豊中市から卵巣嚢腫で来院の介護士さん

2018年01月13日

豊中市 卵巣嚢腫 介護士 36歳 I.E様

結婚3年目(妊活中)。

5年前、5cm大の卵巣嚢腫が見つかる。妊娠には問題ないと病院で診断を受け、経過観察中である。

1年前から体外受精を開始し、毎月採卵と移植を行っているがなかなか上手くいかない。精神的にもつらく、不安がつのる為、体質改善をしようと思い当院へ。

最初は、週2で通院してもらう。施術とカウンセリングを受ける中で、自分の身体の癖や日常生活の問題点に気づくようになった。

たとえ当人にとっては些細な事であっても、大きな気づきとなり、生活習慣を改める良いきっかけとなった。

外食やインスタント食品が多かったが、お腹には良くない事が分かり、出来る限り栄養のバランスの摂れた食事をするようになった。

施術32回くらいからお腹の表面の硬さが緩んできた。

4ヵ月ほど病院の治療をお休みした後、再度採卵をした。はり灸を継続していたお蔭で、体調も良く、結果的に質の良い卵が取れた。

その後、移植では二回目で見事妊娠陽性反応が出た。

お腹の嚢腫が邪魔しないように病院での定期的な検査をしつつ、マタニティーライフを過ごしている。 

卵巣嚢腫とは

卵巣嚢腫とは卵巣内に、液体や脂肪などが溜まると発症します。

ひどい場合は、こぶし大以上に肥大するケースがあります。

また、腫瘍に触ると、コブのように硬いタイプと軟らかいタイプがあります。

硬いタイプの「充実性腫瘍」は悪性の場合がありますが、

軟らかいタイプの卵巣嚢腫は、良性の場合がほとんどで約90%は良性と言われています。

原因

原因はまだよくわかっていません。ただし、体質や生活習慣などに関係なく、誰にでも起こりえる病気だと認識しておきましょう。

症状

液体や脂肪がたまる卵巣嚢腫は、不正出血や下腹部の痛み、おりものの増加といった自覚症状はほとんど表れません。

下腹部を触っても変化には気づきにくく、腫れたり、内容物がたまって卵巣が肥大して始めて気づくケースが多いようです。

嚢腫が大きくなると、膀胱を圧迫して頻尿になったり、腸を圧迫して便秘になったりするケースもあります。

これらのことから、卵巣は沈黙の臓器とも呼ばれています。

養生法

卵巣嚢腫は、水分代謝が弱っている方に多い傾向があります。体の水が滞っている方はこの様な症状がでやすくなります。

  • むくみやすい
  • 靴下の跡が深くつく
  • 喉が渇いていないのに沢山水を飲む
  • トイレの回数が少ない
  • 雨の日になると体がだるくなる
  • あざが消えにくい  など

これらは、水分代謝を高める事で改善していきます。

体内の「気」、「血」、「水分(津液)」の流れを良くして、腫瘍の出来にくい体質に改善していきましょう。

食事法

1日3回 和食中心をおすすめします。

  • 甘いものが大好き
  • 果物を毎日のようにとっている
  • 乳製品をよくとっている
  • パンが大好き

などはありませんか?

栄養

甘い物の取りすぎは、炎症体質にし、血液をドロドロにします。果物も、糖分が高い物もあるので、取りすぎには注意しましょう。

ビタミンは野菜から取るように心がけてください。

乳製品は、日本人は分解酵素を持っていないと言われています。分解しにくいものを沢山取りすぎると、体の免疫細胞が疲れてしまいます。

その土地、その土地に合った食材と食事の養生法があり、それに合わせていくことが健康維持に繋がるといわれています。

パンよりお米の方が日本人には合うでしょう。

はり灸では

東洋医学では、卵巣嚢腫、月経不順、生理痛などの婦人科疾患は、気と血のアンバランスにより起こりやすく、

血虚やお血、痰湿によるものが多いと考えられています。

お血

血の流れが滞った状態です。

女性の月経不順、手術や事故及び七情の乱れ(喜、怒、恐、悲、憂、驚、思)により、体内の臓器に影響を及ばし、お血が嚢胞に溜まる状態です。

痰湿

痰湿というのは、脾虚(脾臓の働きが弱い)により水を運ぶ能力が低下し、痰湿が嚢胞に溜まる状態です。

体内の気・血・津液のバランス、五臓六腑のバランス、陰・陽(寒・熱)のバランスを整えることにより、症状や病気を改善していきます。

卵巣嚢腫だからといって、妊娠できないわけではありません。

少しずつ体質改善していくことをお勧めします。本来の妊娠しやすい体に、自然の力で戻していきましょう!

豊中市 卵巣嚢腫なら当院へ  

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。

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