はちみつ白湯の効果とは?(喉、便秘、ダイエット)
2024年07月1日

【この記事でわかること】
- 白湯と「はちみつ白湯」の効果や効能
- 正しい作り方と飲み方のポイント
- 便秘・冷え性・寝つき改善などへの活用法
この記事では、「白湯(さゆ)」と「はちみつ白湯」の健康効果や作り方、飲み方のコツについて詳しく紹介しています。
朝のだるさ・胃の不調・冷え・寝つきの悪さなど、“なんとなく不調”を感じている方にぴったりの内容です。
結論として、白湯は体を内側から温め、デトックス・代謝促進・便秘改善などをサポートする自然療法。はちみつを加えれば、喉や腸、肌にもさらに良い効果が期待できます。
本文中には、白湯の飲むタイミングやデメリット、効果を感じにくい人への対策なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【白湯の効果】について
「白湯」って何?
白湯とは一度沸騰して冷ましたお湯のことを言い、「お白湯」と言われることもあります。昔から日本やインド、中国、欧州で健康維持の為に飲まれてきました。
沸騰させるのは、水道水に含まれるトリハロメタンという残留塩素を煮沸するためです。
白湯の飲む温度は、50度~60度が良いでしょう。喉や胃がほんのり温かく感じるくらいの、体温より少し高めの白湯を飲むことで、体を内側から温めて新陳代謝の向上が期待できます。
白湯の効果
白湯(さゆ・しらゆ)は、
- 健康に良い
- デトックス作用がある
- 便秘に効く
等、様々な身体に良い効果があるとされています。
白湯はペットボトルで売られているものもあるようですが、飲む習慣のある人は少ないのではないでしょうか?
→体験談:
仕事のストレスで胃がキリキリし、朝もだるさが抜けなかった40代女性。試しに毎朝白湯を飲み始めたところ、1週間ほどで胃の重さが軽くなり、朝の目覚めもスッキリ。今では毎日のルーティンになっています。
白湯の【作り方】について
白湯の作り方
水道水の場合は、やかんのふたを開けて10~15分ほど沸騰させたお湯を50~60度に冷ましてからゆっくり飲みましょう。
ミネラルウォーターや浄水器の水は沸騰させず、電気ケトルや電子レンジで温めてもOKです。温かいことが大切なので、持ち歩く場合は保温機能のある水筒にしましょう。
電子レンジで白湯(簡単な作り方)
電子レンジを使って白湯を作る場合には、浄水器の水や市販の水をレンジ対応のコップで温めて下さい。
500Wの電子レンジに、2分で50℃前後の適温に温めれば完成です。
温める時間は、電子レンジのワット数によって異なります。600Wであれば1分30秒、700Wなら1分を目安に温めてみましょう。
→体験談:
一人暮らしの20代男性は、体調を崩しやすいのが悩み。ネットで知った白湯を、電気ケトルで簡単に作るようにしたところ、風邪をひきにくくなったそうです。「朝の一杯で体が目覚める感じが好き」と話しています。
はちみつ白湯【作り方】について
味がしないのが苦手という人には、はちみつ白湯がおすすめです。
白湯にはちみつを入れることで、やわらかい甘さになり飲みやすくなります。
はちみつ白湯の作り方
- 水を沸騰させて、沸騰したら蓋を開け、15分ほど沸かす
- 火を止めて、40〜50℃になるまで冷ます
- はちみつを入れてよくかき混ぜる
はちみつ白湯の作り方(ポイント)
ポイントは、はちみつは白湯の温度が下がってから入れましょう。
はちみつに含まれる酵素は、60〜70℃程度になると働きが悪くなってしまい、風味も弱くなります。
はちみつを最大限に活かすためには、白湯の温度が40〜50℃程度に下がってから、はちみつを入れて混ぜるようにしましょう。
→体験談:
甘いものが苦手な30代女性。冷え性がつらく白湯を試すも、味がなく続かず。知人にすすめられて「はちみつ白湯」に変えてみたところ、ほんのりした甘さが心地よく、毎朝の習慣として定着。手足の冷えも改善しました。
【はちみつ白湯の効果】について
はちみつには、殺菌・抗菌・保湿の作用があります。
便秘解消
白湯は内臓を温めて、内臓の動きを活発にします。内臓の動きが活発になることで腸内環境が整い、便秘解消に役立ちます。
