妊活中におすすめ!【着床率を上げる】食べ物&飲み物
2024年03月16日

「どうしても妊娠したいのに、なかなか結果が出ない…」
妊活を頑張っていると、そんな不安や焦りを感じることがあるかもしれません。
検査をしても大きな異常は見つからないのに、なぜか着床しない。毎月、期待と落胆を繰り返すのは、とてもつらいことです。
そんな時、体の内側から少しずつ整えていく「食べ物」や「飲み物」が、心と体をサポートしてくれるかもしれません。
目次
妊活中【着床率を上げる】ポイント3
着床率を上げるには、食べ物や飲み物以外にも「食生活の方法」も大切です。
- 3食を規則正しく、様々な食べ物をバランス良く
- よく噛んで食べる
- 外食・インスタント食品は控える
これらが着床率を上げるための基本なのですが、今回はさらに、着床率を上げる食べ物・飲み物について詳しくご紹介いたします。
→体験談:
体外受精3回失敗後、薬膳で着床成功した38歳女性
38歳で体外受精を3回経験するも、着床せず。当院に相談に来られ、まず「血虚」「腎虚」の体質と判断。薬膳では黒ごま・山芋・羊肉・クルミ・ナツメなど、腎を補い血を養う食材を中心に食事を見直し。さらに、白湯・ルイボスティーで冷え改善を徹底。気分の浮き沈みも減り、4回目の移植で無事に着床。今では妊娠8ヶ月。「心と体、両方に効いた」と喜びの声をいただいています。
着床率を上げる【食べ物】アーモンド&パイナップルについて
パイナップルは着床率を上げる?
着床率を上げる食べ物で、パイナップルが効果的だと言われています。
その理由は、パイナップルに含まれるブロメリン(たんぱく質分解酵素)の抗炎症作用が、子宮内膜の炎症を抑え、結果的に着床しやすくなるようです。
パイナップルを食べれば着床率が上がるというのはあくまでジンクスや噂話のひとつなのかもしれません。
アーモンドは着床率アップにおすすめ
アーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは別名「妊娠ビタミン」とも呼ばれ、着床率アップに効果的です。
ビタミンEは、他にも、うなぎ・ヘーゼルナッツ・かぼちゃ等の食べ物によく含まれ、女性ホルモンの作用を助けてくれます。
またアーモンド(ビタミンE)には、卵子の質を落とすと言われている活性酸素を取り除く抗酸化作用もある食べ物です。アーモンドは着床率を上げる食べ物です。
着床率を上げる【飲み物】ルイボスティーについて
ルイボスティーが着床率を上げてくれる
着床率を上げるためには、一体どんな食べ物・飲み物が良いですか?と、患者様によく聞かれます。
妊活中、ルイボスティーもおすすめ飲み物の一つですが、妊娠前・妊娠中にも安心の飲み物です◎特に妊娠中や授乳中は、飲み物に気を遣いますよね。
→体験談:
体質改善に薬膳を取り入れ、自然妊娠に成功した35歳女性
35歳で妊活歴2年。検査では異常なし。冷え性とストレスが強く、月経も不安定でした。そこで、薬膳を取り入れた食事療法を実践。毎朝白湯を飲み、黒豆茶やルイボスティーを常飲。食事は、なつめ・クコの実・かぼちゃなどの補血・温活食材を中心に調理。3ヶ月で冷えが改善、月経周期も整い、半年後に自然妊娠しました。体の内側から整える薬膳の力を実感された事例です。
ルイボスティーの効能・効果は?
- 冷えの改善
- リラックス効果がある
- 美肌効果あり
ルイボスティーに含まれる成分には、神経を落ち着かせる効能があります。
妊活中や不妊治療中は、気が焦ってしまったり、不安になったりすることがあるかもしれません。そんな時には、一杯飲んでホッとしてみませんか。
ルイボスティーに含まれる酵素には、細胞の老化を促す「活性酸素」を抑える抗酸化作用があります。
※活性酸素は、シミ・しわ・そばかすといった肌の老化にも関係しているので、ルイボスティー飲むだけで美肌効果も期待できます♪常備しておきたい飲み物です。
着床期にルイボスティーを飲むと着床阻害を起こす?
ルイボスティーが着床阻害の要因となるというデータはないので、着床期に飲んでも問題はありません。
ただし、ルイボスティーを過剰に摂取すると「下痢」「胃痛」を起こす可能性があります。体調を崩すと、子宮や卵巣の機能も低下する可能性があります。
適度な量を考えて飲みすぎないようにお願い致します。
ルイボスティーは着床率を上げる
着床率を上げることにも期待できます!!
