【45歳以上】自然妊娠できる確率(経産婦だと有利?)
2024年10月14日
【この記事でわかること】
- 経産婦が妊娠しやすい理由
- 年齢ごとの自然妊娠・出産リスク
- 45歳以上でも妊娠できる体づくりの方法
この記事では、加齢とともに妊娠しにくくなる背景や、経産婦が妊娠しやすいとされる理由、自然妊娠の確率やリスク、当院での高齢妊娠の実績などを詳しく紹介しています。
「年齢的にもう難しいのでは…」と不安を抱える方、過去に出産経験がある方で再び妊娠を望まれている方、妊娠の可能性を少しでも高めたいと願う方におすすめの記事です。
結論としては、45歳以上でも体質改善や鍼灸によって自然妊娠の可能性を高めることは可能です。
本文では、妊娠率や流産率の年齢別データ、妊娠成功者の体験談なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【経産婦は妊娠しやすい】なぜ?
経産婦(けいさんぷ)とは、すでに出産経験がある女性のことを意味します。一般的に「経産婦は妊娠しやすい」と言われていますが、それはなぜでしょうか?


- 良い子宮環境…経産婦は妊娠しやすいのは、一度出産を経験すると、子宮や骨盤周りの筋肉や組織が柔わらかくなり、受精卵が子宮内に着床しやすくなるからと考えられます。
- 排卵が正常化…出産を経験することで、排卵が規則正しくなり、妊娠しやすいタイミングが把握しやすくなり、妊娠の確率が上がることがあります。
- 精神的な余裕…一度妊娠・出産を経験していることで、妊娠出産に対する不安が少なく、リラックスできることが多いです。このリラックスが、妊娠の成功率を高めてくれることがあります。
- 健康状態の改善…妊娠・出産を経験すると、赤ちゃんや自分の為にも健康に気をつけるようになります。例えば、妊娠前には不規則な生活をしていた人が、早寝早起き、栄養バランスを意識したりします。良い健康習慣が身に付くことによって、体が整い、初産の時よりも妊娠しやすくなります。
【高齢出産】とは?(初産婦&経産婦)


高齢出産とは、一般的に35歳以上で初めて子どもを出産することを指します 。(初産婦で35歳以上、経産婦で40歳以上とする場合もあります)
経産婦の方が高齢での出産がしやすくなるので、経産婦の場合には40歳以上に設定されることがあるようです。
【年齢と確率(自然妊娠など)】について


正常な夫婦が排卵日近くに子作りをした場合、開始から半年で約80%、1年で約90%が妊娠したというデータがあります。これによると、1周期あたりの妊娠する確率は約20%となります。
しかし、女性の年齢と比例して、妊娠までにかかる時間は長くなります。卵子の老化がネックになってくる為です。
「自然妊娠」確率

1周期あたりの自然妊娠の確率↓
25歳 : 25%~30%
30歳 : 25%~30%
35歳 : 18%
40歳 : 5%
45歳 : 1%
自然妊娠は、30歳位から徐々に低下し、35歳あたりからは増々低下してきます。
そして45歳で自然妊娠する可能性は1%とほぼ無くなってしまいます。卵子の老化と数の減少が、30代後半から急激なスピードで進んでいきます。
自然妊娠を希望する場合には、タイムリミットをしっかり意識しておきましょう。
「流産」確率

各年代の流産率を基に、無事に出産ができる確率を見ていきます。
25歳 : 10%
30歳 : 10%
35歳 : 25%
40歳 : 40%
45歳 : 50%
- 加齢による卵子の変化(年齢とともに卵子の数が減るだけでなく、染色体異常が増える傾向があります。)
- 流産率の上昇要因(主に卵子の老化(染色体異常、生命力の低下)が流産の主な原因とされています。)
年齢別「ダウン症児」確率

20歳 : 1/1667
25歳 : 1/1250
30歳 : 1/952
35歳 : 1/385
40歳 : 1/106
45歳 : 1/30
- 35歳以降のリスク増加(ダウン症の発生率は35歳を境に急激に高くなります。)
- 卵子の老化との関係(卵子の染色体異常が主な要因であり、年齢に比例してその頻度が上昇します。)
「人工受精」妊娠の確率

