コロナワクチン後遺症
2024年06月20日
目次
コロナワクチン後遺症
現在のコロナウイルス感染症
2019年から猛威を振るったコロナウイルスですが、現在では1週間に確認された1医療機関あたりの平均患者数は、全国平均3.5人となっています。
2023年5月に感染症法上の5類に移行され、様々な規制がなくなり、ワクチン無料接種も3月いっぱいで廃止となりました。
コロナワクチン後遺症って?
コロナウイルスに感染している人はあまり見かけなくなりましたが、最近問題となってきているのが、「コロナワクチン後遺症」です。
頭痛や倦怠感、関節の痛みなど、コロナワクチン接種後の副反応が治まらず、体調不良がずっと続いている状態のことをいい、「コロナワクチン後遺症」と診断する医師や、コロナワクチン後遺症外来を設けている病院も存在します。
副反応との違い
コロナワクチン接種後の副反応として、頭痛や発熱、下痢、倦怠感、接種部位の腫れや痛みなどが多く見られました。ほとんどの人は5日~1週間ほどで回復しますが、中には強い倦怠感、咳、たん、呼吸困難、抜け毛、歩行障害、うつ症状など、重篤な症状に陥る人も稀にいます。
後遺症は、軽症、重症にかかわらず、そういった副反応の症状が回復しないまま続きます。
頭痛や咳、たん、発熱など、通常の不調で処方される薬を服用しても改善されることがない場合が多く、病院を転々とした結果、コロナワクチン後遺症と診断されることもあります。
また、コロナに感染した場合でも、同じように症状がずっと続くケースもあります。
原因はあるのでしょうか?
コロナワクチン後遺症の原因は明らかになっていません。
様々な症状に対して投薬等の処置をしても改善されず、検査をしても原因が分かららないので、後遺症ではないか?と診断されます。
コロナワクチン後遺症と考えられる症状
慢性疲労症候群(筋痛性脊髄炎)
ワクチン接種後(または感染後)に、身体が重くて起き上がるのもしんどい、歩行困難、うつ症状、頭が働かない等。
コロナウイルスの騒動が始まってからかなり増え、医学的に検査をしても異常は無く治療法も存在しません。
心筋炎、心膜炎
心臓の筋肉(心筋)や、心臓の周りを覆って心臓を保護する心膜が炎症する症状。
通常はウイルスや細菌感染が原因ですが、ワクチン接種により発症する事があります。
不整脈や心臓のポンプ機能を低下させることがあり、命にかかわる場合もありますので早期に循環器内科での診察が必要です。
ブレインフォグ
霧(フォグ)がかかったように頭の中がぼんやりした状態になります。
日常の集中力や記憶力が落ち、全体的な思考の低下が見られ、『仕事に集中できない、言葉が出てこない、人の話を集中して聞けない、複数の作業を同時進行できない』といった症状です。
しかし現状ではワクチン接種が脳に悪影響を与えているというデータはありませんので、長期間継続する場合は後遺症と疑われています。
キラン・バレー症候群
2022年6月10日に厚労省によって、コロナワクチン接種の注意事項に追記されました。
四肢や身体に力が入らない、しびれ、顔の筋肉の麻痺など、体力や筋力の低下が見られます。
感染症やワクチン接種をきっかけに、自身の免疫力が自身の末梢神経を攻撃してしまうことが原因と考えられています。異常を感じたらすぐ病院を受診しましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。