不妊(妊活)鍼灸に通う頻度
2024年08月6日
目次
不妊(妊活)鍼灸に通う頻度
不妊(妊活)鍼灸
不妊鍼灸では、皆様がより妊娠しやすくなるように、体内環境を整えていきます。
質の良い卵子を育成をするために、卵巣や子宮への血液循環を良くしていきます。卵巣や子宮にしっかり栄養が運ばれるようにしていきます。
身体の内側から体質改善していくことで、卵子の着床をサポートし、妊娠しやすい身体を作っていきます。
不妊(妊活)鍼灸の通う頻度
不妊(妊活)鍼灸の通う頻度としては、身体の状態によって個人差があり、お一人お一人異なります。
一般的には週1~2回のペースで通って頂くことが多いです。(最初は週2回)
良い状態を継続する
人間の身体は、本来備わった生体機能によって、ある程度のバランスを保てるようになっています。しかし、そのバランスを維持し続けることは、どれほど健康な方であっても難しいです。
また女性の身体は特に複雑で、生理周期やホルモンの変動により、そのバランスはより変動しやすくなります。
体調の変動を減らすためには、人間に本来備わっているバランスを均衡に保つことが重要になります。
そのため継続的な治療をしていくと、より早く体質や体内環境を改善できることが期待できます。したがって、出来る限り間隔を置かずに通うことをおすすめ致します。
体外受精と不妊鍼灸(通う頻度)
体外受精をされる方も、一般的には週に1回のペースが望ましいです。
質の良い卵子を生育することが重要になりますので、全身の血液循環はもちろんのこと子宮や卵巣、卵子に栄養が十分に届く環境を整えることが重要です。
【初期胚移植予定の方】鍼灸治療のタイミング&通う頻度
体外受精、初期胚移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミング↓
- 生理2日目~5日目の間に1回。キレイな子宮内膜を形成するためです。
- 初期胚移植の3日前~前日の間に1回。周期を整えて排卵を促すためです。
- 初期胚移植の当日~2日後の間に1回。卵管や子宮を整えるためです。
合計で3回ほど、タイミングをみて来院されることをおすすめします。
【胚盤胞移植予定の方】鍼灸治療のタイミング&通う頻度
また体外受精、胚盤胞移植をご予定の方の鍼灸治療のタイミングは
- 生理2日目~5日目の間に1回。
- 胚盤胞移植の3日前~前日の間に1回。
- 胚盤胞移植の当日または翌日に1回。
こちらも合計3回ほど、タイミングをみて来院していただけると、より着床しやすい身体づくりをサポートすることができます。
【採卵前】の鍼灸頻度&通う頻度
採卵前は特に大切な時期になります。
卵胞はおよそ半年ほどかけて成長していきます。そして卵巣には栄養やホルモン、酸素などが運ばれます。
卵巣の環境が良い状態でこの半年の間、卵胞が育てられることが理想的となりますので、頻度としては生理前~採卵までは週に1~2回がおすすめです。
不妊治療(妊活)における鍼灸の効果
鍼灸治療は血流の改善、身体の冷えの解消、ホルモンバランスや自律神経の乱れなどの改善に効果があります。
その効果は妊娠するための身体づくりにおいて、サポートできる点が多くおります。
卵子の質の改善
鍼灸治療により血流改善されると、自ずと卵巣へ流れる血液も増加します。
血液は、栄養やホルモン、酸素などを届ける働きがありますので、それらがしっかりと卵巣に行き届くと、卵子の質が良くなるとされています。
着床率が上がる
鍼灸治療を行うと、肩こりや腰痛など筋肉の緊張緩和ができるように、子宮の緊張緩和も可能です。
また、血流改善により子宮にもしっかりと栄養分が届いて、子宮内膜の厚みを成長させてくれ、着床率を上げることが期待されます。
流産率が下がる
流産の原因の多くは、受精卵の染色体異常と言われています。
鍼灸治療では、卵子の成長をサポートすることができるため、排卵や採卵される卵子の質が向上することによって、染色体異常になる確率を抑えることができます。
この確率を下げることによって流産率を低下できると考えられています。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。