不妊治療するために、仕事を辞めて良かった?
2023年12月9日

不妊治療がうまくいかないと、色々悩みが増えてきます。妊活のために退職、休職という選択肢も出てきます。
今回は、不妊治療 仕事辞めて良かったことや、後悔したことをまとめてみました。
目次
不妊治療のために、仕事を辞めて良かった?
仕事でストレスを全く感じていない方はほとんどいないでしょう。どんな仕事でも何か多少はあるはず…。そんな時、仕事を続けるべきか?辞めるべきか?休職?退職?
実際、辞めたくても辞められない状況があったり、辞めた時のデメリットなどを考えると、なかなか決断が難しくなります。
仕事を辞めると、お金がない状況になるので、仕事を辞めるのがもったいないという人もたくさんいます。不妊治療と仕事の両立で悩んでしまいます…。
- 不妊治療や仕事の「ストレス」…生理不順(遅れたり、早まったり)になる原因の一つに、仕事の疲れや負担があります。また逆に不妊治療がうまくいかないと、それがストレスになっているケースもあります。ストレスによってホルモンバランスが崩れると、生理周期が変わり排卵機能に影響をもたらすこともあります。排卵が遅れてタイミングをうまく合わせることができず、不妊治療の大きな妨げになったり…。
- 不妊治療と仕事の両立ができない…不妊治療と仕事の両立ができない!と悩んでいる方も多く、不妊治療のために会社を辞めたい!と思う方も非常に多いです。実際、患者さんから、不妊治療のために仕事を辞めて良かった!というお話もよく聞きます。メリット・デメリットの両方をしっかり知った上で判断していきましょう。
- ストレスは男性にも悪影響…男性がストレスを抱えてしまうと、精力の減退や精子の質が低下することもあります。その影響から、子供が産まれたとしても奇形児出産のリスクが高くなってしまいます。不妊治療中の多くの女性が、仕事を辞めるか(退職)辞めないか(休職、両立する)で悩んでいます。
仕事を辞めて良かった!というお話もよく聞きますので、メリットとデメリットをよく考慮して、ご夫婦で一緒に考えてみてください。
不妊治療のために、仕事を辞めて良かった4つの【メリット】
ストレスの軽減
仕事を辞めて良かった理由で大きいのが、仕事によるストレスが軽減されることです。
上司や同僚などからストレスを受けにくくなります。不妊治療のクリニックに通いながら仕事と両立するのは本当に大変です!
- 不妊治療で仕事を休む理由を周囲に伝えることもストレス
- 周りに理由を伝える時には、迷惑が掛からないかなど気を使う
- 病院への通院(体外受精など)で、仕事を休む頻度が増えてくると、周りに休みすぎと思われないか不安になってくる
なので、ストレスを軽減させるために、休職したい人、会社を辞めたい!と思う方も非常に多いです。
時間の余裕
自分の時間が作れるようになるので、仕事を辞めて良かった!とよくお話を聞きます。
時間の余裕が生まれるのです。
- 趣味をする時間
- 買い物に行く時間
- 友人とお茶やランチ
など、自分の時間を楽しめるようになる。自分の時間を作るために会社を辞めたい!と思う方も非常に多いです。
生活リズムが整えられる
生活のリズムが整えやすくなるので、仕事を辞めて良かった!とよくお話を聞きます。
妊娠しやすい体質にするため、22:00~26:00の時間帯をしっかり深い睡眠に当てて、7時間はしっかり寝ましょう。
仕事をしていると、朝は早く起き、夜遅くに寝る、そんな生活を送っている方が多いと思います。就寝時間が不規則だとホルモンバランスの乱れが生じてしまいます。
仕事を辞めることで生活リズムが整えやすくなります。生活リズムを整えるために、会社を辞めたい!と思う方も非常に多いです。
不妊治療に専念できる
不妊治療に専念しやすくなり、仕事を辞めて良かった!とよくお話を聞きます。
体外受精などは会社を休む頻度も増えたりしますので、家事や仕事と、妊活の両立は大変だと思います。
排卵日は待ってはくれません。排卵のタイミングを逃せば、また1ヶ月後の排卵日まで、待たなければいけません。
仕事を辞めて、不妊治療に専念できるということは、治療を少しでも早く終わらせることにつながります。妊活に専念するのために、会社を辞めたい!と思う方も非常に多いです。
不妊治療で仕事を辞めた場合→ お金がない!
不妊治療で仕事を辞めた場合、雇用保険の基本手当を受給したり、失業給付金を受給したりすることができます。
仕事を辞める3つの【デメリット】 本当は休職したいけど…
産休手当がもらえない(もったいない)
辞めるということは、受けることのできた手当や権利を放棄するということになります。その一つが産休手当です。本来、両立して続けていれば、産休期間の日数分だけ受け取ることができます。しかし、辞めてしまうと月々のお給料も無くなり、お産に関わるこういった手当金も諦めなくてはいけません。これはもったいないと考えられます。
家にいる時間が長くなる
炊事、洗濯などの家事が中心になり、家にいる時間が長くなります。上手な息抜きの方法を考えなくてはいけません。
収入源(お金がない)が減る
妊娠にはお金がかかります。仕事を辞める大きなデメリットとしてはやはり収入源が減ってしまうことです。夫の収入や貯蓄などで不妊治療(妊活)に必要な費用を払い、さらに生活も支えることができるならば、辞めてもデメリットは少ないかもしれません。
参考になりましたでしょうか?メリットとデメリットを総合的に考えて、それぞれのご夫婦にとって一番良い方法(両立する?辞める?退職?休職?)を話し合ってみて下さい。
【まとめ】不妊治療のために仕事を辞めて(退職して)良かった?
不妊治療のために、仕事を辞めて良かった4つの【メリット】
- ストレスの軽減(仕事を休む頻度)
- 自分の時間が作れる
- 生活のリズムが整えられる
- 不妊治療に専念できる
仕事を辞める3つの【デメリット】 本当は休職したいけど…
- 産休手当がもらえない(もったいない)
- 家にいる時間が長くなる
- 収入源(お金がない)が減る
不妊治療中の多くの女性が、仕事を辞めるか辞めないか(両立する?辞める?退職?休職?))で悩んでいます。
実際、仕事を辞めて良かった!というお話もよく聞きますので、メリットとデメリットをよく考慮して、ご夫婦で一緒に考えてみてください。
関連記事
この記事に関連するページ
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。