【ごぼう茶】を飲んではいけない人(副作用)とは? 効果が出るまでどれくらい?
2024年07月2日

目次
ごぼう茶の効果(効能)について
健康維持やダイエットに良いと言われている『ごぼう茶』。飲んでみたことは無くても、聞いたことはあるという方は多いのではないでしょうか?
今回はそんなごぼう茶の効果やデメリット(副作用)、効果が出るまでどれくらいかかるか?飲んではいけない人?などをご紹介いたします。。
ごぼう茶とは
ごぼう茶とは、ごぼうを乾燥・焙煎させて作られたハーブティのことです。
食物繊維やポリフェノールが多く含まれています。その中でも、食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維である『イヌリン』が多く含まれております。
イヌリン(水溶性食物繊維)とは?
イヌリンは、チコリの根や菊芋、ごぼう等に多く含まれている水溶性食物繊維の一種です。
食物繊維は水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維に分類され、水溶性と不溶性で働きが異なります。
イヌリンに含まれる水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。
ごぼう茶の効果(効能)
ごぼう茶の効果(効能)
- 便秘改善、整腸作用
- 肥満改善、ダイエット効果
- 利尿作用、むくみ解消
- 血圧を下げる作用
- 肝機能向上
- 血糖値降下
ごぼう茶のイヌリン【効果・効能】→ 便秘や肥満改善(ダイエット)
ごぼう茶に多く含まれている「イヌリン」は、水に溶けやすい特徴があるため、便を柔らかくしてくれます。整腸作用により、便秘を改善してくれます。
イヌリンは水分と混ざることでゼリー状になる性質があります。これが小腸で無くならずに大腸まで届き、腸内環境を良くしてくれる善玉菌の栄養になってくれるのです。
便秘や肥満改善に役立つと言われていて、最近ではデトックス効果やアンチエイジングの効果があるお茶として飲まれる方も増えています。
ごぼう茶を飲むと、おならがよく出る?
ごぼう茶を飲むと、おならが頻繁に出ることがあります。ごぼうには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれているため、おならが出やすくなるのです。
不溶性食物繊維はお腹に止どまるもので、腸内にガスを発生させやすいと言った特徴があります。また、水溶性食物繊維によって悪玉菌が増える際に、発酵することでガスが発生します。
この両方が含まれているごぼう茶は、特におならが出やすくなるというわけです。
ごぼう茶のデメリット【副作用】&【飲んではいけない人】とは?
ごぼう茶の副作用
おならが出やすくなるものの、体に良い栄養素が多く含まれているので特に副作用の報告はありません。
ごぼう茶はノンカフェインなので、妊活中の方や妊婦さんも安心して飲むことが出来ます。
ごぼう茶のデメリット(下痢)
食物繊維がたっぷりなごぼう茶のデメリットは、飲みすぎるとお腹を下したりお腹が痛くなったりすることがあります。
初めてごぼう茶を飲むときは、お腹の様子を見ながら飲みすぎないよう注意しながら飲みましょう。
ごぼう茶は、ダイエット・便秘改善に効果的ですが、即効性はありません。ですので、デメリットとしては、効果を実感するために、ある程度、継続して飲み続けると良いでしょう。
ごぼう茶を飲んではいけない人
ごぼう茶を飲んではいけない人は、
- キク科アレルギーがある人
- 女性ホルモンに関係する疾患のある人
- 持病、服用中など、医師から注意事項を伝えられている人
上記に該当する人は、医師に相談してから飲むようにしましょう。
副作用としては、アレルギーや持病への影響が考えられます。ごぼうはキク科の植物なので、キク科のアレルギーがある人は飲んではいけない人です。
また、女性ホルモンの分泌を促すアルギニンが含まれるため、女性ホルモンと関連する病気の方はご注意ください。
ごぼう茶は肝臓に悪い?
ごぼう茶が肝臓に悪いという話を耳にしたことがある方もいると思いますが、医学的な根拠はありません。
むしろ、ごぼう茶に含まれるサポニンには、肝臓の解毒作用を助ける効果があると言われています。
ただし、どんなに健康に良いとされていても、他の食品と同じく摂取しすぎると逆効果になるので注意しましょう。
ごぼう茶は腎臓に悪い?副作用があるの?
ごぼう茶はイヌリン(腎臓の機能を高める効果があると言われている)を含んでいるため、腎臓に悪い(副作用)があるとは考えにくいでしょう。
ごぼう茶の効果が出るまで、どれくらい? ごぼう茶を飲み続けると?
ごぼう茶【効果が出るまで】どれくらい?
ごぼう茶の効果が現れるまでの期間は、それぞれ作用ごとに期間が異なります。
便秘改善・整腸作用の場合は、便秘の程度によって個人差はありますが、早い人で2週間、平均的には1ヶ月程度で効果が出ると言われています。
毎日継続して、ごぼう茶を飲み続けると良いでしょう
効果が出るまで時間がかかると、「効果がない」と勘違いして諦めてしまう人も多いですが、腸内環境が整うまで2週間以上はかかるため、諦めずに毎日継続してごぼう茶を飲み続けると良いでしょう。
【まとめ】【ごぼう茶】を飲んではいけない人(副作用)とは? 効果が出るまで?
ごぼう茶の効果(効能)
- 便秘改善、整腸作用
- 肥満改善、ダイエット効果
- 利尿作用、むくみ解消
- 血圧を下げる作用
- 肝機能向上
- 血糖値降下
イヌリン【効果・効能】→ 便秘や肥満改善(ダイエット)
ごぼう茶に多く含まれている「イヌリン」は、水に溶けやすい特徴があるため、便を柔らかくしてくれます。整腸作用により、便秘を改善してくれます。
おならがよく出る?
ごぼう茶を飲むと、おならが頻繁に出ることがあります。ごぼうには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が含まれているため、おならが出やすくなるのです。
ごぼう茶を飲んではいけない人(副作用)
ごぼう茶を飲んではいけない人は、
- キク科アレルギーがある人
- 女性ホルモンに関係する疾患のある人
- 持病、服用中など、医師から注意事項を伝えられている人
肝臓に悪い?
ごぼう茶が肝臓に悪いという話を耳にしたことがある方もいると思いますが、医学的な根拠はありません。むしろ、肝臓の解毒作用を助ける効果があると言われています。
腎臓に悪い?副作用があるの?
ごぼう茶はイヌリン(腎臓の機能を高める効果があると言われている)を含んでいるため、腎臓に悪い(副作用)があるとは考えにくいです。
ごぼう茶のデメリット
食物繊維がたっぷりなごぼう茶のデメリットは、飲みすぎるとお腹を下したりお腹が痛くなったりすることがあります。
ごぼう茶の効果が出るまで
ごぼう茶の効果が現れるまでの期間は、それぞれ作用ごと期間が異なります。
便秘改善・整腸作用の場合は、便秘の程度によって個人差はありますが、早い人で2週間、平均的には1ヶ月程度で効果が出ると言われています。
即効性を求めるよりも、効果を実感するために、ある程度、継続して飲み続けると良いでしょう。
毎日継続して、ごぼう茶を飲み続けると良い
効果が出るまで時間がかかると、「効果がない」と勘違いして諦めてしまう人も多いですが、腸内環境が整うまで2週間以上はかかるため、諦めずに毎日継続してごぼう茶を飲み続けると良いでしょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。