妊娠中(初期)に【生卵・半熟卵】を食べてしまった!?
2025年06月11日

【この記事でわかること】
- 妊娠中に生卵や半熟卵を食べた際のリスク
- サルモネラ菌やトキソプラズマ感染の影響
- 妊婦さんが避けるべき食品と対策
本記事では、妊娠中に生卵・半熟卵・生肉などをうっかり食べてしまった際のリスクや、感染症(サルモネラ菌・トキソプラズマ)の影響について解説します。
「知らずに食べてしまった」「赤ちゃんに影響がないか不安」と悩む妊婦さんに向けて、リスクの有無や正しい対処法を分かりやすく紹介しています。
結論として、生や加熱不足の食品は妊娠中は避け、しっかりと火を通すことが大切です。
本文中には、猫のトイレ掃除に関する注意点や具体的な体験談も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
妊娠中【生卵・半熟卵】を食べてしまった!?
妊娠中、こんな不安ありませんか?
- 妊娠初期に気づかず卵かけご飯を食べてしまった
- 温泉卵や半熟オムレツが無性に食べたくなる
- 猫を飼っていてトイレ掃除が気になる
- 外食で生ハムやローストビーフをうっかり食べた
- 「赤ちゃんに影響があったらどうしよう」と不安になる
→ 1つでも当てはまったら、ぜひこの記事を読んで安心してください!
妊娠中【生卵・半熟卵】を食べてしまった!
妊娠中(初期など)に気づかず生卵(半熟卵)を食べてしまった!と心配している妊婦さんがよくおられます。
卵料理としては、
- すき焼き
- 卵かけご飯
- 半熟卵
- 温泉卵
- 半熟目玉焼き
など、日頃から摂取することの多い食材の一つですので、多くの人が日常的に食べる習慣がついています。
関連記事:【妊娠初期】お刺身や寿司を食べてしまった?!いつからダメ?
「生卵を食べてしまった!」簡易診断チャート
妊娠中の生卵(半熟卵)は、【サルモネラ菌】に要注意!
手軽で栄養価の高い卵ですが、妊娠中(初期など)に卵、特に生卵(半熟卵)を食べるのは注意が必要です。
生卵(半熟卵)には食中毒の原因となるサルモネラ菌という病原菌が潜んでいる可能性があります。
生卵の「サルモネラ菌」とは?
元々サルモネラ菌は、鶏の腸に生息していますが、卵を産むときに卵に付着してしまいます。
日本では、出荷前に卵表面の洗浄や殺菌をしているので、菌が付着している可能性は少ないですが、稀に付着していたり、成長過程で卵の内部に入り込んでしまっていることもあります。
参考:厚生労働省|卵によるサルモネラ食中毒の発生防止について
妊娠中(妊婦さん)への影響
サルモネラ菌はお腹の赤ちゃんへの直接の影響はありませんが、食中毒を起こしてしまいます。食中毒になって激しい下痢や嘔吐を起こすと、子宮が収縮して流産や切迫早産の危険があります。
妊婦さんが食べるとどうなるの?
サルモネラ菌は、少量でも食中毒を起こす可能性があります。特に免疫力の落ちている妊婦さんは、妊娠前に比べると菌に対する抵抗力が弱くなっているので、避けた方が良いとされています。
→【エピソード】妊娠初期に「卵かけご飯」を食べてしまって不安に…
妊娠8週の頃、Aさん(30代・初産婦)は、つわりがつらくて何も食べられず、「卵かけご飯なら食べられるかも」と思い、久しぶりに食べたそうです。
しかし後になって、「妊娠中に生卵はNG」と知り、大慌てで産婦人科へ相談。
幸い、食中毒症状は出なかったものの、「サルモネラ菌に感染していたら…」と不安で眠れない日が続いたとのこと。医師からは「今回は症状も出ていないし、心配しすぎなくて大丈夫。ただ、今後は完全に加熱したものを選んでくださいね」と説明を受け、ようやく安心したそうです。
📝ポイント:生卵や半熟卵は、妊娠中は避けるのが安心。加熱済みの卵料理を選びましょう。
生卵は、安定期や妊娠後期に入れば、大丈夫なの?
妊娠中期以降になると、つわりもおさまって食欲が出てくるかもしれませんが、妊娠中は時期に関係なく、生卵に関しては出産まで注意した方が良いでしょう。
生卵(すき焼き・卵かけご飯など)が食べたくなったら?
