子宮と卵巣を元気に!お灸のツボ6選
2025年05月29日

【この記事でわかること】
- 子宮や卵巣に関係する手首・足首のツボ
- セルフチェックとお灸ケアの方法
- 女性ホルモンを整えるマッサージポイント
この記事では、「最近、手首や足首を押すと痛む…」「生理前にツボが敏感になる」と感じる方に向けて、子宮や卵巣の状態を映し出す手足のツボと、そのセルフケア方法をご紹介しています。
婦人科系の不調や妊活中の冷え、ホルモンバランスに不安を抱えている方におすすめの記事です。
結論として、ツボの痛みや硬さは体からのサインであり、お灸やマッサージで子宮・卵巣の血流を整えることで体調改善が期待できます。
本文中では、具体的なツボの場所や体験談も詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
子宮と卵巣のツボが痛い人
手首と足首の辺りには、卵巣と子宮に関係のあるツボがあり、刺激することで子宮や卵巣周りの血流が良くなります。
押して痛い人は、卵巣や子宮に何らかのトラブルがあるかもしれませんので注意が必要です。
今回はご自身で卵巣や子宮の状態を確認できる手足のツボをいくつかご紹介します。ツボの刺激にはお灸がおすすめです!
→体験談:
「足首のツボを押すとズキッと痛んで驚きました」と話す30代女性。婦人科で検査を受けたところ、軽い子宮内膜症が見つかりました。普段のセルフケアでは気づけない体の異変を、ツボの痛みが教えてくれたと話しています。
子宮と卵巣のツボ【足のツボ編】について
三陰交(さんいんこう)
三陰交のツボは、足の内側の、くるぶしから指4本分上にあるツボです。
足の冷え性、生理痛、生理不順、下痢や便秘など、女性特有の不調に効く万能ツボです。女性ホルモンを整えてくれ、お灸がおすすめです。
三陰交のツボは、子宮や卵巣の状態をあらわしていますので、もし痛みやハリなどの症状がある場合は、何かしらの異常がある可能性があります。
膝の上に足首を乗せて、手で三陰交のツボマッサージしてみましょう。
→体験談:
妊活中の女性が、冷え性と生理不順に悩み三陰交に毎日お灸を続けたところ、3カ月で生理周期が安定。「足がポカポカして、体調も少しずつ整ってきた」と実感を語っています。冷えに悩む方はまずここからがおすすめ。
照海(しょうかい)
照海のツボは、足の内果(うちくるぶし)の下1寸(親指幅1本分)にあるツボです。
妊娠と関わりが深いツボで、エネルギーを集めて子宮や卵巣を元気にします。お灸で温めてみて下さい。
→体験談:
「妊活を始めてから、照海にお灸を始めました」と話す40代女性。冷えを感じにくくなり、基礎体温も安定してきたそう。妊娠には至らなかったが「体調全体が整ったことが大きな収穫」と語っています。
子宮と卵巣のツボ【手のツボ編】について
内関(ないかん)
内関のツボは、手首を曲げたときにできるシワから、指3本分肘側のところにあります。
気の巡りを良くし、ストレスを和らげ、精神を落ち着かせてくれるツボです。女性ホルモンを整えてくれます。反対の手でやさしくマッサージしてみて下さい。
→体験談:
仕事のストレスで生理不順になったという20代女性。内関をやさしくマッサージすることを日課にしたところ、気分が落ち着き、PMSのイライラも緩和。「小さなことでも毎日続けると違う」との声がありました。
陽池(ようち)
陽池のツボは、手首の背面、手首の関節の横紋中央にあるツボです。
陽池は、明るく元気が湧いてくるツボです。反対の手で、ゴリゴリ押してみましょう。
→体験談:
「仕事の合間に手首の陽池をゴリゴリ押すのが習慣」と話す30代会社員。疲れている時ほど押すと痛く、逆に元気な日は痛みも少ないそう。「自分の体調バロメーターとして使えるのが面白い」と言います。
子宮と卵巣のツボ【その他の手足のツボ編】について
手首・足首以外にも、手足には様々な卵巣や子宮に効くツボがあります。
合谷(ごうこく)
合谷のツボは、親指と人差し指の骨が交わるところから、少し人差し指寄りにあるへこんだところです。
生理痛を和らげ痛みを取ることが得意なツボです。親指と人指し指を開くと、深い谷のようにみえることから名付けられました。反対の手で、少し強めに押してみましょう。
→体験談:
