男性の妊活【やるべきこと】【できること】とは?
2024年04月9日
目次
男性の妊活
不妊原因の半数は【男性】
妊活=女性と考えてしまう方が多いですが、実は不妊の原因の半数は男性にあると言われています。なので、男性が不妊に対する意識を変え、夫婦2人で妊活を行うことが大切です。
夫婦でしっかりと話し合い、女性だけでなく男性も妊活に参加いくことが重要です。
男性不妊になりやすい人の特徴は?
男性不妊になりやすい人には特徴があります。
まず、生活習慣が乱れがちな人は不妊になりやすい傾向があります。食生活の乱れやストレスには注意しましょう。
まず初めに何からスタートすれば良いの?
では、男性の妊活は何からしたら良いか…、分かりにくいと思います。今回は、妊活の為に男性が、
- やるべきこと
- できること
- やってはいけないこと
- 食べてはいけない物
などについてご説明いたします。
男性が妊活で【やるべきこと】
精液の検査
まず男性が妊活前にやるべきことが『精液の検査』です。元気な精子がどれくらいいるか、精子の数や運動率を調べます。
この精液検査により自然妊娠が望めるかが判断できます。検査方法は、クリニックで検査して頂くか、ご都合がつかない場合はご自宅で検査キットを使用して行うことも出来ます。
どちらの場合も間違いではないので、状況に合わせて早めに検査をしましょう。
風疹の検査
次にしておきたいのが『風疹の検査』です。
風疹は感染症の一種で、妊娠初期の女性が風疹にかかると、おなかの赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症してしまい、赤ちゃんの体や精神の発達に影響を及ぼしてしまいます。
場合によっては、目や耳や心臓などの発達に影響してしまうこともあります。
風疹ウイルスは感染力が強いので、女性だけでなく男性も注意が必要です。
夫婦で風疹に罹らないように、風疹のウイルスを自宅に持ち込まないことが重要です。パートナーである男性も風疹にかからない取り組みが必要となります。
また、他の性感染症の検査も一緒にしておくと安心です。やるべきことをしっかりやっておくと安心できます。
ご夫婦と話し合う
妊活をスムーズに進めていく上で、やるべきことの一つが、パートナーとの話し合いをしっかりしておくことです。
夫婦間での妊活に対する意識や熱量が違うケースをよく見受けられます。お二人の赤ちゃんですので、妊活の方向性をしっかり合わせておくことが必要です。
意識がズレてしまい、夫婦仲が険悪となり、離婚に至ってしまうケースも多々あります。そうならない為にも、お二人で話し合っておくべきです。
例えば、
- 今すぐにでも子供が欲しいのか?
- ゆっくりと子供を授かれたら良いのか?
- 何人ほしいのか?
- お金や時間をどれくらいかけられるのか?
このようの事を話し合って、お互いの気持ちを合わせておく方が良いです。
ただし、ルールを決め過ぎて苦しくなったり、相手を束縛し過ぎると、お互いギクシャクしてきます。
男性が妊活で【できること】
男性が妊活の為に、普段の日常生活で取り入れることのできることも沢山あります。
睡眠をしっかりとる
睡眠時間が短い男性ほど、精子の数や質に悪影響を与えるという研究結果が出ています。
睡眠はとり過ぎても良くない結果が表れるため、7~8時間程度の睡眠時間を確保できるようにしましょう。
ストレスを溜めない
ストレスは男性ホルモンの分泌を低下させるため、ストレスが溜まるほど精子の数や質に悪影響を与えます。さらに、ストレスから勃起障害になることもあるのです。
趣味や睡眠、スポーツなどでストレスを発散させるようにしましょう。
また、妊活自体がプレッシャーなどでストレスになる事もあると思います。そういった時は、しっかりパートナーと話し合い、お互いストレスを溜めず、無理なく妊活が出来るようにしましょう。
完全にストレスを消し去ることは難しいかもしれませんが、ストレスを減らす努力は出来るはずなのでお試しください。
適度な運動
男性も女性もできることから始めて欲しいいです。
身近なのが、健康と肥満防止のために適度に運動をしましょう。1日30分程度、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、精子の質が改善されてきます。
逆に、過度な運動やトレーニングには注意が必要です。疲れすぎて性欲が減退したり、下半身を温め過ぎてしまう原因になります。
精巣は熱に弱いので、下半身の温め過ぎは精子にとってよくありません。
まとめ
以上のことから、男性も妊活の為にできることは沢山あります。今回ご紹介しました内容(やるべきこと、できること、やってはいけないことなど)について、ぜひ実践してみて下さい。
また、生活習慣の改善については、1人ではなく夫婦2人で協力しなければなりません。パートナーと一緒に楽しく妊活に取り組んでいきましょう。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。
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