年齢別の妊娠率・流産率について
2015年12月14日

目次
年齢と妊娠確率について
正常な夫婦が、排卵日近くに子作りをした場合、開始から半年で約80%、1年で約90%が妊娠したというデータがあります。
これによると、1周期あたりの妊娠する確率は約20%となります。
しかし、女性の年齢と比例して、妊娠までにかかる時間は長くなります。
卵子の老化がネックになってくる為です。
自然妊娠率
25歳 : 25%~30%
30歳 : 25%~30%
35歳 : 18%
40歳 : 5%
45歳 : 1%
女性の妊娠する力は、30歳位から徐々に低下し、35歳あたりからは増々低下してきます。
そして、45歳で妊娠する可能性は1%と、ほぼ無くなってしまいます。
卵子の老化と数の減少が、30代後半から急激なスピードで進んでいきます。
流産発生率
25歳 : 10%
30歳 : 10%
35歳 : 25%
40歳 : 40%
45歳 : 50%
卵子の老化は、流産率と密接に関係しております。
加齢・老化による卵子の染色体異常や、卵子自体の生命力も低下してきます。
年齢別ダウン症児の発生率
20歳 : 1/1667
25歳 : 1/1250
30歳 : 1/952
35歳 : 1/385
40歳 : 1/106
45歳 : 1/30
人工受精(AIH)の妊娠率
人工授精の成功率は、5~10%と言われています。およそ5~6回くらいで妊娠率は上がらなくなります。
体外受精(IVF)の年齢別妊娠率
25歳以上で40%、32歳くらいまでは37~38%。
しかし、35歳を越え、30代後半から徐々に妊娠率は低下し、40歳で20%を切り、43歳で10%、44歳で10%を切ります。
そして、45歳以上は、5%以下となり、限りなく0に近づきます。
35歳を過ぎた当たりから、急激に妊娠率が低下していきます。
治療成績が年齢を重ねるごとに、下がってくるのです。
人間の身体の仕組みを考えると、妊活や子作りは、遅くても35歳位までが望ましいでしょう。
42~43歳がリミットと言えるかもしれません。
お灸で妊活をしよう
今、お灸が大人気で、注目を集めています。自宅で、しかも自分で妊活が出来てしまいます。
お灸は、うまくやれば、痛くも熱くもなく、気持ちよく、やけどもしません。
ツボを刺激することによって、自律神経や内分泌系を正常化し、自分で身体作りが出来きます。
副作用もなく、妊活や子宮を温めたいと考えている方には、おすすめです。
お灸によるメリット
お灸による不妊治療は、実は科学的にも効果があると言われています。
実は、不妊専門クリニックでも、よくすすめられています。
また、副作用のない自然療法というのが、嬉しいメリットです。
冷え、月経不順なども改善し、妊娠しやすい体を作っていくには、最適です。
お灸は不妊症改善が得意
不妊の大きな原因の一つは「冷え」、つまり血行不良があります。
特に、骨盤周りの血流が悪いと、生殖機能を低下させ、授かりにくい身体になってしまいます。
また、月経困難症や生理不順にも、冷えは大きく関係しますので、ご注意を。
お灸は、ツボを温め、血流を促すことで、体温を上昇させます。
妊娠しやすい身体へと導いてくれます
この根本的な冷え性の改善が、妊娠しやすい身体へとスムーズに導いてくれます。
お灸での妊活は、身体に優しく気持ちいいです。
身体に負担がなく、体質改善にもつながり、良い効果をもたらしてくれます。
お灸の力で、妊娠され出産された方が、非常に沢山おられます。
今までお灸をやったことがない方、初めて不妊治療される方、迷っていらっしゃる方にも、是非お灸をやって頂きたいです。
妊活を諦めずに続けて欲しいと思います。うまくご懐妊されることを祈っております。
豊中市で不妊治療なら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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