オギノ式で排卵日 & 生理予定日の計算をして、危険日を知ろう!
2024年10月20日
目次
排卵日の計算には、オギノ式がおすすめ
妊活している方は、排卵日(卵巣から卵子が排卵される日)に合わせて、タイミングを取られると思います。
排卵日や生理予定日、危険日(一番妊娠しやすい日)の計算はどのようにしているでしょうか?
今回は排卵日の計算の仕方、妊娠の可能性、生理予定日、危険日の計算の仕方などをご説明いたします。
排卵予定日や生理予定日の計算を自動でしてくれるおすすめのアプリ(サイト)もご紹介いたします。
オギノ式とは
オギノ式とは、1942年に産婦人科医の荻野久作氏が、女性の排卵期と受胎期に関する学説を基に提唱した式です。
排卵日の計算(オギノ式)方法について
オギノ式の排卵日の計算方法は、
生理周期-14日= 生理が始まってから排卵が始まるまでの日数(排卵日)
一番妊娠しやすい日(危険日)と、妊娠しにくい日(安全日)を、生理周期と生理予定日から割り出す計算方法になります。
排卵日の14日後、月経が始まる
オギノ式では、排卵日の14日後に月経が始まると考えます。そこで、まず生理周期から14日を引いて出た日数を「生理開始から排卵が始まるまでの期間」とします。
危険日 & 排卵日に妊娠する可能性
一番妊娠しやすい日(危険日)とは
自然妊娠は、卵巣から排出された卵子が卵管を通る間に、約1億個の精子のうちたった1匹と受精し、子宮に着床することで起こします。
『危険日 = 一番妊娠しやすい日』です。一般的に言われている危険日とは、排卵日の約4日前から1日後の5日間を指します。
安全日とは
安全日とは、一般的に、上記の一番妊娠しやすい日(危険日)以外を言います。
排卵日に妊娠する可能性
妊娠する可能性があるのは、排卵日6日前から排卵日の1日後です。その間にタイミングをとって妊娠する確率は、29歳以下の女性で約30~50%です。
妊娠する確率は26歳をピークに下がっていき、そこから35歳を境に大きく低下し、40歳以降はさらに低下します。
生理予定日の計算→ ルナルナのアプリ(サイト)がおすすめ!
生理予定日の計算
次の生理予定日の計算方法を知っておきましょう。
生理周期は、生理が開始した日を1日目としてカウントしていきます。例えば、1月1日に生理1日目であれば、1月10日は生理周期10日目となる計算です。
生理が来るまでの期間は、その日数を累積していき、次の生理が始まったらまた1日目にリセットされます。
目安として、3~6周期の平均を計算して、次の生理開始日を予測していきましょう。
生理予定日(生理周期)の計算には、ルナルナ無料アプリ(サイト)!
最近では、『ルナルナ』など、日付を入力するだけで自動的に生理周期を計算し、生理予定日を予測してくれる無料のアプリ(サイト)があるので利用してみましょう。
生理予定日(生理周期)の計算をしておくメリット
自分の生理周期を知っておくと、いつ頃に妊娠しやすいのか、いつ生理が来てどんな生理周期の時に体調が悪くなりやすいか等、体調管理にも役立ちます。
ルナルナなど無料アプリ(サイト)を活用して、生理予定日を把握しておきましょう。
妊娠検査薬はいつからできる?について
妊娠検査薬はいつから可能?
自分の生理周期が分かっていれば、妊娠検査薬をフライングする事もなくなります。
妊娠検査薬は、検査する上で必要な妊娠ホルモンの分泌が十分な量に達する生理予定日1週間後から使うようにすると、はっきりとしたラインが現れます。
生理予定日やその前に検査すると、hCG(「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」という、受精卵が着床して胎盤が作られる過程で分泌されるホルモン)がごくわずかで、妊娠していても陰性になる可能性があるので、生理予定日1週間後から使うことをおすすめします。
排卵日を知る方法
- 基礎体温表(低温期と高温期の分かれ目の前後が、排卵日の時期になる)
- 排卵日検査薬(尿をかけるだけで排卵日が分かる)
毎朝、同じ時間に基礎体温を測定し、『基礎体温表』に記録する事で、排卵日が予測できます。低温期と高温期の分かれ目の前後が、排卵日の時期となります。
他にも、より確実に排卵日を知りたい場合は、尿をかけるだけで排卵日が分かる「排卵日検査薬」などの薬局で買える検査薬もございます。
生理周期を計算し、次の生理予定日の17日前から1日1回検査をするものになります。
自分たちに合った方法で排卵日を予測し、タイミングを行ってみて下さい。
【まとめ】オギノ式で排卵予定日 & 生理予定日の計算をして、危険日を知ろう!
妊活中の方にとって排卵日を正確に知ることは重要です。
オギノ式は、生理周期を基に排卵日や妊娠しやすい日(危険日)を計算する方法として広く活用されています。
これは1942年に荻野久作氏が提唱した計算法で、生理周期から14日を引くことで排卵日を予測します。
排卵日の約14日後に次の生理が始まることを前提にしており、妊娠しやすい期間を割り出すための目安になります。
危険日と妊娠の可能性
危険日は、排卵日の約4日前から1日後までの5日間で、この時期に妊娠の可能性が最も高まります。
一方、安全日は、危険日以外の日を指します。排卵日前後6日間でタイミングを取ると、妊娠率が高まりますが、この確率は年齢により変動し、特に35歳以降は低下します。
アプリの活用で計算を簡単に(危険日や排卵日)
生理周期(生理予定日)や排卵日を簡単に把握するには、ルナルナなどの無料アプリが便利です。
これらのアプリは、生理開始日を入力するだけで次の生理予定日や排卵日を予測してくれるため、妊活中の方や体調管理をしたい方に役立ちます。
オギノ式を活用し、危険日を把握して効果的なタイミングを取ることで、妊娠の可能性を高めましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。