妊活中の男性【食べてはいけないもの】とは?
2024年05月3日

妊活は女性だけでなく、男性の健康も大きく関係してきます。特に「食べ物」は精子の質や量に影響を与えるため、妊活中の男性は「食べてはいけないもの」に注意することが重要です。
今回は、妊活中の男性が避けるべき食品について解説します。
目次
【精子の質を下げる食品】←妊活中の男性が食べてはいけないもの
「トランス脂肪酸」を含む食品
トランス脂肪酸は、精子の運動能力を低下させる可能性があります。以下の食品には多く含まれているため、避けるようにしましょう。
- ファストフード(ポテト、フライドチキンなど)
- スナック菓子(ポテトチップス、クッキーなど)
- マーガリンやショートニングを使ったパンやケーキ
トランス脂肪酸は、動脈硬化や肥満の原因にもなり、妊活に悪影響を及ぼします。健康な体を維持するためにも、控えめにしましょう。
「過剰なアルコール」摂取
アルコールを大量に摂取すると、精子の数が減少し、質も低下すると言われています。特にビールやウイスキーなどのアルコール度数の高いものは、ホルモンバランスに影響を与える可能性があります。
- 1日の適量(ビール500ml、ワイン200ml程度)を超えないようにする
- 週に2~3日は休肝日を作る
- 飲みすぎた翌日はしっかり水分補給し、肝臓を休ませる
適度な飲酒はストレス解消になりますが、妊活中はほどほどにして、精子の健康を保つようにしましょう。
【ホルモンバランスを乱す食品】←妊活中の男性が食べてはいけないもの
「大豆製品」の過剰摂取
大豆に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモンに似た働きを持ちます。適量であれば健康に良いですが、過剰に摂取すると男性ホルモンの働きを抑えてしまい、精子の質に影響を与える可能性があります。
- 豆乳を1日に500ml以上飲まない
- 納豆や豆腐を食べる場合、1日1食程度にする
- サプリメントでの摂取は控えめにする
バランス良く摂取することが大切であり、極端に避ける必要はありませんが、妊活中は過剰摂取に注意しましょう。
「砂糖」の摂りすぎ
砂糖を多く含む食品は、血糖値を急上昇させ、ホルモンバランスを乱す原因になります。特に、精製された砂糖を多く摂ると、インスリンの分泌が増え、男性ホルモンのバランスが崩れる可能性があります。
- 清涼飲料水(ジュース、炭酸飲料)を控える
- 菓子パンやケーキ、アイスクリームの食べすぎに注意する
- 砂糖を使った甘いコーヒーや紅茶の頻度を減らす
自然な甘みのあるフルーツやはちみつを上手に活用し、人工的な砂糖の摂取量を減らす工夫をしましょう。
まとめ:妊活中の男性【食べてはいけないもの】とは?
妊活中の男性は、食べ物によって精子の質やホルモンバランスに影響を受けるため、普段の食生活に気をつけることが重要です。特に、以下のポイントを意識しましょう。
- トランス脂肪酸を含む食品(ファストフード、スナック菓子など)を避ける
- アルコールの摂取量を適量に抑える(飲みすぎに注意)
- 大豆製品の過剰摂取を控え、バランス良く摂取する
- 砂糖の摂取量を減らし、血糖値の急上昇を防ぐ
これらのポイントを意識することで、精子の健康を保ち、妊娠しやすい体づくりをサポートできます。妊活は夫婦二人で協力して行うものです。食生活の改善を通じて、お互いに健康的な体を作り、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。