妊娠6週・妊娠7週で【心拍が確認できない確率】
2024年10月23日
目次
妊娠6週・妊娠7週で心拍が確認できない確率について
妊娠6週で心拍が確認できない確率
胎嚢は確認できるのに、妊娠6週での検診で胎児の心拍を確認できない確率は、約9~10%と言われています。
ただし排卵日が予定よりも遅く、妊娠が成立した日が遅い場合には、最終月経から計算した妊娠週数よりも実際にはまだ妊娠が進んでいない場合があります。
そのため妊娠6週頃になっても心拍が確認できない場合には、1~2週間以内の間隔を空けて再度検査を行います。
妊娠7週で心拍が確認できない確率
妊娠7週で心拍が確認できない確率は、約12%です。
妊娠7週になると多くの人が心拍確認できるようになります。
もし心拍確認ができなかった場合や、胎嚢の中に胎芽と卵黄嚢が見当たらない場合は、流産の可能性が考えられます。
心拍確認後の流産の確率
30歳前後の切迫流産兆候のない胎児の心拍が確認できた後の流産率は、約3~12%です。
また35歳を超えると、流産率は約20%に上がります。
妊娠初期の流産の原因となる、赤ちゃんの染色体異常や遺伝子異常は、卵子の老化などが関連するともいわれています。
体外受精での胎児心拍の確認はいつ?
体外受精では妊娠7週目に確認されることが多いです。
まず体外受精で胚移植を受けてから、1週間から12日ほどの間にホルモン検査をして妊娠しているかどうかをチェックします。
妊娠していれば、妊娠5週目頃に胎嚢確認、さらに進めば妊娠7週目頃に心拍確認が行われます。
心拍確認ができると、それまでよりも流産の可能性が下がると言われており、それまでは15%ほどあった確率が5%ほどにまで下がることが多いといわれています。
心拍確認後、安心できるのは?
胎児の心拍が妊娠7~8週で確認できると、流産の可能性はゼロではありませんが、概ね安心していただいて良いと思います。
胎児の心拍が見えない状態での流産率は一般的に約15~18%とされていますが、胎児の心拍が見えた後での流産率は約2~3%と大幅に低下する傾向にあるので、妊娠7~8週が安心できる状態とされています。
体外受精 6週 心拍確認できない
卵子と精子が受精して受精卵になっても、うまく分裂できなかったり、染色体に問題があったりして、そこから成長ができないケースがあります。
妊娠判定薬が陽性を示し、妊娠5週目で「胎嚢」が確認できても、妊娠初期の段階で発育が止まり、妊娠6週目で心拍が確認できない可能性もあるということです。
また体外受精では妊娠7週目頃に心拍確認が行われることが多いですので、すぐに流産していると判断せず、1~2週間後に再検査し胎芽や心拍を確認が行われます。
妊娠 心拍確認 できない 確率
胎嚢は確認できたが、胎児心拍を確認できない方は、全体の約10%です。
稽留流産 心拍復活
そもそも稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは、自覚症状はないものの子宮内で胎児の心拍が確認できない、あるいは胎児の姿が見られず胎嚢だけがそのまま子宮内にとどまっている状態のことを言います。
この状態と診断されてから心拍が復活することは低く、その後としては、自然に赤ちゃんが出て来てくれる(自然排出)のを待つことになります。
あるいは、なかなか出てこなかったり出血が続く場合に、子宮の中のものを取り除く手術が施されます。
【まとめ】妊娠6週・妊娠7週で【心拍が確認できない確率】
妊娠6週で心拍確認できない確率
妊娠初期には、胎嚢が確認されても心拍が確認できない場合があります。
妊娠6週で心拍確認できない確率は約9~10%とされており、これは排卵日が遅れた場合や実際の妊娠週数が異なることが原因となる場合があります。
そのため、心拍が確認できない場合でも慌てず、1~2週間後に再検査を行うことが推奨されます。
妊娠7週で心拍確認できない確率
妊娠7週で心拍確認できない確率は約12%です。
この時期には多くの方が心拍を確認できますが、確認できない場合には流産の可能性も考えられます。
特に胎嚢が小さい場合や胎芽や卵黄嚢が確認できない場合には注意が必要です。その後の診察での経過観察が重要となります。
流産率とその後のリスク
胎児の心拍が確認されると流産の可能性は大幅に低下します。心拍確認後の流産率は、切迫流産兆候がない場合で約3~12%です。
ただし、35歳以上では20%程度に上昇するとされています。心拍が確認された妊娠7~8週以降は、流産率がさらに低下し、多くの妊婦が安心できる状態となります。
体外受精と心拍確認のタイミング
体外受精では、妊娠5週頃に胎嚢が確認され、7週目頃に心拍が確認されることが一般的です。
妊娠6週で心拍が確認できない場合でも、1~2週間後の再検査で確認できるケースが多いため焦らず経過を観察しましょう。
稽留流産の可能性
心拍が確認できない場合には、稽留流産の可能性も考えられます。これは胎児の成長が止まり、胎嚢が子宮内に留まる状態を指します。
稽留流産と診断された場合でも自然排出を待つか、必要に応じて医師と相談し適切な治療を受けることが重要です。
妊娠6週や7週で心拍が確認できない場合は、不安を感じるかもしれませんが、その後の再検査で確認できるケースも多いです。
特に「6週 心拍確認できない」「7週 心拍確認できない」「胎嚢小さい」などの状況の場合は焦らず、医師の指導に従ってください。
心拍確認後は流産率が低下し、安心して妊娠生活を送ることができるでしょう。
関連記事
この記事に関連するページ
- 関連ページはまだありません。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。