人工授精が成功する確率は5~10%と言われています。およそ5~6回くらいで成功率は上がらなくなります。
年齢別「体外受精」妊娠の確率

引用: 公益社団法人 日本産科婦人科学会「2021年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績(6ページ)」
25歳 : 40%
30歳 : 37%
35歳 : 25%
40歳 : 20%
43歳 : 10%
44歳 : 7%
45歳 : 3%
体外受精が成功する確率は35歳を過ぎた当たりから急激に低下していきます。治療成績が年齢を重ねるごとに下がってくるのです。
人間の身体の仕組みを考えると、妊活や子作りは遅くても35歳位までが望ましいでしょう。42~43歳がリミットと言えるかもしれません。
当院には45歳、46歳、47歳、48歳の【妊娠の実績】が数多くあります!

「自然妊娠の確率を上げる」準備をしておく
なるべく若いうちに自然妊娠・出産の準備をしておきましょう!
母体の身体の年齢が1歳でも若い方が、妊娠出産のリスクが低いです。しかし、実年齢よりもカラダ年齢が大切で、高齢(40代)でも身体の中身が若い人は妊娠出産の可能性があります。
当院では40代以上(40歳、41歳、42歳、43歳、44歳、45歳、46歳、47歳、48歳)の高齢の自然妊娠・出産の実績が数多くあります。
しかし、なるべく早めに準備をしましょう!一刻も早く体質改善をスタートして欲しいと思います。若返り(体質改善)のためにぜひ当院をご活用ください。
→体験談:
● 45歳で妊娠された方の声
「不妊治療を始めたのが遅かったかもしれないと悩んでいました。でも、体質改善とお灸をコツコツと続けて3ヶ月後、まさかの自然妊娠。先生から『おめでとうございます』と聞いたとき、涙が止まりませんでした。」
● 48歳で妊娠された方の実例
これまでに複数回の流産経験があり、年齢的にも半ば諦めていた女性。骨盤周りの血流改善を中心にお灸と漢方を併用し、6ヶ月後に自然妊娠。
妊娠中も体調管理を徹底され、無事に出産されました。
45歳以上でも「妊娠率を上げるコツ」
45歳以上になっても、女性ホルモンのバランスが整っていて、身体年齢が若い状態にしておきましょう!そのためには、
- 疲労回復
- バランスのとれた食事
- 質の高い睡眠
- 適度な運動
- 心のゆとり
などが大切です。準備を早い段階から意識して、身体を整えておきましょう。
関連記事:46歳・47歳・48歳で妊娠してしまった!知っておきたいポイント
45歳以上でも【自然妊娠できる確率】を高める

自然妊娠できる身体作り
骨盤周りの血流を良くして、冷え・生理不順なども改善し、45歳以上でも自然妊娠できる体を作っていきましょう。
不妊の大きな原因の一つに「冷え」があります。特に骨盤周りの血流が悪いと、生殖機能を低下させ、妊娠しにくい身体になってしまいます。
最高齢48歳で妊娠!
48歳での自然妊娠は、医学的には非常に難しいと言われています。妊娠の可能性は年齢と共に低下し、40代後半になると自然妊娠はほぼ不可能に近い状態になっていきます。
しかし、個人差も大きく、可能性がゼロというわけではありません。当院にも、40代以上の方(最高齢48歳)がお灸の力で無事に妊娠され、出産された方がおられます。
そして、一人目よりも経産婦の方が、より高齢での可能性がありますので、諦めずにトライして欲しいと思います。50才を超えての自然妊娠は、ほぼ不可能かと思いますので、後悔しないように早めに行動していきましょう。
【よくある質問】45歳以上、自然妊娠できる確率

