生理を早く来させる【運動&ストレッチ】
2025年05月16日
【この記事でわかること】
- 生理を早めたいときに効果的な運動・ストレッチ
- 血流やホルモンバランスと生理の関係
- 無理なく実践できるセルフケア方法
本記事では、「旅行や予定までに生理を早めたい」「ピル以外の自然な方法で整えたい」といった方に向けて、生理を早める可能性のある運動やストレッチ、体を温めるセルフケア法について解説します。
生理が不規則で困っている方や、体に負担をかけずに整えたい方に特におすすめの内容です。
結論として、血流を促進しホルモンバランスを整えることで、生理が早まる可能性があります。
本文中では、骨盤まわしや前屈ストレッチの具体的なやり方や体験談なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
生理を早く来させる【運動】について

生理を早める方法として今はピルを飲む以外の方法はありませんが、遅れている生理を早く来させる方法として、食生活や運動方法があります。
まず生理不順と言うのはホルモンバランスの乱れによって起こります。ホルモンバランスが乱れやすいのは思春期や更年期、他にも体調や精神状態に左右されることがあります。
→体験談:
1週間後に海外旅行を控えていた女性。ピルは使いたくないため、骨盤まわしや前屈ストレッチを毎日朝晩取り入れたところ、予想より2日早く生理が来て、旅行も快適に過ごせたそうです。「簡単な運動でここまで変わるなんて驚きでした」と話しています。
生理が早く来るためには?


- 血流を良くする運動…生理がなかなか来ない原因のひとつは、血行が悪くなっていることです。血流が滞ると、子宮や卵巣の働きが弱まり、ホルモンバランスが乱れることがあります。適度な運動をして血流を良くすると、生理が早く来る可能性が高まります。
- 体を温める運動…冷えは生理が遅れる原因のひとつです。体を温める運動をすると、血流が改善され、ホルモンバランスが整いやすくなります。特に、骨盤周りを動かす運動は、子宮や卵巣の血流を良くするため、効果的です。
生理を早く来させる【運動】について


- 運動不足はNG…運動不足は、過剰な脂肪の蓄積を招いてしまい、生理不順になってしまうケースもあります。ランニングやウォーキング、ストレッチなど、毎日数分でも適度な運動をするのが生理を周期的に来させるポイントです。
- 激しい運動はNG…また、極端に激しい運動を続けることは、ストレスになるだけでなく、エネルギー不足で生理が止まってしまうことがありますので気をつけて下さい。
→体験談:
生理が2ヶ月以上来ていなかった30代の女性。冷え性だったため、体を温めるストレッチとウォーキングを毎日継続。2週間後に生理が来て、婦人科でも「冷えと運動不足が原因だったかもね」と言われたそうです。「薬に頼らず整えられて嬉しかった」とのことでした。
生理前や生理中も、運動をして良い?


生理前や生理中も運動をしても大丈夫です。実は生理前、生理中に運動をすると、2つの嬉しい効果が期待できます。
血行促進
身体の冷えや運動不足だと血行が悪くなり、子宮の筋肉が硬くなってしまうことがあります。
子宮が硬くなると、不要な子宮内膜を排出するために、さらに強く子宮が収縮し、生理痛の悪化にも繋がります。
運動には全身の血行を良くする効果があるため、生理中に適度な運動を行うことで滞っていた血行が良くなり、生理痛を緩和する事ができます。
ストレス解消
生理中は女性のホルモンの分泌バランスが乱れやすい為、気分の浮き沈みが激しくなります。適度な運動はストレス解消の効果があります。
しかし激しい運動は体調不良の原因になりますので適度な運動を取り入れることをおすすめします。
生理を早くするおすすめ【ストレッチと運動】

