パニック障害の恐怖
2024年04月25日
目次
パニック障害は意外にも多い
パニック障害の症状とは?
- 突然襲ってくる胸の苦しさ
- 不安、ドキドキ
- 冷や汗が止まらない
- 激しいめまい、吐き気
- 恐怖感 など
何の前触れもなく襲ってくるパニック発作で、発症します。何度も繰り返し襲ってきます。
またあの発作が襲ってきたらどうしよう、、という強い不安が、患者さんを苦しめます。
この不安に思う症状を「予期不安」と言います。
この予期不安とパニック発作が、パニック障害の特徴的な症状です。
【原因が分からない】パニック障害
あまりの苦しさに、救急車で運ばれることもありますが、多くの場合、心電図、呼吸機能、血圧などには、問題ありません。
「このまま死んでしまうんじゃないか」というくらい苦しいのに、原因が分からず、様々な病院をハシゴする場合もあります。
予期不安がひどくなると、外出することも出来なくなり、家に閉じこもってしまうこともしばしばです。
パニック発作が出た時に、すぐに助けを求められないような場所や逃げ出せないような場所を避けるようになります。
例えば、電車、バス、人ごみ、地下、高速道路など・・・
【治療】パニック障害
パニック障害の治療は、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れるを改善するようにしていきます。
薬によって、そのバランスの乱れを調整することも大切です。出来るだけコントロールが必要です。
パニック障害の鍼灸
鍼灸でも、神経を落ち着かせ、自律神経の安定させ、パニック障害を改善させていきます。
そして、発作が徐々に頻度が少なくなれば、今まで避けていた状況や場所に徐々に挑戦するようにしていきます。
社会に少しづつ戻れるように、慣らしていきます。
【パニック障害の症例】 豊中市35歳
I.H様 女性 5年ほど前から、様々なストレスで、めまい、ふらつき、動悸、肩こりに悩んでいる。
1週間前の外出時に、呼吸困難、めまい、震え、発汗が同時に起こり、本当にこのまま死んでしまうかも・・と言う恐怖に見舞われた。
何とか、この症状を緩和させ、体調を整えたいと来院。
病院からも「パニック障害」と診断されており、薬を服用していたものの、時々発作が生じ、寝たきりの状態になることもしばしば。
丁寧に身体を診ていくと、様々な原因がわかり、日常生活でのアドバイスと、お灸を指導。
3週間後、めまい、ふらつきも治まり、少しづつ外出できるようになってきた。
家事も少しづつ出来る様になり、絶望的な状態から、元気になったことを非常に喜んでいる。
施術では、カウンセリングの時間もしっかり取り、心の安定を図りながら、はり灸で体質改善をしている。
現在、2週間に1回のペースで継続治療中。
豊中市でパニック障害でお困りなら 当院にお任せを!
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹
約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。