稽留流産 生きていた確率
2024年08月22日
目次
稽留流産 生きていた確率
稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と診断されても、まだ自分の中では納得が出来ないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、稽留流産 生きていた確率、稽留流産、何週が多いのか、稽留流産の確率、兆候、稽留流産しやすい人についてご説明いたします。
稽留流産とは
稽留流産とは、胎児の成長や心拍が止まってしまったものの、子宮内容物と共に子宮内にとどまったままの状態のことをいいます。
稽留流産は何週目まで?
稽留流産は、妊娠22週未満で胎芽や胎児が子宮内で死亡し、症状が無く子宮内に留まっている状態のことを言います。(稽留流産は12週未満の早期流産の時期に起こることが多いです)
一方、出血などの症状があり、かなりの期間胎芽や胎児が子宮内に留まる場合は、遷延流産(せんえんりゅうざん)と言います。
稽留流産、何週が多い?
稽留流産は、12週未満の早期流産の時期に起こることが多いです。
流産の確率 & 流産の兆候(予兆)
稽留流産 何週目が多い
稽留流産は、出血や腹痛などの症状がないため、自覚症状のない流産とされています。稽留流産の多くは妊娠12週未満の早期流産の時期に起こります。
稽留流産の確率
妊娠8~12週の流産の確率は34~48%と、一般的な流産率(15%)と比較すると、妊娠9週目あたりは流産しやすい時期と言えます。
流産の中でも稽留流産が起こる確率は、はっきりとは分かりません。妊娠全体の15%に流産が起こると言われ、そのほとんどが早期流産(稽留流産など)です。
15週 稽留流産の兆候(予兆)→(出血と腹痛)
12週以降は妊娠中期に入り、流産の確率が3~12%と下がりますが、まだ胎動の自覚はないため、自分では胎児による生存確認はまだできず、流産の確率はゼロではありません。
一般的に流産の兆候には出血・腹痛などが挙げられます。
流産が起こり始めると、鮮血もしくは暗赤色の少量の出血と腹痛がありますが、痛みや出血がなく受診するまで気づかなかったというケースも多いです。
いずれも妊娠中には身近な症状ですが、兆候を見逃さないためにも、注意深くご自身の体調を観察しておくことが大切です。
稽留流産しやすい人(おりものの変化など)
稽留流産しやすい人
妊娠12週までの早期流産のほとんどは、赤ちゃん側に原因があり、母体には原因はありません。
胎児の染色体異常や遺伝子の病気などが原因で、残念ながら防ぐことはできません。赤ちゃんに成長していく力がない為、妊娠初期の段階で流産となってしまします。
ただ、妊娠が発覚したら、内服薬に注意するとともに、喫煙・アルコール摂取は避けるようにしてください。
また、お母さんの年齢が上がるほど自然流産する確率が高くなるというデータがあります。40歳以上での自然流産率はなんと40%以上になります。
これは出産年齢が高くなるほど卵子も老化し、染色体異常が起こりやすくなるためです。
稽留流産 おりものの変化
稽留流産では、茶褐色のおりものが出る場合があります。また、おりものの匂いが生臭くなるなど、オリモノの匂いに変化がある場合もあります。
ただし、正常な妊娠でもみられることがあるため、同様の症状がみられたからといって、必ずしも稽留流産とは結び付きません。
1週間以上、茶褐色のおりもの(おりものの変化)が続くようであれば病院を受診しましょう。
また、1週間経過していなくても、他に何らかのオリモノの変化や症状がある場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。
稽留流産と診断されるも、生きていた体験談
稽留流産と診断されたが、生きていた体験談
まれに、8週目で胎嚢の大きさが6週から止まっていて胎芽が見えなくてないため、稽留流産と診断されたが、1度の診断で稽留流産と診断されたことに納得できず、セカンドピニオンを別の病院でしてもらった所、赤ちゃんが生きていたということがあったそうです。
稽留流産?!間違いだったケースもある
稽留流産と言われたが生きていた(間違いだった)ケースは、稀にあります。
2回目でも胎芽が見えなくて、3回目で確認できたという方もいらっしゃいました。
納得いかない場合には、セカンドオピニオンを
自分の中で納得がいかない場合は、納得のいくまで手術はせずにセカンドオピニオンを受けてみても良いかもしれませんね。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。