妊活に「さば」がいいって本当?効果や食べ方を解説!
2025年03月5日

目次
妊活に「さば」がいい理由とは?
妊活に良い食材の一つとして注目されているのが「さば」です。栄養豊富な青魚として知られるさばには、妊娠しやすい体作りへの成分がたくさん含まれています。
では、具体的にどんな栄養が妊活に役立つのでしょうか?
さばに含まれる栄養素が妊活にどう役立つ?
さばには「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれています。
これらの成分は、血流を良くする働きがあり、子宮や卵巣の機能を整えるのに役立ちます。血流が良くなることで、子宮内膜がふかふかになり、受精卵が着床しやすくなるのです。
さらに、「ビタミンB12」も多く含まれています。このビタミンは赤血球の生成を助け、貧血を防ぐのに重要な役割を果たします。
妊活中は鉄分が不足しやすいため、ビタミンB12が豊富なさばを食べることで、妊娠しやすい体を作る手助けになります。
妊娠しやすい体作りに欠かせない「○○」とは?
妊娠しやすい体作りに欠かせないのが「ホルモンバランスの安定」です。さばに含まれる「オメガ3脂肪酸」は、ホルモンの分泌を調整する働きがあり、生理不順や排卵障害の改善にも役立ちます。
また、さばには「タンパク質」も多く含まれており、筋肉や細胞の材料となるため、健康な体を維持するのに欠かせません。
妊活中は、栄養バランスの取れた食事が重要なので、さばを積極的に取り入れることで、体の内側から妊娠しやすい環境を整えることができます。
さばの食べ方と妊活への影響
妊活に良いとされるさばですが、どのように食べるのが効果的なのでしょうか?食べ方によっては、栄養を十分に吸収できなかったり、逆に体に負担をかけてしまうこともあります。
妊活中におすすめの「さば料理」3選
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さばの味噌煮
- 味噌には「イソフラボン」が含まれており、女性ホルモンに似た働きをするため、妊活中におすすめです。
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さばの塩焼き
- シンプルな調理法で、DHAやEPAをしっかり摂取できます。レモンをかけるとビタミンCも補えます。
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さば缶のサラダ
- さば缶は手軽に食べられ、栄養価も高いので、忙しい時の妊活メニューにぴったりです。
食べ過ぎはNG?さばの適量とは
さばは栄養豊富ですが、食べ過ぎると体に負担がかかることもあります。特に「青魚アレルギー」の人は注意が必要です。
1日に食べる目安としては、**1日100g(切り身1切れ程度)**が適量とされています。週に3〜4回食べるのが理想的ですが、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
さばを食べるときの注意点
妊活中にさばを取り入れる際、気をつけるべきポイントもあります。
妊活中に気をつけたい「水銀」の問題
魚の中には、水銀を含むものがありますが、さばは比較的水銀の含有量が少ない魚です。ただし、大型の魚(マグロやカジキなど)は水銀濃度が高いため、妊活中や妊娠中は控えめにした方がよいでしょう。
さばを食べるベストなタイミング
さばに含まれるオメガ3脂肪酸は、吸収率を高めるために「夜」に食べるのが効果的です。特に夕食で摂ると、睡眠中にしっかりと体に栄養が行き渡り、妊活に良い影響を与えます。
まとめ:妊活に「さば」がいいって本当?効果や食べ方を解説!
妊活に良い食材として注目されている「さば」には、DHAやEPA、ビタミンB12、タンパク質など、妊娠しやすい体作りをサポートする栄養が豊富に含まれています。
血流を良くし、ホルモンバランスを整える働きがあるため、妊活中に積極的に取り入れたい食材のひとつです。
妊活中におすすめの食べ方として、「さばの味噌煮」「さばの塩焼き」「さば缶のサラダ」などがあります。
ただし、食べ過ぎには注意が必要で、1日100g程度を目安に摂取すると良いでしょう。また、水銀の影響を避けるため、大型の魚と食べる頻度を調整することも大切です。
妊活に取り組んでいる方は、ぜひさばを食生活に取り入れて、健康的な体作りを目指しましょう!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。