不妊治療に対する鍼灸の効果データ
2016年04月10日

目次
不妊鍼灸の世界各国のデータ
不妊治療に対する鍼灸の効果データが、世界各国で報告されています。たくさんありますので、一部ご紹介します。
2008年 イギリスからの報告
体外受精を受ける女性が、同時にはり灸を受けると、妊娠の確立が65%高くなる事が、予備研究によって示された。
英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」オンライン版に2月7日掲載された。
胚移植から1日以内にハリを受けた女性と、擬似ハリを受けた女性または、ハリを受けなかった女性とを比較した。
その結果、ハリを受けた女性は、そのほかの女性に比べて、妊娠する確率が65%高かった。
「2008年2月8日 HealthDay News」
2006年 デンマークからの報告
胚移植日に鍼を行なうと体外受精、顕微授精の妊娠率を上昇させる。
鍼を行なわない組では22%の妊娠、鍼治療組では36%の妊娠率となった。
鍼を行なった組に有意に妊娠率が高くなった。 273例の研究対象。
(鍼を行った組:妊娠率14%上昇)
Fertility&Sterility(アメリカの生殖医学学会誌)
2006年 ドイツからの報告
体外受精と顕微授精例の黄体期に鍼を行なうと、妊娠率が有意に高かった 。
鍼を行なわなかった組では13.8%、鍼を行なった組では28.4%の妊娠率。
鍼治療組の妊娠率が高くなった。225例の研究対象。
(鍼を行った組:妊娠率14.6%上昇)
Fertility&Sterility(アメリカの生殖医学学会誌)
2006年 オーストラリアからの報告
体外受精例に鍼を3回行い、鍼治療組に妊娠率が高くなった例
228例を対象に、hMG(排卵誘発剤)注射時、採卵前、採卵直後に鍼を行なった。
鍼を行なわない組では23%、鍼治療組では31%の妊娠率。
有意差はなかったが、鍼治療組の方が妊娠率が高くなった。
(鍼を行った組:妊娠率8%上昇)
Fertility&Sterility(アメリカの生殖医学学会誌)
2008年 アメリカからの報告
体外受精と併用された鍼は、妊娠率を向上させる7件の臨床試験データをまとめた。
鍼療法を併用した胚移植は、鍼を受けた組の臨床的妊娠は1.65倍高く、
継続中の妊娠は1.87倍、生児分娩率は1.91倍高かった。
鍼治療派の妊娠率の高さと関連していた。
BrirtishMedicalJournal(メリー大学ジョージタウン大学産婦人科)
豊中市で評判のはり灸
これらのデータを見ていくと、勇気が湧きますね!当院でも妊活に力を入れています。
ぜひ、妊活の一環として、はり灸を取り入れることをお勧め致します。妊活にはまず、お身体を整え、妊娠力の高い身体を作ることが大切です。
当院のはり灸は、皆様の自然治癒力を底上げ出来ると確信しております。
もう何をしていいのか、途方に暮れている方には、ぜひお試しして頂きたいと思います。
豊中市で 妊活なら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。