稽留流産→ 生きていた確率

2025年11月30日

稽留流産 生きていた確率

【この記事でわかること】

  • 稽留流産の定義と起こりやすい時期
  • 稽留流産と診断されたが生きていたケース
  • 兆候・確率・おりものの変化・セカンドオピニオンの重要性

 

この記事では、稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と診断されたものの「本当に赤ちゃんは亡くなっているのか…?」という不安を抱えている方に向けて、流産の確率や起こりやすい時期、判断ミスがあったケース、そしてセカンドオピニオンの重要性などを詳しく解説しています。

特に「稽留流産と告げられたが、諦めきれない」「もう一度診てもらいたい」という方に読んでいただきたい内容です。

結論としては、稽留流産の多くは妊娠初期に起こり、染色体異常が主な原因ですが、まれに誤診で赤ちゃんが生きていたケースもあるため、納得できない場合はセカンドオピニオンを受ける選択肢もあります

本文中には、体験談・兆候・茶色いおりものの変化なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

稽留流産 生きていた確率

稽留流産とは

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と診断されても、まだ自分の中では納得が出来ないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、稽留流産で生きていた確率、稽留流産、何週が多いのか、稽留流産の確率、兆候、稽留流産しやすい人についてご説明いたします。

稽留流産とは

稽留流産とは、胎児の成長や心拍が止まってしまったものの、子宮内容物と共に子宮内にとどまったままの状態のことをいいます。

稽留流産は何週目まで?

稽留流産は、妊娠22週未満で胎芽や胎児が子宮内で死亡し、症状が無く子宮内に留まっている状態のことを言います。(稽留流産は12週未満の早期流産の時期に起こることが多いです)

一方、出血などの症状があり、かなりの期間胎芽や胎児が子宮内に留まる場合は、遷延流産(せんえんりゅうざん)と言います。

稽留流産、何週が多い?

稽留流産は、12週未満の早期流産の時期に起こることが多いです。

稽留流産と自然流産の違い

稽留流産と自然流産の違い

 

流産の確率 & 流産の兆候(予兆)

妊娠8週〜15週における心拍確認後の流産率グラフ

流産の確率

稽留流産 何週目が多い

稽留流産は、出血や腹痛などの症状がないため、自覚症状のない流産とされています。稽留流産の多くは妊娠12週未満の早期流産の時期に起こります

稽留流産の確率

妊娠8~12週の流産の確率は34~48%と、一般的な流産率(15%)と比較すると、妊娠9週目あたりは流産しやすい時期と言えます。

流産の中でも稽留流産が起こる確率は、はっきりとは分かりません。妊娠全体の15%に流産が起こると言われ、そのほとんどが早期流産(稽留流産など)です。

関連記事:【妊娠9週の壁】乗り越えるには? ~妊娠9週目の流産確率~

関連記事:【心拍確認後】流産率は下がる?(20代、30代、40代の流産の確率は?)

15週 稽留流産の兆候(予兆)→(出血と腹痛)

12週以降は妊娠中期に入り、流産の確率が3~12%と下がりますが、まだ胎動の自覚はないため、自分では胎児による生存確認はまだできず、流産の確率はゼロではありません。

一般的に流産の兆候には出血・腹痛などが挙げられます。

流産が起こり始めると、鮮血もしくは暗赤色の少量の出血と腹痛がありますが、痛みや出血がなく受診するまで気づかなかったというケースも多いです。

いずれも妊娠中には身近な症状ですが、兆候を見逃さないためにも、注意深くご自身の体調を観察しておくことが大切です。

つわりが消えた場合の判断フローチャート

つわりが消えた場合の判断フローチャート

稽留流産しやすい人(おりものの変化など)

稽留流産しやすい人(おりものの変化など)

稽留流産しやすい人

妊娠12週までの早期流産のほとんどは、赤ちゃん側に原因があり、母体には原因はありません。

胎児の染色体異常や遺伝子の病気などが原因で、残念ながら防ぐことはできません。赤ちゃんに成長していく力がない為、妊娠初期の段階で流産となってしまします。

ただ、妊娠が発覚したら、内服薬に注意するとともに、喫煙・アルコール摂取は避けるようにしてください。

また、お母さんの年齢が上がるほど自然流産する確率が高くなるというデータがあります。40歳以上での自然流産率はなんと40%以上になります

これは出産年齢が高くなるほど卵子も老化し、染色体異常が起こりやすくなるためです。

関連記事:妊娠初期の流産しやすい行動 & 特徴

関連記事:稽留流産しやすい人の特徴(行動)& 流産の確率(20代、30代、40代)

稽留流産 おりものの変化

稽留流産では、茶褐色のおりものが出る場合があります。また、おりものの匂いが生臭くなるなど、オリモノの匂いに変化がある場合もあります。

ただし、正常な妊娠でもみられることがあるため、同様の症状がみられたからといって、必ずしも稽留流産とは結び付きません。

1週間以上、茶褐色のおりもの(おりものの変化)が続くようであれば病院を受診しましょう。

また、1週間経過していなくても、他に何らかのオリモノの変化や症状がある場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。

 

稽留流産と診断されるも、生きていた体験談

稽留流産→ 生きていた確率 漫画

稽留流産と診断されたが、生きていた体験談

まれに、8週目で胎嚢の大きさが6週から止まっていて胎芽が見えなくてないため、稽留流産と診断されたが、1度の診断で稽留流産と診断されたことに納得できず、セカンドピニオンを別の病院でしてもらった所、赤ちゃんが生きていたということがあったそうです。

