時間)、早めに調整することで卵子の質やホルモンバランスを整えることができます。

排卵期や着床前は、特に注意が必要

排卵期や着床前のカフェイン摂取は、子宮の血流に影響を与える可能性があるため、できるだけ控えた方が良いでしょう。

特に妊娠の兆候がある場合は、カフェインを極力避けることが推奨されます。

カフェインの過剰摂取

「紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれている。 このため、カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していないが、妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯までにすべき」とされています。


引用:厚生労働省HP|食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
 
 

コーヒーがやめられない!コーヒーの代わりは?

コーヒーがやめられない!コーヒーの代わりは?

カフェインレス・ノンカフェイン

コーヒーがやめられない場合には、カフェインレスやノンカフェインのコーヒーを選ぶのがおすすめです。

これらは通常のコーヒーと同じ風味を楽しめるため、無理なくカフェインの摂取を減らすことができます。

コーヒーの代わりに「緑茶」

コーヒーの代わりに温かい緑茶や麦茶を飲むのも一つの方法です。特に緑茶は適度なカフェイン量で、体を温める効果があるため妊活中に適しています

しかしカフェインは少なからず含まれていますので、飲みすぎには注意が必要です。

→体験談:

40代に入り、不妊治療を続けていたBさん。移植後に医師から「カフェインの摂りすぎに注意して」とアドバイスを受け、それまでの1日5杯のコーヒーをノンカフェイン飲料にシフト。「やめられないかも」と思っていたものの、代替ドリンクを上手に取り入れることでストレスも減少。その後の移植で初めて着床し、「体の小さな変化が妊娠に繋がったのかもしれない」と実感したそうです。

 

まとめ:妊活中【コーヒー・カフェイン】なぜダメ?いつからやめるべき?

妊活中のコーヒー摂取は適量を守れば問題ありませんが、カフェインが妊娠に与える影響を考えると、摂取量を減らすのが理想的です。

カフェインはホルモンバランスに影響を与え、卵子の質や着床率を左右する可能性があります。

妊娠希望の人は1日200mg以下のカフェイン摂取を目安にし、カフェインレスコーヒーや麦茶を取り入れるのがおすすめです。

また、排卵期や着床前には特に注意が必要であり、妊娠の数ヶ月前からカフェインの摂取を減らすことでより健康的な妊活が可能になります。

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

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約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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