【排卵日後】性行為しない方がいい?着床期の性行為は?
2024年06月25日
目次
【排卵日前&排卵日後】性行為(セックス)しない方がいい?
妊活を始めて最初に取り組むのが、排卵日を調べての『タイミング法』だという方が多いと思います。
では、排卵日の何日前から、どれくらいセックスをしたら良いか、また、排卵日後には性行為(セックス)しない方がいい?のかご存知ですか?
今回はそんな排卵日前&排卵日後の性行為(妊活)についてご説明いたします。
タイミング法とは
まずタイミング法とは、不妊治療(妊活)の『入口』と言える治療法です。
医師が超音波検査(エコー検査)や子宮内膜の状態などを確認して排卵日を予測し、そのタイミングで性行為を行うようにカップルに指導する方法です。
【タイミング法】妊娠する確率が高い日とは?
妊活をしている方は排卵日を調べて、そのタイミングを狙って性交渉(セックス)をするというカップルが多いです。
実は、妊娠の可能性が最も高い性交渉のタイミングは、排卵日の2日前、その次に排卵日の前日なのです。
また、精子の寿命は約36~48時間のため、排卵日6日前から排卵日翌日まで数回性交渉を行うことで妊娠の確率が高くなります。
性交回数と妊娠率
排卵日を含め、それよりも前の6日間における性交回数と妊娠率は下記の通りです。
- 1回…約25%
- 2回…約30%
- 3回以上…約35%
1週間で1回だと妊娠の確率は25%ですが、回数が増えると約35%までも妊娠の確率が上がっているのが分かります。
ただし、妊娠の確率が上がるのは週に3回までで、それ以上については大きな差はありません。
【排卵日後】には性行為しない方がいい?
排卵日後には性行為しない方がいい?
妊活中の方から、排卵日後には性行為しない方がいいの?という質問をよく頂きます。
射精により放出された精子は1~2時間ほどで、卵子の元にたどり着いて受精を行います。
受精卵は卵管を移動していき、7日目には子宮内膜に到達し、着床を開始します。着床が完了するのは、受精から12日頃で5日程度かかります。
この時期(排卵日後)に性行為をする日数が多いと、妊娠率が低下すると言われています。
なので、排卵前は積極的に性交渉を試みて、排卵後1週間前後は控えたほうが良いでしょう。着床期は無理をせず安静に過ごすことが望ましいです。
排卵日にこだわり過ぎず、性行為(セックス)の回数を増やしましょう
あまり排卵日のセックスにこだわり過ぎると、男性のED(勃起障害)を招くこともあるので注意してください。
排卵日にこだわらず、普段のセックスの回数は多ければ多いほど良いと言われています。
女性はセックスの回数が多くなるとホルモンのバランスが良くなり、男性は精子を長く溜めてしまうと質が低下する為、出せば出すほどフレッシュな質の良い精子が射精されます。
また、性行為で精子が子宮や卵管に触れることによって、着床環境が整うとも言われています。
着床期の性行為は?~着床期の過ごし方~
着床期の性行為は?
着床期は性行為は控えて、無理をせず安静に過ごすことが望ましいです。
着床期はどう過ごすべき?
着床期の過ごし方としては、普段通りで大丈夫ですが、過度な運動は避け、身体を冷やさないように気をつけましょう。
また、バランスの取れた食生活、ストレスを溜めない、質の良い睡眠が出来るように心がけ、妊娠の可能性がある場合は禁煙、禁酒をしましょう。
【まとめ】【排卵日後】性行為しない方がいい?着床期の性行為は?
【タイミング法】妊娠する確率が高い日は?
妊娠の可能性が最も高い性交渉のタイミングは、排卵日の2日前、その次に排卵日の前日なのです。
また、精子の寿命は約36~48時間のため、排卵日6日前から排卵日翌日まで数回性交渉を行うことで妊娠の確率が高くなります。
【排卵日後】には性行為しない方がいいの?
この時期(排卵日後)に性行為をする日数が多いと、妊娠率が低下すると言われています。
なので、排卵前は積極的に性交渉を試みて、排卵後1週間前後は控えたほうが良いでしょう。着床期は無理をせず安静に過ごすことが望ましいです。
排卵日にこだわらず、性行為(セックス)の回数を増やそう
女性はセックスの回数が多くなるとホルモンのバランスが良くなり、男性は精子を長く溜めてしまうと質が低下する為、出せば出すほどフレッシュな質の良い精子が射精されます。
着床期の性行為について
着床期は性行為は控えて、無理をせず安静に過ごすことが望ましいです。
着床期の過ごし方
着床期の過ごし方としては、普段通りで大丈夫ですが、過度な運動は避け、身体を冷やさないように気をつけましょう。
また、バランスの取れた食生活、ストレスを溜めない、質の良い睡眠が出来るように心がけ、妊娠の可能性がある場合は禁煙、禁酒をしましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。