また、はちみつには、グルコン酸やオリゴ糖といった成分が含まれ、腸内のビフィズス菌を増やす作用もありますので、便秘にも最適です。
白湯とはちみつを合わせたはちみつ白湯は、腸内環境を整える(便秘解消)のに非常に良い飲み物です。
→体験談:
便秘で肌荒れに悩んでいた30代OL。白湯だけでは効果が薄かったが、はちみつを加えるようになってから、毎朝スッキリできるように。腸内環境が整ったことで、肌のトーンも明るくなったと実感しているそうです。
喉の痛みを和らげる
はちみつには、殺菌・抗菌作用があり、水分を取り込む保湿作用があります。
この高い保湿作用が、荒れた粘膜の保護をし、喉の痛みを緩和させ、やわらげてくれます。そのため、はちみつ白湯は喉の不調を感じた時には、とても有効な飲み物です。
→体験談:
季節の変わり目に喉が荒れやすいという30代男性。薬に頼らずケアできる方法を探していたところ、はちみつ白湯を知る。毎晩寝る前に飲む習慣をつけたところ、喉の乾燥やイガイガ感が軽減され、快眠も得られました。
デトックス効果
白湯には内臓を温める作用があり、内臓の動きを活発にします。利尿作用が働いてくれ身体に溜まっている老廃物などを体外に排出することで、デトックス作用も期待できます。
→体験談:
むくみやすく疲れがとれにくかった20代女性。朝と夜に白湯を飲むようにしたら、トイレの回数が増えてスッキリ感がアップ。特に生理前の重だるさが和らぎ、体調の波が落ち着いてきたと話しています。
ダイエット効果(寝る前は太る?)
ハチミツ白湯をうまく活用していくと、ダイエット効果も期待できます。
「ハチミツ白湯は太る」という説もありますが、うまく取り入れるとハチミツ白湯によってダイエットに効果的です。
ハチミツ白湯がダイエットに効果的といわれるのは、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できるためです。
寝ている間に、脳から「成長ホルモン」が分泌されます。この成長ホルモンには、脂肪燃焼効果や筋肉量を増やす働きがあります。
この成長ホルモンの働きが、ダイエットにも良い効果が期待できるという訳です。
寝る前にはちみつ白湯を飲むと、リラックス効果や寝つきが良くなります。しかも、ハチミツの主成分はブドウ糖なので、消化されやすいです。
→体験談:
ダイエット中の40代女性。寝る前の甘いものをやめ、はちみつ白湯に置き換えたところ、間食欲が自然と抑えられ、2ヶ月で3kgの減量に成功。寝つきも良くなり、朝の目覚めも軽くなったと笑顔で話してくれました。
※はちみつ白湯を飲むタイミングは、寝る30分~1時間前くらいが良いと言われています。寝る直前に白湯を飲むと体温が上がってしまうため、体温が下がるまでの間は眠りにつきづらくなります。
白湯を飲むタイミングは?(寝る前がおすすめ)
飲むタイミング(寝る前がおすすめ)
寝る前がおすすめです。就寝30分前に白湯を飲むことで、内臓が温まって血行が良くなり、寝つきが良くなります。体が温まることで副交感神経が優位になり、リラックスして睡眠の質も向上します。
一日にどれくらい飲む?飲みすぎてない?
一日で合計800mlくらいを3~4回に分けて、15分ぐらいかけてゆっくり飲むと良いでしょう。胃腸を常に温めて、働きが低下しないようにするためです。
白湯の【デメリット】について
白湯のデメリット
白湯を飲みすぎると、消化液が薄められて食べ物の消化や栄養分の吸収が妨げられてしまう可能性があります。食事の直前は控えた方が良いでしょう。
また、飲みすぎは体のむくみや下痢を引き起こす可能性もあります。
白湯は「ガンの元?」
噂を聞いたことがあるかもしれませんが、科学的な根拠はありません。発がん性を疑われる水道水に含まれるトリハロメタンは、沸騰することで除去されています。
→体験談:
健康意識の高い50代男性、毎食後に白湯を飲んでいたが、胃もたれと下痢に悩むように。調べたところ、飲みすぎが原因とわかり、量を減らして食後は控えるように。すると不調が改善し、体も軽くなったそうです。
【白湯】効果ない?
