男性の妊活中【やってはいけないこと】食べてはいけないものなど
2024年05月3日

鍼灸院に来られた妊活中の患者様によくに聞かれることがあります。
- やってはいけないこと
- 食べてはいけないもの
を教えて下さい!
と言われます。これらのことについて今回は詳しく解説をしていきたいと思います。
目次
男性が妊活中【やってはいけないこと】
まずは男性が妊活中にやってはいけないことをチェックし、自分の生活習慣を見直してみましょう。
タバコ
男性も女性も、やってはいけないことの一番大切なことは、喫煙です。
喫煙は血管を収縮させ、血流の悪化を招き、勃起障害や精子の減少などを引き起こす可能性があります。
さらに副流煙は、パートナーの卵子に悪影響を与える可能性があるため、妊活中は禁煙する事が大切です。周りに迷惑をかけることは、やってはいけないことです。
睾丸を温める(男性)
精子や精巣は熱に弱い為、下半身は温めてはいけません。精子の質を低下させる原因となるため気をつけましょう。
- 長風呂、サウナは避ける
- 長時間座りっぱなしはNG
- 膝の上で長時間パソコンを使用しない
妊活中の男性にとって、長時間下半身を温めることは、やってはいけないことです。
下半身の圧迫
下半身が圧迫されると、男性器付近の血流が悪くなり、精子に悪影響を与える可能性があります。下着は圧迫されるブリーフよりも、ゆとりのあるトランクスタイプを履きましょう。
自転車のサドルや、自動車やバイクの長時間乗車など、やってはいけないことになりますので、気をつけるようにしましょう。
妊活中の男性にとって、下半身を圧迫することは、やってはいけないことです。
無理な禁欲(オナニー)
無理な禁欲はやってはいけないこと。定期的な射精を意識しましょう。
射精の間隔が開き過ぎると、精子が古くなり溜め込みすぎると劣化してしまいます。定期的な射精を意識しましょう。
古い精子は運動率が落ちてしまうため、特に妊活中の男性は2〜3日ごとに射精を行うと良いでしょう。逆に間隔が0日だと、精子の数が減ってしまうため注意してください。
精子は作られてから時間が経つほど質が低下します。精子は毎日作られるので、適度なタイミングで射精し、新しく元気な精子を保つようにしましょう。
男性の妊活中【食べてはいけないもの】
コーヒー(カフェイン)
妊活の為に絶対に食べてはいけない物はありません。
しかし、コーヒーの飲み過ぎによるカフェインの過剰摂取は良くないので気をつけましょう。妊活中の男性も女性もは、コーヒーは要注意です。
流産の確率が増えたりする報告もありますので、デカフェコーヒーやカフェインレスのコーヒーに変えるのも良いかもしれません。
お湯で薄めてアメリカンコーヒーにしてみても良いでしょう。コーヒーを1~2杯程度/日であれば、問題ないかと思います。
飲酒
過度な飲酒は、タバコと同様に精子の質を低下させる要因となります。過度な飲酒は精子の数や形に悪影響を与えてしまいます。
ただし適量であれば問題ありません。普段よりも少し量を減らすようにしてみましょう。
妊活中の男性(女性も)、飲酒には要注意です。
間食など
食べてはいけないわけではありませんが、間食はほどほどにして、朝昼晩しっかり食べることが大切です。
炭水化物だけでなく肉や魚、乳製品、果物などバランス良く摂りましょう。食べてはいけないものというよりも、バランス良く十分な栄養を摂ることは非常に大切です。
栄養バランスが偏っていると、精液の量や精子の数に影響します。栄養バランスが偏りがちな人は、サプリメントの活用も考えてみてください。
まとめ:男性の妊活中【やってはいけないこと】食べてはいけないものなど
妊活中の男性 やってはいけないこと
- 睾丸を温めてはいけない
- 下半身を圧迫しない
- 無理な禁欲をしない
妊活中の男性 食べてはいけないもの
- タバコを吸わない
- コーヒー飲み過ぎない
- 過度な飲酒は避ける
- 食事内容の改善をしよう
妊活中の男性にとって大切なことばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。