妊活における体質改善の期間(卵子や精子の質)
2024年09月4日
目次
妊活における体質改善の期間(卵子や精子の質)
妊活における体質改善の期間(卵子や精子の質)
卵子は180日(6ヶ月)、精子は120日(4ヶ月)の期間で成長していくと言われています。したがって、体質改善をするためには、最低でもこれくらいの期間が必要です。
妊活(体質改善)を始めて、卵子は180日(6ヶ月)、精子は120日(4ヶ月)くらいの期間が必要ということになります。
なので、もし妊娠を急ぐのであれば、早めに体質改善を完了しておきましょう。
卵子や精子の質を改善するには、生活習慣が大切
妊娠しやすい身体をつくっていくためには、卵子や精子の質を改善することが必要です。
また、普段の生活習慣が大切であり、排卵や卵子・精子の質に影響していることを意識しましょう。
妊娠中の負担や産後の育児に備えるためにも、早めに体質改善をしておきましょう。
冷え性の体質の方、月経不順のある方、肥満や痩せ過ぎ、喫煙者などは、特に体内から整えておく必要があります。
妊活における体質改善(卵子や精子の質)方法
妊活のための体質改善方法① 食事(バランスの良い栄養)
まず食事においては、妊娠力を高めるたんぱく質・亜鉛・鉄などのミネラル・葉酸・ビタミン・抗酸化作用のあるポリフェノールなど、栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
卵子の質の低下を招くカフェインやアルコールの摂りすぎにも気をつけましょう。
妊活のための体質改善方法② 質の良い睡眠
また質の良い睡眠はホルモンバランスを整えてくれるので、日付が変わる前に寝床に入り、1日7時間位はしっかり睡眠をとることを心がけましょう。
妊活のための体質改善方法③ 適度な運動
その他に、軽いウォーキングやスイミング・ヨガなどの適度な運動も生活に取り入れると、血流が促進され冷えを改善することができます。また肥満解消にも役立ちます。
妊活のための体質改善④ その他
夏でも、足先やお腹を冷やさないようにして、温かい飲食物を摂取しましょう。
お風呂にゆっくり浸かると、冷えの解消にもつながります。冷えを改善することは妊娠体質になっていくため、おすすめです。
東洋医学における妊活
東洋医学では、現代医学で用いられる薬などによる身体の変化を促すのではなく、ご自身が元々持たれている「自然治癒力」を引き出して施術します。
東洋医学の中でも、鍼灸治療では血流を促進させ、その結果身体の冷えやホルモンバランスも整えることができると考えられています。
またそれ以外にも、中国の古典において、「腎臓」「肝臓」「脾臓」といった臓器が、東洋医学の妊活治療または不妊治療で密接に関係していると考えられています。
- 子宮や卵巣の血流を促し、質の良い環境を整える
- 自律神経のバランスを調整する
- 弱っている臓器の働きを改善する
東洋医学や鍼灸治療においては、上記のように体質改善を促し妊活治療・不妊治療を行います。
妊娠する為の体質改善(食事)
妊活をする上で、生活習慣の見直しは必要不可欠です。
中でも食事バランスの見直しは、妊活にも妊娠中、産後などにも良い影響を与え続けますのでおすすめです。
さらに食事の栄養を偏りなく、バランスの良い食生活に変更しただけで「妊娠した」という言葉もよく耳にします。
妊娠する為の体質改善(食事)
食事においては、
タンパク質(牛ヒレ肉・マグロの赤身・大豆・卵・チーズなど)や葉酸(豚、鶏のレバー・焼きのり・さつまいも・ブロッコリーなど)、ビタミンE(アボカド・アーモンド・かぼちゃ・キウイなど)、鉄(牛ヒレ肉・かつお・マグロ・あさり・小松菜など)、亜鉛(牛モモ肉・サバ・うなぎ・アーモンド・カシューナッツなど)
これらを意識して摂るようにすることで体質改善に良い効果を発揮します。
また、適度にストレスを発散することや、禁煙に努めることで妊娠できたという報告もあります。
妊娠しやすい時期
一番妊娠しやすいのは、生理直後から7日~14日後(1週~2週)頃、具体的には排卵日の約4日前~1日後の5日間です。
また、特に「排卵日の2日前」は最も妊娠しやすい日だといわれています。
28日周期の方の場合、生理が始まって2週間後に排卵が起こります。
排卵された卵子は、24時間以内に受精しないと死んでしまいます。しかし男性の精子は、女性の生殖器の中にいる場合、3日ほど生き続けることができます。
そのため、排卵が始まる数日前から排卵直後までの間に3~4回ほど性交渉すると、妊娠する確率は高まります。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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