Q1. 46歳・47歳・48歳の妊娠率はどのくらいですか?
A. 自然妊娠率は年齢とともに大きく低下します。
- 46歳:0.5〜1%程度
- 47歳:0.2〜0.5%程度
- 48歳:0.1〜0.3%程度
(いずれも月経周期あたり、国内外の生殖医療データをもとに推定)
加齢に伴い卵子の質が低下し、染色体異常のリスクも上昇します。
参考文献:日本産科婦人科学会「ARTデータブック」
Q2. 45歳で経産婦の場合、自然妊娠できる確率は高いですか?
A. 経産婦(出産経験がある人)は、初産婦に比べて子宮や頸管の条件が整いやすいとされますが、45歳という年齢による卵子の質低下の影響は大きく、自然妊娠率はおおよそ1%前後と考えられます。
年齢の影響は出産歴よりも強く、妊活期間が長期化しやすい点に注意が必要です。
参考文献:日本生殖医学会 患者さんのための 生殖医療ガイドライン
Q3. 46歳で「妊娠してしまった」場合、どんなリスクがありますか?
A. 高齢妊娠には以下のリスクがあります。
- 流産率の上昇(40%以上)
- 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスク増加
- 胎児の染色体異常(ダウン症など)の確率上昇
- 分娩時の合併症(帝王切開率の増加)
妊娠が判明したら、早期に産婦人科を受診し、母体・胎児の状態を評価することが重要です。
参考文献:国立成育医療研究センター 高齢出産は高リスク? 35歳以上での妊娠・出産の注意点を解説
Q4. 高齢でも妊娠率を上げる方法はありますか?
A. 妊娠率を上げるためには以下が有効とされています。
- 排卵周期の正確な把握(基礎体温、排卵検査薬)
- 生活習慣改善(禁煙、適正体重維持、栄養バランス)
- 医療介入(タイミング療法、人工授精、体外受精)
ただし46歳以上では体外受精でも妊娠率は数%程度であり、早期の専門医受診が望まれます。
Q5. 自然妊娠と体外受精の成功率は年齢でどれくらい違いますか?
A. 年齢別に見ると、自然妊娠も体外受精(ART)も年齢とともに低下します。
- 自然妊娠:40歳で約5% → 45歳で約1%未満
- 体外受精(自分の卵):40歳で約10〜15% → 45歳で約3%、46歳以上では1%未満
加齢の影響は避けられないため、年齢に応じた治療方針が必要です。
参考文献:日本産科婦人科学会 2022年体外受精・胚移植等の臨床実施成績
【まとめ】45歳以上でも自然妊娠できる確率(経産婦だと有利?)

「経産婦が妊娠しやすい」なぜ?
- 良い子宮環境(一度出産を経験すると、子宮や骨盤周りの筋肉や組織が柔わらかくなり、受精卵が子宮内に着床しやすくなるから)
- 排卵が正常化(出産を経験することで、排卵が規則正しくなり、妊娠しやすいタイミングが把握しやすくなる)
- 精神的な余裕(一度妊娠・出産を経験していることで、妊娠出産に対する不安が少なくなる)
- 健康状態の改善(妊娠・出産を経験すると、赤ちゃんや自分の為にも健康に気をつけるようになる)
「自然妊娠」確率
1周期あたりの自然妊娠の確率↓
25歳 : 25%~30%
30歳 : 25%~30%
35歳 : 18%
40歳 : 5%
45歳 : 1%
自然妊娠は、30歳位から徐々に低下し、35歳あたりからは増々低下してきます。
そして45歳で自然妊娠する可能性は1%とほぼ無くなってしまいます。卵子の老化と数の減少が、30代後半から急激なスピードで進んでいきます。
自然妊娠を希望する場合には、タイムリミットをしっかり意識しておきましょう。
当院には45歳、46歳、47歳、48歳の妊娠の実績が多数!
実年齢よりもカラダ年齢が大切で、高齢(40代)でも、身体の中身が若い人は妊娠出産の可能性があります。
当院では40代以上(40歳、41歳、42歳、43歳、44歳、45歳、46歳、47歳、48歳)の高齢の自然妊娠・出産の実績が数多くあります。
なるべく早めに準備をしましょう!一刻も早く体質改善をスタートして欲しいと思います。
45歳以上でも「自然妊娠できる確率」を高める
鍼灸で、骨盤周りの血流を良くして、一刻も早く妊娠・出産できる体を作っていきましょう。
当院にも、40代以上の方(最高齢48歳)が鍼灸の力で無事に妊娠され、出産されています。
一人目よりも経産婦の方が、より高齢での可能性があります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。