白湯の「飲み方」がポイント
白湯を飲んでも効果はない、と聞くこともありますが、白湯に効果がないと感じる人は効果的な飲み方が出来ていない可能性があります。
白湯は「適量・適温・継続」がポイントです。
「白湯は効果ない!」と感じる人
また、すでに体の健康づくりができていて、効果がないと感じる人もいます。
一日の水分量が十分である、体が冷えていない、便秘ではない、という人は白湯の効果がないと感じるかもしれません。
ですが、飲み続けることで、寝つきが良くなったり、疲れにくくなるといった効果を感じるようになります。
→体験談:
「全然変化がない」と言っていた30代女性。聞けば白湯を1日1回、しかも冷めた状態で飲んでいたとのこと。飲み方を見直し、温かい状態で朝晩に飲むようにしたところ、1週間ほどで寝起きのだるさが軽くなったそうです。
【よくある質問と回答(FAQ)】
Q1. 白湯を飲むと本当に痩せますか?
A. 白湯には直接的な「脂肪燃焼効果」はありませんが、内臓を温めて代謝を促進し、老廃物の排出(デトックス)をサポートすることでダイエットのサポートには有効です。特に、寝る前や朝の1杯が効果的とされています。
Q2. 白湯を飲むベストなタイミングはいつですか?
A. 白湯を飲むタイミングは、朝起きてすぐと寝る30分前がおすすめです。朝は体を目覚めさせ、夜はリラックス効果と寝つきの改善が期待できます。1日800mlを目安に、複数回に分けてゆっくり飲みましょう。
Q3. はちみつ白湯は子どもでも飲めますか?
A. 1歳未満の乳児にはNGです。はちみつにはボツリヌス菌のリスクがあるため、1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えないよう注意が必要です。1歳以降は少量から様子を見ながら与えると安心です。
Q4. 白湯に味がないので続けられません。どうすればいい?
A. 味がないことが続かない原因になる場合は、はちみつ白湯がおすすめです。ほんのり甘さが加わることで飲みやすくなり、さらに喉や腸への効果もプラスされます。温度は40〜50℃で飲むのがポイントです。
Q5. 白湯は1日にどれくらい飲んでいいですか?
A. 目安は1日800ml程度。3〜4回に分けて、15分ほどかけてゆっくり飲むと効果的です。ただし、飲みすぎると消化液が薄まり胃腸に負担がかかるため、食事の直前や過剰摂取には注意しましょう。
【まとめ】白湯・はちみつ白湯の効果と正しい飲み方とは?
朝のだるさや胃腸の不調、冷え性など、なんとなく続く不調に悩んでいる人におすすめなのが「白湯(さゆ)」です。
白湯とは一度沸騰させて冷ましたお湯のことで、内臓を温めて新陳代謝を促し、デトックス効果や便秘解消、冷え性の改善など多くの健康効果が期待できます。
さらに「はちみつ白湯」にすれば、ほんのり甘くて飲みやすくなり、はちみつの殺菌・保湿作用が加わることで、喉の痛みや肌トラブルのケアにも役立ちます。
ダイエット中の間食予防や、寝つきを良くしたいときにも効果的です。
飲むタイミングは朝や寝る前がおすすめ。1日800ml程度を数回に分け、50~60度の適温を保ちながら、ゆっくり時間をかけて飲むのがポイントです。
ただし、飲みすぎると胃腸の不調やむくみの原因になるため、適量を守りましょう。
「白湯は効果がない」と感じる人は、飲み方や温度、継続期間を見直してみてください。正しく取り入れれば、体の内側から調子を整える心強い健康習慣になります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。