卵管閉塞って【生理はくるの?】について解説
2025年08月8日

【この記事でわかること】
- 卵管閉塞(狭窄)の原因や症状
- 卵管閉塞でも生理がくる理由
- 自然妊娠の可能性と治療法(西洋医学・鍼灸)
この記事では、「卵管が詰まっている」と言われたときの不安や疑問に寄り添いながら、卵管閉塞の基礎知識から、検査でわかること、治療の選択肢、そして鍼灸による体質改善の可能性まで詳しく紹介しています。
「生理が来ているのに妊娠しない…」「卵管閉塞でも自然妊娠できるの?」といった悩みを抱える方におすすめの記事です。
結論として、卵管閉塞は無症状で気づきにくいものの、生理は通常通り来ることが多く、自然妊娠も可能なケースがあります。体質や状況に応じて、手術・体外受精・鍼灸といった選択肢があります。
本文中には体験談や東洋医学の見解も詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【卵管閉塞(狭窄)】について
卵管閉塞(狭窄)とは
卵管とは、卵巣から子宮に伸びている管です。精子と排卵された卵子が出会って受精卵となり、その受精卵が卵管を通って子宮へ向かいます。
しかし、なんらかの理由で詰まったり、通り道が狭くなる状態を「閉塞(狭窄)」と言います。
ふさがれてしまうと、精子と卵子は出会えず、卵子が子宮にたどり着くことも出来なくなる為、治療しないと難しくなってしまいます。
卵管閉塞は「不妊症の原因の1つ」
不妊症の原因の1つに卵管閉塞(狭窄)があります。卵子の通り道になる管が詰まっているために、受精できない状態です。
卵管閉塞(つまる)で、完全に妊娠が出来なくなるわけではありません。生理はくるのか?原因や症状、自然妊娠ができるのかどうかについてお話します。
→体験談:32歳女性/右卵管閉塞と診断
結婚後1年、自然妊娠を希望していたがなかなか授からず。不妊検査で右の卵管閉塞が判明。左は通っていたが、タイミング療法でも結果が出ず、当院に来院。東洋医学で「気滞・瘀血型」と診断し、ストレス緩和と血流促進の鍼灸施術を週1回継続。施術4か月目で自然妊娠。現在も母子ともに健康。
卵管閉塞【原因】について
卵管閉塞「原因」
詰まる(狭くなる)原因はいくつか考えられます。
主な原因としては細菌感染などによる炎症反応の結果として起きることがほとんどと言われています。(最近はクラミジア感染症が多いようです)
その他にも、骨盤内で炎症が起こる子宮内膜症・虫垂炎なども原因であると考えられています。
卵管閉塞「症状」
明確な自覚症状が現れない事がほとんどです。なので、気づかないうちに癒着が進行し、卵管閉塞(狭窄)になってしまいやすいのです。
閉塞すると「自然妊娠」はできない?
卵管は左右2本あり片方が詰まっても、片方が通っていれば可能です。しかし両方が詰まってしまった場合には、治療をしないと可能性がなくなります。
→体験談:34歳女性/片側閉塞・子宮内膜症あり
内膜症の既往歴あり。左卵管が癒着により閉塞。タイミングや人工授精では結果が出ず、将来的な体外受精も視野に。鍼灸では「瘀血・気滞型」の体質改善を図り、生理痛や血塊の減少とともに冷えが軽減。施術6か月で自然妊娠。現在は二人目の妊活も鍼灸でサポート中。
【卵管閉塞って生理はくるの?】について
卵管閉塞って「生理」はくるの?
卵管閉塞って生理はくるの?とよく質問されます。卵管閉塞(狭窄)などのつまりがあり、卵子が子宮まで辿り着かなくても、生理(月経)はあります!
