つわりと安産灸
2015年11月22日
目次
つわり&安産
始まりの時期は?いつから?
妊娠して月経が止まってから、2~3週目頃からつわり(悪阻)が始まります。
胃がむかついたり、吐き気が出たりします。
また、ほとんどの妊婦さんが、乳房が張ったり、乳首が黒ずんだりします。
いつまで?
約70~80%の妊婦さんが、悪阻を体験すると言われています。
妊娠4~16週頃まで続く人が多く、特に初めての人は、症状が重いようです。
症状
妊娠初期に【つわり】に悩まされる人は、とても多いです。
吐いたり、気分が悪くなる傾向があります。
食べないと気持ちが悪くなる「食べづわり」や、偏食、頭痛など、人によって様々で、程度も違います。
- 吐き気
- 嘔吐
- 頭痛
- 食欲不振
- 眠気
- 倦怠感
- 唾液量の増加
- 食べ物や匂いに対する、好みの変化、などがあげられます。
何となく気持ち悪いというレベルから、日常生活に支障が出るほど悩んでいる人もおられます。
対策は?
症状が軽いケースであれば、無理をせずに安静にしていれば、通常の生活を送ることができます。
症状が重いケースでは、吐き気や嘔吐が強いので、病院で点滴をして水分と少しの糖分を補給します。
ビタミン不足を予防するため、点滴には通常ビタミン類を加えます。
症状がきつい時は、入院して点滴を行いますが、つわりそのものを「治す薬」はありません。
基本的に、安静でストレスを減らし、治まるのを待ちます。
食べ物(食事)はどうしたらいいの?
つわりの時は、思うように食べられない事が多いです。
栄養をあまり気にせず、口当たりの良いもの、酸味のあるものなど、食べたい物を食べるようにして下さい。
また、はり灸もおすすめなので、お困りの方は、ぜひご相談ください!!
つわりの治療
西洋医学では、妊婦さんの健康状態を、血液検査や尿検査で判断します。
そのため、結果が正常なら、健康となってしまいます。
自分では「体調が悪いのにな…」とか「つらいな…」と感じていても、異常がなければ、病気ではないのです。
東洋医学では
一方、東洋医学では、悪阻を「未病」と考えます。
「調子悪いな~」と感じる状態ですが、病気にはまだなっていない、病気になる前の段階を“未病”と言います。
まだ病気には「なっていない」という、この状態のうちに治療してしまいます。
心の状態も大切
また、心の不安定さが、体の症状としてあらわれたりします。
反対に、体の機能がスムーズに働かないために、心が乱れてイライラしたり、くよくよ考え過ぎてしまう事もあります。
妊娠初期の不調は、治す薬も無く、あきらめる方がおられますが、ぜひはり灸をオススメします。
悪阻やマタニティートラブルの軽減にもつながります。
お母さんになられる方へ
私たちの身体には、つわり、安産に効果のある「ツボ」がたくさんあります。
安産灸は、そのツボを使って、ラクに出産が出来るための身体作りをしていきます。
お母さんの子宮内の環境改善はもちろん、体調を整え、 妊娠中の足のむくみやだるさも取ります。
お産の時には陣痛が軽く済み、良いおっぱいが出て、 産後の身体の状態がとても良くなります。
また、施術をすると、血液の流れが良くなるので、お腹の中の赤ちゃんにも新鮮な温かい血液がどんどん送られてきます。
そうすると、生命力の強い、元気で丈夫な子供に成長していきます。
豊中市でつわりなら当院にお任せを!
執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。