- 卵子・精子の老化を防いでくれる
- 女性ホルモンの作用がある
活性酸素は、体の様々な臓器だけでなく、卵子・精子の老化も早めてしまいます。卵子や精子が老化すると、質が下がり着床率も下がってしまいます。
ルイボスティーに含まれる酵素は、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるので、卵子・精子が老化するスピードを遅らせてくれます。
ルイボスに含まれる成分は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」と同じ作用があります。エストロゲンは、受精卵の着床をしやすいように、子宮内膜を厚くする働きもあります。
毎日飲むものだからこそ、妊活中には体に良いものを摂りたいです。様々な効果があるので、寒い日にはホットにして常備しておきたい飲み物ですね♪
着床率を上げる食べ物・飲み物、ぜひ参考にしてみて下さい。
ハーブティーは注意
ハーブティーは、排卵後や着床期は気をつけた方が良い飲み物もあります。妊娠初期で安心して飲めるものは、お水と麦茶と言われています。
主に注意すべきハーブは、ラベンダー、カモミール、ジャスミン、ハトムギ、レモングラス、ハイビスカスなどです。
子宮を収縮させる可能性があるので、妊娠の可能性がある時期にはハーブティーはご注意ください。
※ローマンカモミール、シナモン、サフラン、タイム、ナツメグなどは妊娠中には避けたほうが良いです。
着床率を上げる【飲み物】ココア&その他
ココア
ココアは、リラックス作用で沢山の方に好まれていますが、意外にも「カフェイン」が含まれています。
ココアは「ピュアココア」と「ミルクココア」の2つあります。
- ピュアココア(カフェインの量が多い。カカオマス(ココアの原料)の油分を取り除いて粉末状にしたもの
- ミルクココア(ピュアココアにミルクや砂糖を入れて飲みやすくしたもの)
妊活中にココアが飲みたくなった場合には、ミルクココアにしておきましょう。しかしミルクココアは糖分がけっこう多いので、糖分の取り過ぎには要注意です。
その他の着床率を上げる「飲み物」
- 麦茶…麦茶はおすすめです。移植後、着床期、妊娠初期にも安心して飲めるお茶です。ミネラルも豊富で抗酸化作用などもあり、栄養も摂れます。麦茶はノンカフェインなのも安心です。
- 豆乳…豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの1つエストロゲンと似たような働きをして、妊活中の体作りをサポートしてくれます。たんぱく質やビタミンも豊富で効果的です。妊活中の豆乳の注意点としては、良い効果もあるのですが飲みすぎには注意です。豆乳を飲みすぎると、女性ホルモン(エストロゲン)が多いと脳が勘違いをして、ホルモンバランスを乱してしまうこともあります。1日200mlを目安に豆乳を取り入れると良いです。
- タンポポ茶…妊活中から妊娠中までずっと飲めるのがタンポポ茶です。利尿作用があるのでむくみを取るのが得意ですが、尿と一緒に身体の熱も放出されるため、たくさん飲むと身体を冷やしてしまいます。そしてたんぽぽ茶は、血流の改善効果があるので体に溜まっている老廃物を取り除き、肌荒れなどの改善も期待できます。子宮への血流量がアップするので妊活におすすめです。またタンポポ茶もノンカフェインなので、着床期以降も安心して飲めます。
- 黒豆茶…黒豆茶はアンチエイジング効果があり妊活にも効果的です。黒豆茶に含まれるポリフェノールが動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ってくれます。また黒豆茶は、生殖器系の働きを強くサポートしてくれるので、精力も上がり元気になります。疲れやすい男性にも効果的です。
- 白湯…当院で最もおすすめしているのは、1日2杯の白湯です。水を一度沸騰させてから、飲める程度の温度に冷ましたものが白湯です。(一度沸騰させたものが白湯)デトックス作用、冷え性改善、美肌、基礎代謝向上、胃腸を温めるなど、嬉しい効果がたくさんあります。冷たいものや、白砂糖の多い飲み物やカフェインの飲み物が好きな方が多いですが、白湯に変えることで妊活の体質改善が飛躍的に加速するでしょう。
→体験談:
月経不順・無排卵が改善し、妊娠した29歳女性
29歳女性、月経が2〜3ヶ月こない状態が続き、排卵も不安定。西洋医学的な治療と併せて、体質に合った薬膳食を導入。補気・補血を意識して、鶏肉・ほうれん草・小松菜・きくらげなどを日常的に摂取。冷え対策に温かいスープと白湯、ストレス対策に黒豆茶を取り入れました。約4ヶ月で月経が整い、排卵も確認され、半年後に自然妊娠。薬膳の「継続する力」で体質が変わったと話されていました。
【まとめ】着床率を上げる【食べ物・飲み物】パイナップル、ココア、アーモンド
着床率を上げる【食べ物】パイナップル&アーモンド
- パイナップル(抗炎症効果があるパイナップルのブロメリンが炎症を抑えて、着床しやすくしてくれる)
- アーモンド(ビタミンE)は、卵子の質を落とすと言われている活性酸素を取り除く抗酸化作用もある食べ物です。
着床率を上げる【飲み物】ルイボスティー&ココア
ルイボスティーに含まれる酵素には、細胞の老化を促す「活性酸素」を抑える抗酸化作用があります。(卵子・精子の老化を防いでくれる)
また、ルイボスティーが着床阻害の要因となるというデータはないので、着床期に飲んでも問題はありません。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。