【つわり】いつから始まり、いつまで続くの?
2025年03月12日

つわりは妊娠初期に多くの妊婦さんが経験する症状です。しかし、いつから始まり、いつまで続くのかは個人差があります。
ここでは、つわりの期間やピーク、つわりが長引く場合について詳しく解説します。
目次
つわりはいつから?
妊娠5週~6週頃が一般的
多くの妊婦さんは、妊娠5週~6週頃からつわりの症状を感じ始めます。これは妊娠によるホルモンバランスの変化が影響していると考えられています。
早い人は妊娠4週目から
一方で、妊娠4週目頃からつわりが始まる人もいます。この場合、生理予定日を過ぎてすぐに気持ち悪さや吐き気を感じることがあります。
つわりはいつまで続く?
妊娠12週~15週頃に治まることが多い
一般的に、つわりは妊娠12週~15週頃(安定期に入る頃)には治まることが多いです。ホルモンバランスが落ち着くとともに、つわりの症状も軽減されていきます。
遅い人は妊娠後期まで続くことも
一部の妊婦さんは、妊娠後期に入ってもつわりが治まらないことがあります。これは「後期つわり」とも呼ばれ、胃が圧迫されることなどが原因で起こることが多いです。
つわりのピークはいつ?
妊娠6週~9週が最もつらい
多くの妊婦さんにとって、妊娠6週~9週がつわりのピークです。この時期はホルモンの分泌が急激に増えるため、吐き気や食欲不振が強く出ることが多くなります。
妊娠10週以降は徐々に軽減
妊娠10週を過ぎると、少しずつつわりの症状が和らいでいきます。ただし、個人差があるため、まだつらさが続く人もいます。
つわりの種類と特徴
吐きつわり
食べると吐いてしまうタイプのつわりで、何を食べても気持ち悪くなりやすいです。
食べつわり
空腹になると気持ち悪くなるタイプで、常に何かを食べていないと落ち着かない状態になります。
食事の工夫
つわりの症状を少しでも楽にするための方法をご紹介します。
吐きつわり対策
- 食べられるときに少しずつ食べる
- 水分をこまめに摂る(スポーツドリンクやフルーツなど)
- 無理に食べようとしない
食べつわり対策
- 少量をこまめに食べる
- 血糖値が急激に上がらないように注意(お菓子やジュースを控える)
- 消化に良いものを選ぶ
生活習慣の改善
においつわり対策
- 食事を冷ましてにおいを抑える
- 強い香りの洗剤や化粧品を避ける
- 室内の換気をこまめに行う
眠気つわり・よだれつわり対策
- しっかり休息をとる
- よだれが多い場合はこまめに吐き出す
- 歯磨きやガムで口の中をすっきりさせる
まとめ:つわり、いつから始まり、いつまで続くの?
つわりは、多くの妊婦さんが経験する症状で、妊娠5週~6週頃から始まり、妊娠12週~15週頃には治まることが多いです。しかし、早い人では妊娠4週目から始まり、遅い人では妊娠後期まで続くこともあります。
つわりのピークは妊娠6週~9週頃で、吐きつわりや食べつわり、においつわりなど、さまざまな種類の症状があります。症状を和らげるためには、食事の工夫や生活習慣の改善が重要です。
つわりの症状が重い場合は、我慢せずに産婦人科で相談しましょう。適切な対策をとることで、少しでも快適に妊娠生活を過ごせるようになります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。