妊活に【豆乳やアーモンドミルク】はおすすめ?
2025年03月25日

妊活中の食生活はとても大切です。特に、豆乳やアーモンドミルクのような植物性ミルクは、「体に良さそう」と思われがちですが、本当に妊活に良いのでしょうか?
この記事では、豆乳とアーモンドミルクの妊活への影響について、効果や注意点を詳しく解説します。
目次
【豆乳】は妊活に良い?
豆乳の「妊活への効果」
豆乳には「イソフラボン」という成分が含まれており、これは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることで知られています。
◎豆乳の妊活へのメリット
- ホルモンバランスを整える :生理周期を整えたり、排卵を安定させるのに役立つ可能性があります。
- 大豆たんぱくが栄養補給に役立つ :健康な体を作るための良質なたんぱく源になります。
- 便秘解消に役立つ :食物繊維も含まれており、腸内環境を整えるのに効果的です。
豆乳の「取りすぎ」よくない?
一方で、豆乳を過剰に摂取すると、ホルモンバランスが乱れる可能性も指摘されています。
!豆乳の注意点
- 1日200ml程度が適量 :取りすぎるとエストロゲンのバランスが崩れ、不妊の原因になることも。
- 甲状腺機能に影響することも :大豆イソフラボンの摂りすぎが、甲状腺の働きを弱める可能性があるとされています。
適量を守れば豆乳は妊活に役立ちますが、摂取量には注意が必要です。
妊活中【豆乳 よくない】と言われるのはなぜ?
豆乳の「過剰摂取」には注意!
豆乳は、過剰摂取すると、エストロゲンが足りていると勘違いしてしまい、本来のエストロゲンの分泌量が減り、子宮内膜が薄くなったり、生理不順になることがあります。
子宮内膜が薄いと着床率は下がり、生理不順になるとタイミングがずれて妊娠率は下がります。一日コップ1杯半を目安にしましょう。
また、男性はイソフラボンの過剰摂取で、精子の数が減少するという報告もあります。
太る、肌荒れ、吹き出物、下痢の「原因」になる?
「豆乳飲料」と呼ばれる、砂糖が含まれている製品は、無調整豆乳より糖質が高く、太る原因となります。
また、豆乳に含まれる植物性脂質は、肌荒れの原因になります。また、マグネシウムが含まれているため、過剰摂取することで下痢になることがあります。
【アーモンドミルク】妊活に良い?
アーモンドミルクの「妊活へのメリット」
アーモンドミルクは、牛乳の代わりに飲む人が増えている人気の植物性ミルクです。特に妊活中の女性に嬉しい成分が多く含まれています。
☆アーモンドミルクの良いポイント
- ビタミンEが豊富 :抗酸化作用があり、卵子の質を守るのに役立つ。
- 低カロリーでダイエットに良い :妊活中の体重管理にも向いている。
- 乳糖不耐症の人にも安心 :牛乳が苦手な人にもおすすめ。
アーモンドミルクの「注意点」
アーモンドミルクは栄養価が高いですが、飲み方によっては妊活に悪影響を及ぼすこともあります。
!アーモンドミルクを飲むときの注意点
- 砂糖が多く含まれていないものを選ぶ :市販品には甘味料が入っていることが多いため、無糖タイプを選ぶのがベスト。
- たんぱく質が少ない :豆乳と比べるとたんぱく質が少ないので、他の食品で補う必要がある。
バランスよく取り入れることで、アーモンドミルクも妊活の強い味方になります。
【妊活】どちらがおすすめ?選び方のポイント
豆乳とアーモンドミルク、どちらがいい?
「豆乳とアーモンドミルク、どっちが妊活に良いの?」と迷うかもしれません。
☆目的別のおすすめ
- ホルモンバランスを整えたいなら …… 豆乳
- 抗酸化作用を重視するなら ……アーモンドミルク
- カロリーを抑えたいなら ……アーモンドミルク
- たんぱく質をしっかり摂りたいなら …… 豆乳
両方をバランスよく取り入れるのがベスト
どちらか一方だけに偏るよりも、両方を適量ずつ取り入れるのが理想的です。
☆おすすめの飲み方
- 朝食に豆乳、午後のリラックスタイムにアーモンドミルク
- 週に3〜4日は豆乳、他の日はアーモンドミルクにする
このようにバランスよく摂取することで、それぞれの良い効果を得られます。
まとめ:豆乳とアーモンドミルクを上手に取り入れよう
妊活中の食生活では、栄養バランスがとても大切です。豆乳もアーモンドミルクも妊活に良い影響を与える可能性がありますが、どちらも適量を守ることが重要です。
☆ポイントのおさらい
-
豆乳はホルモンバランスを整えるが、摂りすぎはよくない
-
アーモンドミルクは抗酸化作用があり、卵子の老化予防に役立つ
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目的に合わせて選び、両方をバランスよく取り入れるのがベスト
豆乳とアーモンドミルクを上手に取り入れて、妊活をサポートしましょう!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。