男性不妊の原因【無精子症】とは?
2015年11月26日
男性不妊について
不妊は、女性の問題と決めつけていませんか?!
実際のところ原因は、男性と女性は50:50です。
しかし、妊活といえば女性が中心に行っていて、男性は非協力的で認識不足、というケースが多いです。
最近そのことが離婚の理由の一つになると、よく耳にします。
そのような不幸を招かないためにも、ご主人には一度「精液検査」をお勧めします。
まずは専門クリニックor泌尿器科で検査を
まずは自分の精子を調べて貰って下さい。
妊活を開始しようと思っているご夫婦の場合は、必須です!
- きちんと存在しているのか?
- 運動しているのか?
- 奇形率はどれくらいか?
今まで一度も調べていない人は、早めに検査しましょう。
早めに精子を調べておくことによるメリット
- 生活の不摂生やストレスの状況を、精子の状態から振り返る事が出来る。
- もし問題が見つかった場合、早く対処が出来る。
男性不妊の検査方法
まずはクリニックで予約を取ります。
一般的に精液検査は、通常3~5日間の禁欲後に行います。
採取法は、マスターベーションにより専用の容器に採ります。自宅で採る場合は、1時間以内にクリニックに持って行きます。
「恥ずかしい」という気持ちがあるかと思います。しかし、女性は男性よりももっと大変な検査をしています。
それを理解し、協力し合ってこそ、夫婦なのです。
未婚でも、成人された男性は全員、一度ぐらいはチェックしておくべきだと思います。
不妊原因の1つである【無精子症】とは?
精液中に精子が全く無い状態です。
男性の100人に1人は、無精子症と言われていて、閉塞性と非閉塞性の2タイプあります。
- 閉塞性・・・精巣内で精子が作られているが、通り道が塞がっている状態。
- 非閉塞性・・・精巣内で精子が全く、もしくはほとんど作られていない状態。
約8割が非閉塞性無精子症と言われていて、根本的な原因は未だに不明なのが現状です。
先天的な問題(遺伝子や染色体異常、体質など)である可能性が高く、効果的な方法はまだ見つかっていません。
クリニックでの治療
病態によって、治療方法は変わってきます。
いずれにしても、適切な治療を受けるには、専門のクリニックで経験豊富な医師に相談しましょう。
無精子症の場合、クリニックでは、下記のような治療法で、進めていきます。
- 精巣や精巣上体内の精子を採取して、顕微授精を行う。
- 精路再建手術。
- ホルモン剤注射(ホルモン異常が要因の場合は、ホルモン剤を注射することで、精液中に精子ができる可能性もあります。)
もし無精子症と診断されても、体質や症状に合った適切な施術を受ければ、妊娠の可能性はゼロではありません。
夫婦協力し合って、乗り越えていきましょう。
はり灸では
男性不妊(無精子症)に対する「はり灸」の有効性が、様々な研究から報告されている
精液状態の改善は、妊娠率を上げる為にとても有効です。自然妊娠も可能になるケースも多いです。
- 乏精子症(精子の数が、少ない状態)
- 精子無力症(精子の動きが、悪い状態)
これらは、はり灸により体質改善をされると、正常値に近づいていきます。
はり灸の3つのメリット
当院では、自律神経や身体の調整をしていくことで、精巣への血流を良くしていきます。
ツボへの刺激で、陰嚢の温度が下がり、精子の質の向上も期待できます。
下記のようなメリットも期待出来ますので、運動率・数に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
- 精子の質の改善が、流産率低下につながる
- 人工授精・体外受精・顕微授精の妊娠率の上昇
- 胚盤胞への到達率の上昇
無精子症の成功例もあります。
当院では、何度も体外受精にチャレンジ後、自然妊娠→出産に至った例も沢山あります。
豊中市 池田市で 無精子症なら 当院にお任せを!