子宮と卵巣を元気に!お灸のツボ6選
2024年03月29日
目次
子宮と卵巣のツボが痛い人
手首と足首の辺りには、卵巣と子宮に関係のあるツボがあり、刺激することで子宮や卵巣周りの血流が良くなります。
押して痛い人は、卵巣や子宮に何らかのトラブルがあるかもしれませんので注意が必要です。
今回はご自身で卵巣や子宮の状態を確認できる手足のツボをいくつかご紹介します。ツボの刺激にはお灸がおすすめです!
子宮と卵巣のツボ【足のツボ編】について
三陰交(さんいんこう)
三陰交のツボは、足の内側の、くるぶしから指4本分上にあるツボです。
足の冷え性、生理痛、生理不順、下痢や便秘など、女性特有の不調に効く万能ツボです。女性ホルモンを整えてくれ、お灸がおすすめです。
三陰交のツボは、子宮や卵巣の状態をあらわしていますので、もし痛みやハリなどの症状がある場合は、何かしらの異常がある可能性があります。
膝の上に足首を乗せて、手で三陰交のツボマッサージしてみましょう。
照海(しょうかい)
照海のツボは、足の内果(うちくるぶし)の下1寸(親指幅1本分)にあるツボです。
妊娠と関わりが深いツボで、エネルギーを集めて子宮や卵巣を元気にします。お灸で温めてみて下さい。
子宮と卵巣のツボ【手のツボ編】について
内関(ないかん)
内関のツボは、手首を曲げたときにできるシワから、指3本分肘側のところにあります。
気の巡りを良くし、ストレスを和らげ、精神を落ち着かせてくれるツボです。女性ホルモンを整えてくれます。
反対の手でやさしくマッサージしてみて下さい。
陽池(ようち)
陽池のツボは、手首の背面、手首の関節の横紋中央にあるツボです。
陽池は、明るく元気が湧いてくるツボです。反対の手で、ゴリゴリ押してみましょう。
子宮と卵巣のツボ【その他の手足のツボ編】について
手首・足首以外にも、手足には様々な卵巣や子宮に効くツボがあります。
合谷(ごうこく)
合谷のツボは、親指と人差し指の骨が交わるところから、少し人差し指寄りにあるへこんだところです。
生理痛を和らげ痛みを取ることが得意なツボです。親指と人指し指を開くと、深い谷のようにみえることから名付けられました。
反対の手で、少し強めに押してみましょう。
然谷(ねんこく)
然谷のツボは、足の内くるぶしの斜め前下方で、土踏まずの上にある骨(舟状骨)の下のくぼみにあります。
卵巣の不調があると、然谷のツボを押すと非常に痛いです。痛みがひどい場合には、卵巣が疲れているのかもしれません。
生理不順などの婦人科疾患にも効果があり、お灸がおすすめです。
マッサージで女性ホルモン(子宮と卵巣を活性化)を増やす方法
首
他にも、マッサージで女性ホルモンを増やす方法もあります。首には太い血管が通っているので、マッサージはおすすめです。
ホットタオルを首のうしろに当てたり、お風呂で湯船に浸かりながら両手で軽くマッサージすると、全身の血流が良くなり女性ホルモンアップに繋がります。
首は大切な場所なので、痛いほど押さないようにしてみて下さい(やさしく押さえてみましょう)
ふくらはぎ(足)
ふくらはぎ(足)のマッサージも効果的です。ふくらはぎは第二の心臓といわれるほど、下半身の血液を上半身へ送るポンプの役割をしています。
お風呂の中やお風呂上りに、足首から膝の後ろ辺りまでゆっくりマッサージしてみましょう。
【まとめ】子宮と卵巣を元気に!お灸のツボ6選
手首と足首の辺りには、卵巣と子宮に関係のあるツボがあり、刺激する(お灸など)ことで子宮や卵巣周りの血流が良くなります。
子宮と卵巣のツボ【足のツボ編】
- 三陰交(さんいんこう)
- 照海(しょうかい)
子宮と卵巣のツボ【手のツボ編】
- 内関(ないかん)
- 陽池(ようち)
子宮と卵巣のツボ【その他の手足のツボ編】
- 合谷(ごうこく)
- 然谷(ねんこく)
マッサージで女性ホルモン(子宮と卵巣を活性化)を増やす方法
- 首(全身の血流が良くなり女性ホルモンアップに繋がる)
- ふくらはぎ(足)
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。