【不妊鍼灸】のデメリットとは?

2024年11月8日

【不妊鍼灸】のデメリットとは?

【この記事でわかること】

  • 不妊鍼灸の主なデメリット
  • 鍼灸が向いていない人の特徴
  • 実際の費用や通院頻度、効果の出方

 

この記事では、「不妊鍼灸って本当に効果あるの?」「副作用や失敗例は?」「お金や時間がどのくらいかかるの?」といった不安をお持ちの方に向けて、不妊鍼灸の“デメリット”を中心に、注意点や実際の声をわかりやすく解説しています。

「鍼灸を試してみたいけど、自分に合うか不安…」「後悔したくない」と感じている方に特におすすめです。

結論として、不妊鍼灸は妊娠しやすい体づくりのサポートとして有効ですが、すぐに結果が出ないことや費用・継続の負担がデメリットになる場合もあります

本文中では、「不妊鍼灸のメリット」「よくある質問(Q&A)」「デメリットと対策」なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

不妊鍼灸の【メリット】

鍼灸での不妊治療には、西洋医学にはない独自のメリットがあります。

  • 副作用が少ない鍼灸の治療は、自然由来の方法が多く、ゆっくりと体質を改善してくので副作用が少なく、体に負担をかけにくいです。薬の副作用を心配する方にも安心して試すことができます。
  • 妊娠しやすい体作りができる…不妊鍼灸では、妊娠に必要な体作りをするため、冷え性や生理不順なども改善しやすく、全体的な健康をサポートします。

 

不妊鍼灸のデメリット①|すぐに効果が出るとは限らない

即効性がないことがある

不妊鍼灸は、すぐに結果が出る治療ではありません。体の中から少しずつ整えていく方法なので、数回の施術で妊娠できるとは限りません。

最低でも2〜3か月、場合によっては半年以上通う人もいます。急いで妊娠したい方には、もどかしく感じることもあるかもしれません。

人によって「効き方」に差がある

鍼灸は、冷え性やストレスによる体の不調に対してはとても効果的です。しかし、鍼灸の不適応疾患(手術や薬が必要な場合)には、病院の治療も必要です。

西洋医学とちがって、数値や検査で「変化」が見えにくいため、人によっては「効いてる実感がない」と感じてしまうこともあります。

関連記事:鍼治療【効果が出るまで】どれくらいかかる?いつから?

 

 

不妊鍼灸のデメリット②|自費&継続が大変

自費になる

不妊鍼灸は多くの場合、保険適用外の自由診療です。1回の施術で4,000円〜8,000円かかり、週1〜2回通うと、月に2万〜5万円ほどの出費になります。

さらに、漢方薬を処方される場合は、別途薬代も必要です。継続するには、金銭的な余裕が必要になります。

忙しいと通い続けるのが難しい

妊活中は通院や検査などでスケジュールがいっぱいになりがちです。そのうえで鍼灸にも通うとなると、負担に感じる方もいます。

「仕事が忙しい」「子どもを預ける場所がない」といった理由で続けられなくなってしまう人もいます。

関連記事:不妊鍼灸に通う頻度 & タイミング(採卵前や胚移植など)

 

不妊鍼灸のデメリット③|向かない人・失敗例もある

鍼が怖い人もいる

「鍼って痛くない?」という不安はよくあります。実際のところ、鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みはありませんが、最初は怖いという方もおられます。。

最初は、緊張して体がこわばったり、まれに感覚が敏感な人にはストレスになることも。

効果がなかったという体験談も存在する

ネットやSNSでは、「半年以上通った」「体質改善に時間がかかった」という声も見られます。

鍼灸はあくまで体を整えるサポート役であり、万能ではありません。高齢での妊活やAMHが極端に低い場合などは、病院も選択肢の中に入れておきましょう。

関連記事:鍼灸治療の【危険なデメリット】とは?首に刺すのは危険?

 

 

不妊鍼灸のデメリット【よくある質問(FAQ)】

Q1. 不妊鍼灸って本当に効果がありますか?

個人差がありますが、冷え性やストレスによる体の不調には効果が期待できます。ただし、すぐに妊娠できるとは限らないため、長期的な体づくりとして取り入れるのがおすすめです。

Q2. 痛みや副作用などのデメリットはありますか?

鍼はとても細く、ほとんど痛くありません。副作用もほとんどありませんが、まれにだるさや眠気が出ることもあります。施術後はゆっくり過ごすと安心です。

  • 内出血
  • 刺鍼時痛
  • 一過性の倦怠感や眠気
  • 揉み返しのような症状

このような一時的な症状はまれに起きます。

Q3. 不妊鍼灸のデメリットは?

  • 費用(自費になります)
  • 効果が出るまでの期間(個人差があります)
  • 通院頻度が負担になる場合も

Q4. どれくらいの期間通うと良いですか?

一般的には週1〜2回のペースで3か月以上続けると、体質の変化が感じられることがあります。短期間では効果が分かりづらい場合もあるので、根気よく続けることが大切です。

 

 

【まとめ】不妊鍼灸のデメリットも理解して、自分に合った治療を

不妊鍼灸は、体を内側から整えることで妊娠しやすい状態に近づける方法です。冷えやストレスに悩む方にはとても心強い味方になります。

しかしその一方で、「すぐに効果が出ない」「お金がかかる」「誰にでも向いているわけではない」といったデメリットも存在します。

特に、時間とお金をかけて通う必要があるため、続けられるかどうかを事前によく考えることが大切です。

また、鍼灸だけで妊娠できるとは限らないため、病院の治療と併用することで、より効果的に妊活を進めることができます。

最も大切なのは、「自分の体に合っているかどうか」「ストレスなく続けられるかどうか」を見極めること。

信頼できる鍼灸師や医師に相談しながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。不妊鍼灸の“良いところ”と“注意点”の両方をしっかり理解した上で、後悔のない選択をしてくださいね。

 

参考文献:BMJ Open. 2023. “Acupuncture for improving pregnancy rates in women undergoing IVF.”

参考文献:厚生労働省 eJIM 鍼治療[各種施術・療法 – 医療者]

参考文献:鍼灸治療センター | よくある質問 – 鈴鹿医療科学大学

 

 

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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。 その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
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