睡眠不足(不眠症)に効果的な【副交感神経のツボ】
2025年08月21日

【この記事でわかること】
- 不眠症の種類と副交感神経の関係
- 眠れない原因と生活習慣の改善方法
- 不眠に効果的なツボとセルフケアの方法
本記事では、「夜なかなか眠れない」「途中で目が覚めてしまう」といった不眠の悩みについて、自律神経(特に副交感神経)の乱れとの関係をわかりやすく解説しています。
眠れないことに不安やストレスを感じている方、薬に頼らず自然な方法で改善したい方におすすめの内容です。
結論として、不眠症は生活習慣の見直しと、副交感神経を優位にするツボ刺激(安眠・失眠・労宮など)やリラックス習慣の積み重ねで改善が期待できます。
本文中には、不眠のタイプ別の事例や、お灸やハンドマッサージなどの実践方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
睡眠不足(不眠症)には、副交感神経を整えよう!
不眠は自律神経失調症により起こる症状の一つです。人間は副交感神経の機能が低下すると、頭が鎮静できずに眠りにくくなります。
また昼夜逆転といって、「昼に眠たくなり、夜は目がさえる」ということも起きます。また、自律神経失調症(副交感神経)を整えるためのツボもご紹介します。
不眠症(睡眠不足)の3分類
- 入眠困難→ なかなか眠れない、眠るまでに時間がかかる
- 中途覚醒→ 夜中に目が覚めてしまう
- 早朝覚醒→ すぐに眠れて途中で目が覚めないけど、朝早く起きてしまう
実は、これらのパターンが組み合わさって起きてきます。1つだけの方もいれば、3つ全部に当てはまる人もいます。
不眠症には、副交感神経が大切
基本的には自律神経のバランスが狂い、交感神経が異常に興奮している状態の為に眠りにくくなっています。
「自律神経失調症と眠り」を解決するには、副交感神経を優位にするためにまずリラックスを心がけましょう。
まず一日の行動を見直さないといけません。なぜなら【昼間の行動】が夜に影響しているからです。
入眠困難の事例:
仕事のストレスで夜に考えが止まらず、布団に入っても1〜2時間眠れない日が続いていました。薬に頼ることに不安があり、「安眠」や「労宮」のツボにお灸を試したところ、寝る前に心が落ち着き、少しずつ自然に眠れるようになりました。(30代女性)
早朝覚醒の事例:
早朝4時ごろに目が覚め、その後眠れず昼も疲れが取れない状態が続いていました。医師には加齢と言われましたが、夕食を早めに済ませ、寝る前のスマホをやめ、入浴で体を温める生活に変更。さらに「失眠」のツボを温めるケアを続けたところ、朝まで眠れる日が少しずつ増えていきました。(50代男性)
不眠に効く【ツボ】(副交感神経を優位にする)
不眠症の症状は、自律神経失調症の代表的な症状の一つでもあります。眠れない時には副交感神経を優位にするために、ツボ押しやお灸でツボを刺激してみて下さい。
質の良い睡眠になって、睡眠のリズムも良くなってきます。
安眠(あんみん)
安眠のツボは、首の後ろにあるツボです。耳の後ろの下に向かって尖っている骨(乳様突起)の出っ張りから、 およそ指の幅一本分下にある部分に安眠のツボがあります。
安眠のツボは、快眠、熟睡するのに効果的なツボです。不眠症や寝不足の時に刺激してみましょう。睡眠のリズムも良くなってきます。
特に睡眠不足や不眠の場合、このツボの部分が硬く凝っていることが多いです。
失眠(しつみん)
失眠のツボは、足の裏にあるツボで、かかとの中央にあるツボです。
不眠の代表的なツボで、足裏なのでセルフでお灸もおすすめです。かかとに湯たんぽを乗せて温めるだけでもツボ刺激になり、よく眠れるようになります。睡眠のリズムも良くなってきます。
足が冷えていると、眠りにくくなります。寝る前に足が温かいと、自然に快眠でき朝もすっきり目覚められます。
労宮(ろうきゅう)
労宮のツボは、手を軽く握った時に、人差し指と中指の先端の中間にあるツボです。
