妊活に豆乳は良くないの? アーモンドミルクもおすすめ!
2024年09月30日
目次
妊活に豆乳は良くない?
妊活中に必要な成分が豊富
豆乳には、タンパク質、大豆イソフラボン、鉄分、カルシウム、脂質、糖質が含まれています。脂質と糖質は牛乳より少なく、豆乳は妊活中には効果的な飲み物です。
無調整豆乳
妊活中や妊婦さんは、砂糖や塩、脂質(バナナやコ-ヒーなどのフレーバー)の含まれていない「無調整豆乳」を選びましょう。
大豆と水のみで作られた豆乳は、大豆本来の風味を感じることが出来ます。
【妊活中】豆乳の効果とは?
豆乳に含まれる大豆イソフラボンの効果
豆乳には、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。
エストロゲンは子宮内膜を厚くする働きのある女性ホルモンで、豆乳を摂ることでエストロゲンの効果をサポートしてくれます。
子宮内膜を厚くして着床率を上げる、妊活中にも良い飲み物とされています。
妊娠に必要な栄養素が豊富
その他にも豆乳には、タンパク質や鉄分、カルシウム、ビタミンB群、ビタミンE、カリウムなど、妊活中に摂りたい様々な栄養素が含まれています。
豆乳の原料である大豆には良質なタンパク質が含まれていて、筋肉やホルモンの材料となります。
妊活中の豆乳
植物性エストロゲンの効果
植物性エストロゲンとは、大豆イソフラボンのことです。
女性ホルモンのエストロゲンをサポートしてくれる作用の他にも、大豆イソフラボンを摂取することで、乳がんの発症リスクが上がらないというデータがあります。
妊活中は納豆や大豆製品もおすすめです。
妊婦(妊娠中)豆乳
妊娠中は、コップ1~2杯程度の無調整豆乳を飲むと良いでしょう。
卵や牛乳、大豆製品など、一般的にアレルギーを起こしやすい食物を摂ると、お腹の赤ちゃんがアレルギー体質になりやすいという噂があります。
しかし、実際に起こった報告例はなく、根拠はありません。
妊活中に豆乳は、よくない?
豆乳の過剰摂取には注意!
豆乳は、過剰摂取すると、エストロゲンが足りていると勘違いしてしまい、本来のエストロゲンの分泌量が減り、子宮内膜が薄くなったり、生理不順になることがあります。
子宮内膜が薄いと着床率は下がり、生理不順になるとタイミングがずれて妊娠率は下がります。一日コップ1杯半を目安にしましょう。
また、男性はイソフラボンの過剰摂取で、精子の数が減少するという報告もあります。
エネルギーの摂りすぎで太る
「豆乳飲料」と呼ばれる、砂糖が含まれている製品は、無調整豆乳より糖質が高く、太る原因となります。
肌荒れ、吹き出物、下痢の原因
豆乳に含まれる植物性脂質は、肌荒れの原因になります。また、マグネシウムが含まれているため、過剰摂取することで下痢になることがあります。
妊娠中、豆乳と牛乳どっちがいい?
牛乳のかわりに豆乳?
豆乳と牛乳のどっちが良いか、ということはありません。牛乳にはカルシウムが多く含まれていますので、豆乳と牛乳どちらも飲むようにしましょう。
妊活中(妊娠中)アーモンドミルク
妊活中(妊娠中)アーモンドミルク
アーモンドミルクは、妊娠中や妊活中に適した飲み物です。アーモンドには、ビタミンEが豊富に含まれていて、着手率アップや卵子の質の向上に期待ができます。
アーモンドミルクと牛乳を比較
アーモンドミルクは、牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロで、乳糖やグルテンを含まないため、乳アレルギーや乳糖不耐症の人でも安心です。
アーモンドミルクの過剰摂取にご注意!
アーモンドミルクを飲む際は、適度な量が大切です。
アーモンドミルクは、カロリーが牛乳の約3分の1と低めですが、過剰摂取はカロリーオーバーの原因になります。1日の目安は1〜2カップ程度がよいでしょう。
アーモンドミルクの選び方
また、市販のアーモンドミルクのほとんどは、砂糖や食塩などの調味料で味がアレンジされているため、オリジナルと砂糖不使用のものを選ぶ方がヘルシーです。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。