骨盤まわしストレッチ・運動
【やり方】
- 足を肩幅に開いて立つ
- 両手を腰に当てる
- ゆっくり大きく円を描くように腰を回す(右回り30秒、左回り30秒)
- 深呼吸しながら、リラックスして行う
【ポイント】
- 腰をしっかり回して骨盤周りの血流を促す
- リラックスした状態で行うことで効果アップ
前屈ストレッチ・運動
【やり方】
- 床に座って足を伸ばす
- ゆっくり息を吐きながら上半身を前に倒す
- 無理のない範囲で30秒キープ
- ゆっくり戻して深呼吸
【ポイント】
- 膝を軽く曲げてもOK(無理をしない)
- 血流を促し、骨盤周りを温める効果がある
関連記事:子宮と卵巣を元気に!お灸のツボ6選
関連記事:ホルモンバランスを整える & 女性ホルモン(エストロゲン)を増やす【5つのツボ】
【よくある質問】生理を早く来させる運動&ストレッチ

Q1. 生理を早めたいときに効果的な運動はありますか?
軽い有酸素運動(ウォーキングやストレッチ)は、骨盤内の血流を良くしてホルモンバランスを整える効果があるとされ、生理のリズムを整えるサポートになります。
ただし、過度な運動は逆効果となる場合もあるため注意が必要です。
🔗 参考文献:KOSE たった2つのヨガポーズでホルモンバランスの調子を整えましょう
Q2. ストレッチやヨガで生理を早めることはできますか?
直接的に生理を「早める」効果は医学的に確証されていませんが、ストレッチやヨガは自律神経を整え、ホルモンバランスの乱れによる生理不順の改善につながる可能性があります。
特にリラックス効果の高いポーズ(チャイルドポーズなど)は効果的です。
🔗 参考文献:日本ヨーガ療法学会・木村慧心先生インタビュー “ヨガと免疫のお話”
Q3. 筋トレは生理を早くするのに効果がありますか?逆に遅らせる?
筋トレが直接的に生理を早めるという科学的な根拠はありません。
ただし、適度な筋力トレーニングは代謝の改善やホルモンバランスの安定に寄与する可能性があります。
一方、過度な筋トレは体脂肪率を下げ、排卵や月経を遅らせる要因となることがあります。
🔗 参考文献:文部科学省 女子/女性のための 運動の効果がわかる ベーシック・ガイド
Q4. 生理を早く終わらせたい場合に効果的な体操はありますか?
生理そのものを短縮する方法は限定的ですが、軽い体操やストレッチは血流促進により経血の排出をスムーズにする可能性があります。
骨盤周囲の柔軟性を高める動き(股関節の開閉など)はおすすめされることもあります。
🔗 参考文献:生理を早く終わらせる方法は? 生理痛の解消にも効果的【医師が解説】
Q5. 生理をコントロールする安全な方法はありますか?
医師の管理下で低用量ピルを使えば生理周期の調整が可能です。
運動や生活習慣で自然に整えることも可能ですが、確実性は低いため、生理日を明確にコントロールしたい場合は、婦人科への相談が第一です。
🔗 参考文献:避妊 | 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ|厚生労働省研究班 監修
【まとめ】生理を早く来させる運動(ストレッチ)について

生理を早く来させる運動(ストレッチ)は、生理不順の改善やホルモンバランスの調整に役立てます。
運動不足やストレスはホルモンバランスを乱し、生理周期を不安定にする原因となります。
そのため、適度な運動やストレッチを日常生活に取り入れることで、血行を促進し、女性ホルモンのバランスを整えるサポートが期待できます。
生理を早く来させるストレッチのポイント
ストレッチは、体を温めるとともに血液の流れを良くする効果があります。特に足や股関節のストレッチを行うと、全身の血行が改善し、子宮への血流が促されます。
これにより、ホルモンバランスが整いやすくなり、生理を周期的に迎える助けになります。また、リラックス効果もあるため、ストレス解消にもつながります。
運動の注意点
適度な運動は体に良い影響を与えますが、極端に激しい運動は逆効果です。
エネルギー不足やストレスが蓄積し、生理が止まることもあるため、軽いウォーキングやヨガ、ストレッチがおすすめです。
また、生理前や生理中も無理のない範囲で運動を行うことで、血行促進やストレス解消、生理痛の緩和が期待できます。
規則正しい生活習慣と併せてストレッチを取り入れることで、生理周期を整え、体調の改善につなげましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。