心の状態に働きかける作用のあるツボです。手のひらに「の」の字を書いて飲み込むリラックス法のおまじないも、労宮を刺激して心を静めることから来ているようです。
眠くなるようにハンドマッサージでリラックスするのもおすすめです。睡眠のリズムも良くなってきます。
不眠症改善(副交感神経を優位にする)方法

- 朝は自然光で目覚める…目覚ましの大きな音で起きると体はびっくりして交感神経が急に働きます。カーテンを少し開けて寝ると、朝の光で自然に目覚めやすくなり、睡眠リズムが整います。
- 夕方以降はカフェインを控える…コーヒーやお茶のカフェインは体に長く残り、夜も脳を興奮させます。夕方以降はノンカフェイン飲料に替えることで、副交感神経が働きやすくなり寝つきが改善します。
- 寝る前のスマホをやめる…スマホやパソコンのブルーライトは脳を昼だと勘違いさせ、眠気を減らします。寝る1時間前から画面を見ない習慣を作ると、自然にリラックスモードへ切り替わります。
- 就寝3時間前に食事と入浴を終える…寝る直前の食事は胃腸を働かせ続け眠りを浅くします。夕食は3時間前までに済ませ、38℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくり入ると副交感神経が高まり眠りやすくなります。
【よくある質問】睡眠不足(不眠症)に効果的な副交感神経のツボ
Q1. 夜中に何度も目が覚めてしまうのは、自律神経のせいですか?
はい、可能性があります。
夜中に目が覚めるのは、交感神経が過剰に働いているせいかもしれません。ストレスやスマホの光で脳が興奮状態になると、副交感神経がうまく働かず、眠りが浅くなります。
参考文献:メンタルクリニック|対象疾患・治療⽅法
参考文献:睡眠障害 | キーワード | e-ヘルスネット(厚生労働省)
Q2. 副交感神経を高めるツボってありますか?
あります。有名なのは「神門(しんもん)」や「失眠(しつみん)」というツボです。
これらのツボは心を落ち着ける働きがあり、寝つきを良くしたり、リラックスを助けてくれます。お灸や指圧が効果的です。
参考文献:耳つぼダイエットの仕組みと効果 医師がすすめる理由とは
Q3. 中途覚醒に効くツボはどこにありますか?
おすすめは手首にある「内関(ないかん)」と足の裏の「湧泉(ゆうせん)」です。
内関は不安や動悸を鎮め、湧泉は全身の血流を整えて深い睡眠を助けてくれます。寝る前に1分ほど押してみましょう。
参考文献:眠れない夜は、ココを押そう!スーッと眠りに誘う「快眠ツボ」
Q4. 朝早く目が覚めてしまう時はどうしたらいい?
早朝覚醒には、背中の「肝兪(かんゆ)」や首の後ろの「安眠(あんみん)」のツボが効果的です。
自律神経を落ち着け、再入眠しやすくなります。また、朝日を浴びることも体内時計を整える助けになります。
Q5. ツボを押すと本当に副交感神経が高まるの?
ツボ刺激は、神経や血流に働きかけ、自律神経のバランスを整えると考えられています。
特に耳の「神門」や手首の「内関」などは、副交感神経を優位にする研究もあります。リラックス法としてもおすすめです。
参考文献:【医師監修】不眠に効く即効ツボまとめ。押すだけでOKな手・足・耳の安眠ポイント
【まとめ】不眠症に効果的な副交感神経の「ツボ」
不眠症は「寝つけない」「夜中に目が覚める」「朝早く起きてしまう」などのタイプがあり、多くは自律神経の乱れが関係しています。
特に副交感神経がうまく働かないと、体と心がリラックスできず眠りにくくなります。
改善には、寝る前のスマホを控える、カフェインを減らす、ぬるめのお風呂に入るなど生活習慣の見直しが大切です。
さらに「安眠」「失眠」「労宮」などのツボをお灸や指圧で刺激すると、副交感神経が高まり自然な眠りを助けます。毎日の小さな積み重ねが、ぐっすり眠れる体づくりにつながります。
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。






















