不正出血(長引く生理)を止めるツボ & 早く終わらせるツボ
2024年04月11日

目次
不正出血について
不正出血とは
不正出血とは、生理の時以外に性器から出血することです。不正出血は、ホルモンの異常や色々な病気によって起こります。
不正出血には、大量に鮮血が出る場合やオリモノに少し血が混ざっている場合など様々です。
不正出血の種類
不正出血には、器質的な出血(臓器などの問題)、機能的な出血(ホルモンバランスの乱れなど)などの種類があります。
心配のない不正出血もありますが、病気が隠れている場合もあるので、自己判断してしまわないように注意しましょう。
不正出血(長引く生理)があった場合は、生理を終わらせるように病院で相談することをお勧めします。
生理の乱れ=ホルモンバランスの乱れが【原因】
生理の量が多すぎたり、期間が長すぎて辛いという経験のある人は、割と多いです。
- 生理が多すぎる「過多月経(かたげっけい)」
- 生理が8日以上続く「過長月経(かちょうげっけい)」
という症状は、ホルモンバランスの乱れによって起こると考えられています。
ホルモンバランスの乱れは、過労やストレス、生活習慣の乱れからも起こります。
そういった影響で自律神経のコントロールがうまくいかないと、生理の乱れ(不正出血や生理不順など)を引き起こします。
過多月経(多い)
正常な生理では、多い日でも2~3時間に1回ナプキンを取り替えれば済みますが、
- 1時間に1回ナプキンを替えている
- 昼でも夜用のナプキンを使っている
- 大きなレバーのような塊が出る
といった場合は、過多月経に当てはまります。
過長月経(長い)
また、通常1回の生理は3~7日で終わりますが、量の多い日が8日以上続く場合は、過長月経と言えるでしょう。(長引く生理)
過多月経・過長月経は、貧血を引き起こしめまいや立ちくらみなどの症状が現れる可能性もあります。他にも、生理だけでなく、鼻血が出やすくなったり、血が止まりにくいことも起こります。
出血量(生理)が多い人の【特徴】
日常的な特徴は
- 健康診断などで、血液中の鉄が少ないと言われたことがある
- 日常的にめまいや立ちくらみ、動悸、息切れをする
- 疲れやすさや身体のだるさを感じる
- 頭痛や頭が重い感じがする
等です。
あてはまる場合は過多月経、過長月経の可能性があります。それでは、生理を終わらせる(不正出血を止める)ツボについてご紹介していきます。
不正出血(長引く生理)を止めるツボ & 早く終わらせるツボ
不正出血を止める(ツボ) & 早く終わらせるツボ
血に関する問題は、東洋医学では「脾」に問題があると考えます。
「脾は統血を主る」という言葉があり、五臓六腑の脾臓の働きに「血液が血管から漏れ出ないように働いている」ことを表わします。
不正出血や血が止まらない(長引く生理の)時には、「脾」と関連のある「隠白(いんぱく)」というツボを使うと効果が期待できます。
隠白(いんぱく)のツボ
隠白のツボは、足の親指の内側、爪のすぐ根本にあります。
「脾」を調整することで、血が血管外に漏れ出さないようにコントロールする働きがあます。
不正出血(長引く生理)を止めて早く終わらせる場合には、隠白のツボがおすすめです。
ツボの押し方
ツボの押し方としては、手の指先で、隠白のツボ(足の親指)をやさしくつまんで、マッサージをしましょう。
子宮の【不正出血を止める!】に効果あり
隠白のツボは、特に子宮の出血を止める効果がありますので、
- 生理の出血が多すぎる時
- 生理の期間が長すぎる
- 不正出血がある
不正出血(長引く生理)を止めたい、早く終わらせたい場合には、おすすめのツボです。
子宮の冷えには【隠白のツボ】について
隠白のツボで【子宮の冷え】対策
「冷え」が不正出血(生理不順)の原因になっているケースも多々あります。
また、隠白のツボは不正出血を止めるだけでなく、子宮の冷えにもよく効きます。
隠白のツボで、不正出血(長引く生理)を止める
子宮が冷えている時の特徴は
- 下腹部が冷たい
- 陰部が冷たい
- 生理の血の色が暗い
- おりものが白い
- 水っぽいおりものがずっと出ている
等です。
このような特徴がある場合は、隠白のツボの効果が期待できます。ツボは押すと痛みを感じます。
不正出血(長引く生理)を止めたい場合には、ご自宅でも隠白のツボを探して押してみましょう。
【まとめ】不正出血(長引く生理)を止めるツボ & 早く終わらせるツボ
不正出血を止める(ツボ) & 早く終わらせるツボ
不正出血や血が止まらない(長引く生理の)時には、「脾」と関連のある「隠白(いんぱく)」というツボを使うと効果が期待できます。
脾の調整がカギ
「脾」を調整することで、血が血管外に漏れ出さないようにコントロールする働きがあます。
不正出血(長引く生理)を止めて早く終わらせる場合には、隠白のツボがおすすめです。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。