稽留流産?!間違いだったケースもある

稽留流産と言われたが生きていた(間違いだった)ケースは、稀にあります。2回目でも胎芽が見えなくて、3回目で確認できたという方もいらっしゃいました。

納得いかない場合には、セカンドオピニオンを

自分の中で納得がいかない場合は、納得のいくまで手術はせずにセカンドオピニオンを受けてみても良いかもしれませんね。

→体験談:稽留流産と診断されたが生きていたケース
妊娠8週目、胎嚢のサイズが6週目から成長しておらず、胎芽も見えないとのことで稽留流産と診断された女性。しかし、納得できずセカンドオピニオンを受けたところ、別の病院で赤ちゃんの心拍が確認され、妊娠継続となりました。焦って手術をせず、本当に良かったと語っています。

→体験談:3回目の診察で心拍確認
妊娠初期に胎芽が確認できず、医師から稽留流産の可能性があると言われた方。1週間後の再診でも心拍が見えず、ほぼ流産と診断されかけましたが、もう一度だけ確認したいとお願いし、3回目の検診でついに心拍が確認できたそうです。

関連記事:妊娠初期症状 & 生理前の違い(胸の張り、下腹部痛、腰痛など)

 

 

【よくある質問と回答】稽留流産→ 生きていた確率

Q1. 稽留流産と診断された後に赤ちゃんが生きていた確率はどれくらいですか?

A. 稽留流産と診断された後に、実際には赤ちゃんが生きていたケースは非常にまれです(数%未満とされます)。

主な理由は、稽留流産の診断は心拍確認や胎児の成長停滞を超音波で複数回確認して行うためです。

ただし、排卵日のずれや測定誤差で心拍がまだ確認できない時期に診断されると、後に心拍が確認されることもあります。

注意点:診断が早すぎると誤判定のリスクがあるため、確定前に1週間程度の再検査を勧める医師もいます。

参考文献:日本産科婦人科医会 8.稽留流産の診断

Q2. 稽留流産の診断が間違いだったことはありますか?

A. ありますが、極めてまれです。

診断の誤りは、最終月経日や排卵日の計算間違い、または超音波機器の条件により起こることがあります。

特に妊娠初期(5〜6週)では、胎児が小さく心拍確認が難しいため、誤診の可能性がわずかに残ります。

注意点:1回の超音波検査だけで判断せず、医師が推奨する再検査間隔(通常は7〜10日後)を守ることが重要です。

Q3. 稽留流産の診断を受けたら、すぐに手術を受けるべきですか?

A. 多くの場合、医師は確定診断後に手術(子宮内容除去術)または薬物療法を提案しますが、医学的に緊急性がない場合は数日〜1週間の待機が可能です。

待機中に自然排出が起こることもありますし、誤診回避のために再検査する選択もあります。

注意点:出血量が多い、発熱や腹痛が強い場合は感染や大量出血のリスクがあるため、すぐ医療機関へ連絡してください。

参考文献:厚生労働省 妊娠中・産後の症状等に対して考えられる措置の例

Q4. 稽留流産と診断されたらセカンドオピニオンを受けるべきですか?

A. 特に妊娠初期で心拍が未確認の場合や、診断に不安がある場合はセカンドオピニオンを受ける価値があります。

別の施設で異なる超音波機器・医師の視点から診てもらうことで、誤診の可能性をより正確に判断できます。

注意点:セカンドオピニオンは早すぎても正確な診断ができないため、医師と相談し適切な時期を見極めましょう。

参考文献:日本医師会 医師の職業倫理指針 第 3 版 (改訂案)

 

 

【まとめ】稽留流産 生きていた確率

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは、赤ちゃんの心臓が止まってしまったあとも、お母さんの体の中に赤ちゃんがとどまっている状態のことを言います。出血やお腹の痛みなどの症状がほとんどないため、自分では気づきにくく、妊婦健診のときに初めて知らされるケースが多いです。

この流産は特に妊娠12週未満の初期に多く、原因のほとんどは赤ちゃんの染色体異常です。つまり、お母さんが悪いわけではなく、生まれてくる力が赤ちゃんに備わっていなかったということが多いのです。

ただし、まれに「稽留流産と診断されたけれど、実は赤ちゃんが生きていた」というケースもあります。たとえば、胎児の成長がゆっくりな場合や、機械の映り方が悪かっただけということもあるため、1回の診断で納得できない場合は、もう一度他の病院でも診てもらう「セカンドオピニオン」がすすめられることがあります。

また、妊娠中に出血や腹痛、茶色っぽいおりものが続く場合は、すぐに病院へ行きましょう。症状がなくても、気になることがあれば遠慮せず相談することが大切です。

不安な気持ちを一人で抱え込まず、パートナーや家族、医師に話すことも、心のケアになります。赤ちゃんと自分の体を守るためにも、正しい知識と判断がとても大切なのです。

 

 

参考文献:国立研究開発法人 不育症対応マニュアル

参考文献:公益社団法人 日本産婦人科学会.流産・切迫早産

参考文献:公益社団法人 日本産婦人科医会.No.99 流産のすべて.1.総論

参考文献:公益社団法人 日本産婦人科医会.不育症について教えて下さい

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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