【排卵痛】いつもより痛い!その原因とは?

2024年10月27日

排卵痛(排卵日痛)とは

排卵痛「症状」

排卵痛とは、排卵日またはその前後1~2日の排卵期の間に、排卵に伴ってお腹が痛くなる症状です。

卵子が卵巣の壁を破る時に起こる痛みで、左右どちらかの卵巣からランダムに排卵されるため、右下腹部または左下腹部のどちらかに痛みを感じます。脇腹に痛みを感じることもあります。

痛み(子宮、下腹部付近、脇腹)

子宮や下腹部付近がチクチク、ズキズキと、お腹が張ったような痛みを感じます。痛みの感じ方は個人差がありますが、腰の辺りが痛いと感じる人もいます。

 

対処法

痛みが強い時は、我慢せず市販の鎮痛剤を服用しましょう。お腹や腰を温めるのも効果があります

 

排卵痛の期間

排卵痛は、数時間~半日、1日程度で改善します

排卵痛は、生理周期が28日の場合、次の生理予定日から数えて14日前が排卵日になりますので、その前後1~2日の間に起こることになります。

排卵痛があると、24時間以内に排卵が起こるとされています。

 

排卵痛チェック(脇腹、下腹部痛など)

  • 左右の下腹部、子宮、脇腹、チクチク、ズキズキとした痛み…閉経前の女性の40%は経験すると言われています。痛みには個人差があり、痛みの全くない人や、毎回痛みのある人もいます。
  • 腰の付近や卵巣が張ったように痛む…軽い腹痛だけの人もいれば、腹部のハリやひきつったような感覚、違和感、腰痛などを伴う人もいます。
  • 痛みは、半日~1日でおさまる短ければ数時間、長くても1日あれば改善します。排卵後腹痛が続いたり、いつもより排卵痛がひどい場合は、他の病気の可能性が考えられます。
  • ストレスや緊張が強い…排卵痛は、ストレスのある人や緊張しやすい人は痛みが強くなることがあります。

排卵は女性ホルモンのバランスと関係が深いので、ストレスによってホルモンバランスが乱れると排卵痛が強くなる可能性があります。

ホルモンバランスの乱れによる自律神経の乱れも、排卵痛の強さに関係があります。

 

排卵痛が【いつもより痛い】原因

排卵時に卵胞が破れる

卵子が卵巣から排出される時に、卵胞が破れて卵胞液や血液が腹膜を刺激することで痛みが起こります。下腹部の片側が痛いことが一般的です。

子宮の炎症

排卵の時期は卵巣が少し炎症を起こしている状態で、お腹が張ったような痛みが出たり、子宮周辺に痛みを感じる場合もあります。

 

排卵痛が【激痛】の場合

卵巣出血

排卵痛は通常排卵期の2日程度で終わりますが、それ以上続く場合やいつもより痛い場合は、卵巣出血など他の病気の可能性があります。

排卵や、採卵などの外的な刺激が原因となり、下痢を伴う場合もあります。

子宮内膜症

本来は子宮の内側にできる子宮内膜が、卵管などの子宮の内側以外のところにできる病気です。激しい生理痛が起こり、痛み止めが効きません。

生理の時以外の出血も起こります。特に40代になると、女性特有の疾患が起こりやすいため注意が必要です。

卵巣嚢腫

卵巣に液体が入った袋のようなしこりができた状態で、子宮内膜症と併発するケースもあります。大きくなるにつれて下腹部痛や頻尿などが起こります。

 

まとめ【排卵痛】いつもより痛い原因とは?

排卵痛は通常、排卵期に卵胞が破れる際に生じる一時的な痛みです。しかし、いつもより痛い(痛みがいつもより強い)場合や長引く場合は、以下の原因が考えられます。

1. 卵巣出血
卵胞が破れる際に、出血量が多かったり、卵巣が強く刺激された場合、通常よりも激しい痛みが起こることがあります。特に痛みが数日間続く場合や下痢を伴う場合は注意が必要です。

2. 子宮内膜症
子宮内膜が本来の位置ではない場所にできる病気で、排卵痛が強くなる原因の一つです。生理痛がひどい場合や痛み止めが効かない場合、また生理以外の出血がある場合は、子宮内膜症の可能性があります。

3. 卵巣嚢腫
卵巣に液体の袋状のしこりができた状態で、排卵痛が激痛になることがあります。嚢腫が大きくなると、下腹部の痛みや頻尿といった症状も現れることがあります。

4. 炎症やその他の病気
排卵時に卵巣が炎症を起こしている場合、または子宮周辺の炎症がある場合、いつもよりも強い痛みを感じることがあります。

これらの原因が考えられるため、痛みが長引く場合やいつもと違う強い痛みを感じた際には、婦人科を受診することが重要です。早めの対応が病気の予防や適切な治療につながります。

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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