冷え症は【流産】に至る確率が高い!対策と予防法
2024年03月30日
目次
流産について
実際かなり流産の確率が高い
皆さん、「流産」をどこか他人事のようにとらえていませんか?流産は、日常的にかなりの頻度で遭遇しています。
流産の確率は、全体の妊娠の15%と言われており、おおよそ7人に1人が流産を経験するのです。
流産の確率
流産の確率は、
- 25~34歳では約10%
- 35~39歳では約20%
- 40歳以上では約40%
と言われております。年齢とともに、確率はドンドン高くなっていきます。
2007年、厚生省の調べでは、妊娠した事がある女性41%に流産の経験があり、そのうち染色体の異常によるものが60%で、加齢とともに増加しています。
また、流産した女性の42%に抑うつ傾向が見られたというデータがあります。
流産に一人で悩まないで
妊活中は、長い病院通い、高額な医療費、様々なストレスが重くのしかかってきます。周囲の言葉に傷ついたり、心も身体もヘトヘトに疲れてしまうのです。
流産の経験で心と身体が疲労していると、次の妊娠に前向きになれなくなってしまいます。
できるだけ一人では悩まず、ご主人やご両親、信頼できるお友達に相談したり、自分の気持ちを打ち明けてみるといいかもしれません。
少しずつでも前向きな感情が出てきて、気持ちに変化が出てきたりします。
元気になるお手伝いをさせて頂きます(流産から立ち直る)
ようやくお腹に小さな命が宿ったのにも関わらず、大切な命を失う「喪失感」は、とても悲しい事です。深い悲しみは、そう簡単に癒えるものではありません。
なかなか人には言えない悩みでも、当院でそのような気持ちを打ち明けて下さい。心に仕舞わず、どんどん言葉に出していきましょう。元気になるお手伝いをさせて頂きます。
流産予防には【冷え性対策】が大切
流産(冷え性)への鍼灸の効果
- 腹部の血流が良くなり、生殖能力がアップ
- ホルモンバランスが整い、生理周期の安定、卵子の質の上昇
- 自律神経バランスが整う
- お腹の深部の冷えを解消し、子宮内膜を肥厚させて、着床を促す
鍼灸をすると、お腹が温まり骨盤内の臓器も温まってきます。すると、骨盤内の「生殖機能」の働きが改善されてきます。
血流とホルモンの関係g
また、ホルモンは血液に放出されて運ばれていきます。しかし、身体が冷えていて血流が悪いと、大事なホルモンが血中に残ってしまい、うまく機能を果たさない状況になってしまいます。
例えば、「FSHが足りないから」といって、注射しても上手く卵巣に届いていないために、卵子の質が一向に良くならない、という事がよくあります。
元々、ホルモンというのは、それぞれの器官が正しい仕事をするように、脳から伝えられるための物質です。
なので、注射して血液の中に増やしても意味がないばかりか、逆に仕事をしなくなってしまうこともあります。
つまり、良い卵を育てるために注射したら逆効果だった、という事も起こりえます。
骨盤内部の【冷え】が流産につながる
水分というのは、「温めにくくて冷えやすい」という性質があります。人間の体は、70%以上が「水分」です。
お腹の水分の循環が悪いと、骨盤内の深部温度が不安定になり、冷えを起こしやすくします。お腹をさわってみて冷たいと感じる方は、要注意です。
冷え性は、不妊症(流産)の大きな原因になるのですが、それは、骨盤内の「深部の冷え」が原因しているのです。
鍼灸で、手足の冷えだけでなく、骨盤内部の深部の冷えも改善していきましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。