なので、生理の有無では、卵管閉鎖の判断はできません。
※生理は、生理周期に合わせて、子宮内膜が受精卵が着床しなかった場合に、脱落して血液とともに体外に排出されるものです。
卵管閉塞は「ほぼ無症状」→生理は通常通り来ることが多い
卵管閉塞(狭窄)の症状は、ほぼ無症状と言われているので、自分で気づくことはとても難しいです。不妊治療での検査により発見される方が大多数です。
卵管閉塞であっても、通常通りに生理がくるので、自分で気づくことはとても難しいのです。
卵管閉塞(狭窄)の【治療法】について
- 自然妊娠を望むケース…機能を回復させるための「形成手術」を行います。
- 完全に閉じていない場合…生理食塩水や造影剤を注入して、詰まりを取り除く「通水法」も一つの治療法です。治療後は自然妊娠は可能になりますが、どうしても確率は低くなってしまいます。
- 左右両方が詰まっている場合…卵管を通さずに、受精させる方法(体外受精)があります。高齢の方なども、できるだけ早めに体外受精を選択肢に入れて考えるべきかと思います。
卵管閉塞【鍼灸治療】
閉塞には、片側または、両側が詰まっているケースがあります。
卵管閉塞 3つのタイプ
- 気の停滞(ストレスを溜め込んでいるタイプ)
- 瘀血(普段から腹痛があり、生理時にきつくなり、塊が混じるタイプ)
- 湿邪(うすく白いおりもの、軟便、下痢しやすい)
東洋医学では、閉塞している状態を『脾虚』と捉え、診ていきます。
卵管閉塞の鍼灸治療
外科的手術をしないと治り難いと考えられがちですが、鍼灸によってが開通し、妊娠した症例もたくさん存在します。
卵管閉塞「症例」 35歳
K.S様 結婚3年目。造影検査を行い卵管閉塞が見つかった。生理はくるのか…自然妊娠はできるのか…非常に不安が多い。病院からは体外受精を勧められた。
授かりやすい体質になりたいと当院に来院。コツコツ体質を変え、施術開始5ヵ月で陽性反応が出た。体外受精3回目だった。奇跡が起きた!と非常に喜んで頂いた。
コツコツ不妊鍼灸で体質を変えたことが、非常に活きた症例だった。
→体験談:37歳女性/両側卵管閉塞・体外受精に向けた鍼灸併用
過去にクラミジア感染歴があり、両側の卵管閉塞と診断。体外受精に進むことになったが、ホルモン反応が鈍く、採卵数が少ないのが悩み。当院では「脾虚・湿邪型」と捉え、腎・脾の強化と冷え対策を中心に鍼灸施術。2周期目の採卵で卵子の質が改善し、胚盤胞まで育ち移植成功。無事妊娠。
関連記事:卵管造影検査、詰まっていたら痛い?
関連記事:卵管の通りを良くするマッサージ
【よくある質問と回答】卵管閉塞って【生理はくるの?】について解説
Q1. 卵管閉塞でも生理はきますか?
A. はい、卵管が詰まっていても排卵やホルモン分泌が正常であれば、子宮内膜は毎月厚くなり、剥がれ落ちるため、通常通りの生理(月経)は来ます。生理の有無だけでは卵管の状態は判断できません。
Q2. 卵管閉塞があっても自然妊娠はできますか?
A. 卵管は左右に2本あるため、片側が通っていれば自然妊娠は可能です。しかし、両側が閉塞している場合は体外受精が必要です。体質改善や鍼灸で妊娠に至るケースもあります。
Q3. 卵管閉塞に自覚症状はありますか?
A. 多くの場合、卵管閉塞は無症状です。痛みや出血などの症状がないまま進行するため、不妊治療の検査ではじめて発覚するケースがほとんどです。
Q4. 卵管が詰まる原因は何ですか?
A. 主な原因はクラミジアなどの性感染症や子宮内膜症、骨盤内の炎症(虫垂炎など)です。感染や炎症が卵管内に癒着を起こし、通り道を塞いでしまいます。
Q5. 卵管閉塞はどんな治療がありますか?
A. 完全閉塞の場合は体外受精が選択されることが多いです。軽度の閉塞であれば「通水法」「卵管形成術」などの手術で改善が見込めることもあります。また、鍼灸による血流改善や体質改善で自然妊娠に至る例もあります。
【まとめ】卵管閉塞って生理はくるの?
卵管閉塞って生理はくるの?
卵管閉塞(狭窄)などのつまりがあり、卵子が子宮まで辿り着かなくても、生理(月経)はあります。なので、生理の有無では、卵管閉鎖の判断はできません。
卵管閉塞は、ほぼ無症状(生理は通常通りが多い)
卵管閉塞(狭窄)の症状は、ほぼ無症状と言われているので、自分で気づくことはとても難しいです。不妊治療での検査により発見される方が大多数です。
卵管閉塞であっても、通常通りに生理がくるので、自分で気づくことはとても難しいのです。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
























