不妊が理由で【離婚率アップ】不妊治療での気持ちのズレ
2024年03月14日
目次
不妊治療(妊活)が理由で離婚
不妊治療(妊活)されているご夫婦は【離婚率】が多い
最初は夫婦で力を合わせて、幸せな家庭を築くために妊活を始めました。しかし、擦れ違いから、不妊が原因で離婚される方(離婚率)が非常に多いのが現状です。
- 身心ともに苦しみが伴う…
- 治療費用の問題…
- 頑張っても、成功するか分からない…
- 赤ちゃんへ(思い)の温度差
など、夫婦で力を合わせて乗り越えたケースもあれば、それが原因で離婚してしまうご夫婦もいます。様々なケースがあるのでご紹介します。
不妊治療への熱意の差(温度差)
奥さんの方は一生懸命に頑張っているのですが、夫が消極的…。など、始めてしばらく経つと、夫婦での思いの大きさに違いが出てきます。
- 協力してくれない
- 温度差
- 喧嘩
- 疲れた
何としても子供が欲しい!という執念に、相手が合わせる事が出来なくなる場合があります。治療への思いの温度差が出てくるのです。
そして、相手の態度が消極的で、非協力的に見えてしまいます。
男性不妊が原因で【離婚】に
不妊は女性ばかりではなく、男性が原因になっているケースもかなり多いです。
- 自分はこんなに頑張っているのに…
- 疲れた
- レス
- 男性不妊がむかつく
ということで、男性側の問題で離婚になっていくこともあります。
一生懸命になり過ぎて、相手を大切に出来なくなる
妊活が中心の生活になってしまい、パートナーとの生活を楽しむことが出来なくなり、つらい気持ちでいっぱいいっぱい。
疲れて家に帰ってきても、家は安らぎの場ではなくなっている。徐々にレスになっていき、気持ちのすれ違いから、不妊治療を止めて離婚に発展していく…。
妊活に夢中になり過ぎていて、相手を思いやることが出来なくなっている。こういう事から不満が爆発!→離婚へ。
様々なケースがありますが、一生懸命が逆に相手を傷つけてしまいます。うつになってしまう方もおられます。
赤ちゃんの事だけが目標に
不妊治療は、努力と根性で必ず結果が出るものではありません。保障されていませんから、努力が報われない事もあります。
最初の時期に、夫婦で止め時について話しておくことも大切です。そうすることで、今後の夫婦関係の悪化のリスクを減らすことが出来ます。
また、思い詰め過ぎるのもよくありません。あまり思い詰めない姿勢も大切です。それが離婚を食い止める一つの対策になるのかもしれません。
妊活を【止める時期】を決めておく
不妊治療をはじめた最初のうちは、お互い協力し合って進めていたのに、うまく結果が出ないとつらい思いが積み重なります。
夫婦での考えのギャップが出て、よからぬ考えをしてしまったりします。
いくら努力をしても結果が出ない事もあるのが、この不妊治療です。「いつ止めるか?」を予め夫婦で決めておくことで、離婚率を食い止められるかもしれません。
夫が一番、妻が一番
「子供一番、夫は後回し」、子供が一番大事!←この考えは、あまりいい考え方ではありません。「夫が一番、妻が一番」という考えを大切にして欲しいと思います。
不妊治療(妊活)を続ける中でも、夫が一番大事、妻が一番大事というスタンスでいると、不妊治療が原因で離婚という事にはなりにくいものです。
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。