妊娠初期の流産しやすい行動&特徴
2024年08月30日
目次
妊娠初期の流産しやすい行動
妊娠22週未満の時期に、妊娠が中断してしまうことを「流産」といいます。
妊娠初期は流産しやすい!と聞くことが多いかもしれません。確かに妊娠初期の流産率は約8~15%と低くはない確率で、6人に1人は流産を経験するというデータが出ています。
では、流産しやすい人や流産しやすい行動に、何か共通点はあるのでしょうか?特に妊娠初期には、気をつけておきたい事や、流産しやすい行動や特徴についてご紹介いたします。
なぜ妊娠初期は流産しやすいの?
なぜ妊娠初期は流産しやすいのかご紹介いたします。
妊娠初期に流産しやすい理由① 胎児の染色体異常
12週目までに起こる流産の原因は、ほとんどが胎児の染色体異常(遺伝子異常)です。
染色体の数などを間違って組み合わせてしまった受精卵は、成長することができず流産となってしまいます。
染色体異常は、妊婦さんの行動とは関係がないと考えられています。
妊娠初期に流産しやすい理由② 卵子の老化
卵子の老化も、染色体異常の原因になります。女性の年齢と共に卵子も高齢になると、染色体異常が増え、流産の確率も高くなります。
40歳以上の流産率は40%以上と言われています。
妊娠初期に流産しやすい理由③ 母体の問題
母体の子宮の異常(奇形、子宮筋腫、絨毛膜下血腫)や感染症、内分泌代謝異常、自己免疫異常、血液凝固異常など。
妊娠初期はまだ胎盤が発達していなくて、母体の影響が胎児に伝わりにくいとされていますが、妊娠が分かったら、内服薬、喫煙、アルコール摂取は避けるようにしましょう。
流産しやすい行動と特徴(妊娠初期)
流産しやすい行動【妊娠初期】
妊娠初期に流産しやすい行動がありますので、ご紹介いたします。
- 妊娠中に喫煙・飲酒をしている。
- 妊娠中にカフェインをよく摂取している。
- 激しい運動や重い物を持ち上げることが多い。
- コンドームをつけない性行為(感染症にかかる危険性がある)
- 食生活が偏っている(偏った食生活は栄養不足や栄養過多となり、赤ちゃんや母体に悪影響を与える)
流産しやすい特徴【妊娠初期】
妊娠初期に流産しやすい特徴がありますので、ご紹介いたします。
- 35歳以上の高齢妊婦
- 流産の経験がある(一度流産の経験がある人のうち20%は、二度目の流産の経験がある)
- 極端に太っている、または痩せている(BMI25以上、または18.5以下の女性は流産しやすいとされている)
- 太り過ぎている(体重が増加しすぎていると、流産や早産のリスクが上がる)
- 子宮筋腫がある
流産しやすい行動(妊娠後期)
流産しやすい行動【妊娠後期】
妊娠後期に流産しやすい行動がありますので、ご紹介いたします。
妊娠後期でも、
- 立ち仕事、動き過ぎる(妊婦さんの行動によって、子宮収縮が起こるケースもある)
- 感染症や外部からの強い衝撃(流産してしまうことがある)
- ストレス(近年ではストレスも、流産の原因になっていると考えられている)
切迫流産&切迫早産
切迫流産
流産しかかっている状態で、治療をすれば治る軽症の場合と、流産になってしまう重症の場合があります。
最も大切なことは安静にすることで、出血が多かったり少量でも止まらない場合は、家事も仕事もできず、トイレ以外は横になって安静にする必要があります。入院する場合もあります。
切迫早産
流産の時期を過ぎ、22週以降から37週未満の分娩を早産といいます。
切迫早産となった場合も、切迫流産と同じく、入院治療や自宅安静となります。
もし流産してしまったら
- 自然流産の場合は、病院で必要な処置はありません。
- 稽留流産や不完全流産の場合は、子宮内に残っているものを病院で手術などの処置が必要になります。
【まとめ】妊娠初期の流産しやすい行動&特徴
なぜ妊娠初期は流産しやすいの?
- 胎児の染色体異常
- 卵子の老化
- 母体の問題
流産しやすい行動【妊娠初期】
妊娠初期に流産しやすい行動がありますので、ご紹介いたします。
- 妊娠中に喫煙・飲酒をしている。
- 妊娠中にカフェインをよく摂取している。
- 激しい運動や重い物を持ち上げることが多い。
- コンドームをつけない性行為(感染症にかかる危険性がある)
- 食生活が偏っている(偏った食生活は栄養不足や栄養過多となり、赤ちゃんや母体に悪影響を与える)
流産しやすい特徴【妊娠初期】
妊娠初期に流産しやすい特徴がありますので、ご紹介いたします。
- 35歳以上の高齢妊婦
- 流産の経験がある(一度流産の経験がある人のうち20%は、二度目の流産の経験がある)
- 極端に太っている、または痩せている(BMI25以上、または18.5以下の女性は流産しやすいとされている)
- 太り過ぎている(体重が増加しすぎていると、流産や早産のリスクが上がる)
- 子宮筋腫がある
流産しやすい行動【妊娠後期】
妊娠後期に流産しやすい行動がありますので、ご紹介いたします。
妊娠後期でも、
- 立ち仕事、動き過ぎる(妊婦さんの行動によって、子宮収縮が起こるケースもある)
- 感染症や外部からの強い衝撃(流産してしまうことがある)
- ストレス(近年ではストレスも、流産の原因になっていると考えられている)
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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