生理痛がひどく薬に頼っていた女性が、合谷を押すようになって痛みが軽減。「いつでも押せるし、人前でもさりげなくケアできるのが嬉しい」と笑顔に。日常生活に取り入れやすいセルフケアとして人気です。
然谷(ねんこく)
然谷のツボは、足の内くるぶしの斜め前下方で、土踏まずの上にある骨(舟状骨)の下のくぼみにあります。
卵巣の不調があると、然谷のツボを押すと非常に痛いです。痛みがひどい場合には、卵巣が疲れているのかもしれません。生理不順などの婦人科疾患にも効果があり、お灸がおすすめです。
→体験談:
「足の内側を押したら激痛が走った」という40代女性。婦人科にかかったところ卵巣の機能低下が見つかりました。「まさかツボで気づくとは」と驚きつつ、日々お灸で体を温める習慣を続けているそうです。
マッサージで女性ホルモン(子宮と卵巣を活性化)を増やす方法
首
他にも、マッサージで女性ホルモンを増やす方法もあります。首には太い血管が通っているので、マッサージはおすすめです。
ホットタオルを首のうしろに当てたり、お風呂で湯船に浸かりながら両手で軽くマッサージすると、全身の血流が良くなり女性ホルモンアップに繋がります。
首は大切な場所なので、痛いほど押さないようにしてみて下さい(やさしく押さえてみましょう)
→体験談:
「毎朝ホットタオルを首に当てるだけで、頭の重さがスッキリします」と語る30代女性。肩こりとPMSが軽くなり、肌の調子も良くなったそう。血流改善が全身に良い影響を与えることを実感したと話しています。
ふくらはぎ(足)
ふくらはぎ(足)のマッサージも効果的です。ふくらはぎは第二の心臓といわれるほど、下半身の血液を上半身へ送るポンプの役割をしています。
お風呂の中やお風呂上りに、足首から膝の後ろ辺りまでゆっくりマッサージしてみましょう。
→体験談:
妊活中の女性が「ふくらはぎを毎晩マッサージするようになってから、基礎体温が安定し、手足の冷えも改善した」と実感。お風呂上りにオイルを使って優しくケアするのが日課になっているそうです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 子宮や卵巣の不調はツボでわかりますか?
A1. はい、足首や手首などにある関連ツボを押したときに「ズーンと痛い」「硬くなっている」「冷えている」などの反応がある場合、子宮や卵巣に不調のサインが出ている可能性があります。気になる場合は医療機関の受診もおすすめです。
Q2. 生理痛に効くツボはどこですか?
A2. 生理痛には【三陰交】【合谷】【然谷】などのツボが効果的です。血流を促し、痛みを和らげる働きが期待できます。お灸や指圧などセルフケアにもおすすめです。
Q3. 妊活中にお灸をしても大丈夫ですか?
A3. 妊活中のお灸は体を温め、子宮・卵巣の血流を良くするため、基本的にはおすすめです。ただし、体調や体質により合わない場合もあるため、専門家に相談するか様子を見ながら無理のない範囲で行ってください。
Q4. ツボは毎日押してもいいの?
A4. 毎日の軽い刺激(3〜5分程度のマッサージやお灸)は問題ありません。体がポカポカと温まり、リラックス効果も期待できます。ただし、強く押しすぎたり痛みが続く場合は中止しましょう。
Q5. 女性ホルモンを整えるには何をすればいいですか?
A5. ツボ押しやお灸のほか、首やふくらはぎのマッサージ、湯船につかる入浴、規則正しい生活やストレス管理も効果的です。特に冷えの改善は女性ホルモンのバランスに良い影響を与えるとされています。
【まとめ】子宮と卵巣を元気に!お灸のツボ6選
手首と足首の辺りには、卵巣と子宮に関係のあるツボがあり、刺激する(お灸など)ことで子宮や卵巣周りの血流が良くなります。
子宮と卵巣のツボ【足のツボ編】
- 三陰交(さんいんこう)
- 照海(しょうかい)
子宮と卵巣のツボ【手のツボ編】
- 内関(ないかん)
- 陽池(ようち)
子宮と卵巣のツボ【その他の手足のツボ編】
- 合谷(ごうこく)
- 然谷(ねんこく)
マッサージで女性ホルモン(子宮と卵巣を活性化)を増やす方法
- 首(全身の血流が良くなり女性ホルモンアップに繋がる)
- ふくらはぎ(足)
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。