基本的に黄身までしっかり加熱されている卵であれば、食べても問題ありません。75℃以上で1分以上、または65℃以上で5分以上の加熱をするようにしましょう。
特にヒビが入っている卵は、菌が侵入している可能性が高くなりますので、しっかり加熱が必要です。
妊婦さんは、半熟卵のオムレツや目玉焼き、サンドイッチやパスタの半熟卵、温泉卵も避けた方が良いでしょう。
卵を食べる時の注意点
- 賞味期限や保存方法はしっかり確認する
- 購入後はすぐに冷蔵庫で冷やす
- 調理の為に割った卵は、放置しないようにする。
卵をかきまぜると、細菌が増えやすくなるという報告もありますので、かきまぜるのはできるだけ調理の直前にしましょう。
トキソプラズマについて
更に、妊婦さんに恐れられる病原菌の一つに「トキソプラズマ」があります。トキソプラズマは、家畜の肉や猫の糞、土の中にいる単細胞の寄生虫で、人から人への感染はありません。
健康な人が感染しても問題はありませんが、妊婦さんが感染すると、胎盤を通して赤ちゃんに感染する可能性があります。
妊娠初期に感染すると、流産・死産・水頭症・脳室肥大などが引き起こされる可能性があります。
また、妊娠中期~後期に感染すると、視力障碍や運動機能障害などの原因となりかねません。(妊婦さんが感染しても赤ちゃんが感染しない場合もあります。)
早期発見であれば、抗生物質で赤ちゃんへの感染率を下げることができます。
→感染の恐れのある食材は、生ハム、ユッケ、レバ刺し、レアステーキなどです。
なお、動物からの感染は猫からだけと言われていて、猫のトイレに病原体があることが多くなります。妊娠中は猫のトイレの掃除は、家族に頼むなどしましょう。
→【事例】
妊娠12週のBさん(34歳)は、ホームパーティーで誤って生ハムを食べ、不安になり検診でトキソプラズマ抗体検査を受けました。結果は陰性で母子ともに問題なく安心できましたが、「一口でこんなに不安になるとは」と振り返っています。
📝ポイント:生ハム・ユッケ・レアステーキなどの生肉は、妊娠中は特に避けましょう。不安な場合は早めに検査を受けて安心を。
→【体験談】猫のトイレ掃除が原因でトキソプラズマ感染?
Cさん(28歳)は妊娠中も猫のトイレ掃除を続け、健診でトキソプラズマ抗体陽性が判明。妊娠中の初感染の可能性があり抗生物質治療を開始しました。赤ちゃんへの影響はなく無事出産できましたが、「家族に任せればよかった」と後悔したそうです。
📝ポイント:猫のトイレは、トキソプラズマ感染のリスク源。妊娠中は他の家族に任せるのがベストです。
妊娠中に避けるべき食品リスト
印刷して冷蔵庫に貼っておくと便利です↑
関連記事:【妊娠初期】お刺身や寿司を食べてしまった?!いつからダメ?
関連記事:【不育症】妊娠初期の過ごし方
【よくある質問】妊娠中(妊婦)の生卵・半熟卵
Q1. 妊娠初期に生卵または半熟卵を食べてしまった場合、大丈夫ですか?
A. 結論:直ちに深刻な影響が出る可能性は低いですが、注意が必要です。
妊婦さんは免疫機能が低下しているため、サルモネラ菌などによる食中毒にかかりやすくなります。生卵や半熟卵など加熱が不十分な状態は、感染リスクが高いため避けるのが望ましいです。
参考文献:キッズアライズ【医師監修】妊婦は生卵を食べちゃダメ?生卵のリスクと注意が必要な調理法
Q2. 妊婦がサルモネラ菌に感染した場合、赤ちゃんに影響はありますか?
A. 結論:サルモネラ菌が胎児に直接感染することは稀ですが、重度の下痢・嘔吐による子宮収縮で流産や切迫早産のリスクが増えます。
母体の体調悪化が、間接的に妊娠継続に悪影響を及ぼす可能性があります。
参考文献:ベビーカレンダー【医師監修】妊娠中の「生卵」はNG?リスクや注意点を解説
Q3. どうすれば安全に卵を食べられますか?
A. 結論:中心部まで十分に加熱された卵料理(白身も黄身も固まるまで)が安全です。
サルモネラ菌は75℃以上で1分以上加熱すれば死滅します。半熟や温泉卵は危険なので避けましょう。
参考文献:【医師監修】妊婦は「生卵」NG?ママと赤ちゃんへの影響、他の生食材についても解説
Q4. 母体の健康を守る観点で、食中毒を防ぐにはどうすればよいですか?
A. 結論:新鮮な卵を選び、殻にヒビがないものを冷蔵保存し、割った調理器具や手は都度洗浄・他の食品とは分けましょう。
取り扱いの衛生管理を徹底することで感染リスクを大きく減らせます。
Q5. 妊娠初期でもどうしても生卵が食べたい場合、安全な方法はありますか?
A. 結論:商業的に“低リスク”とされる品質管理された卵(たとえば英国のRed Lionマーク付きや、加熱済み・殺菌された卵製品)なら、生または半熟でも比較的安全ですが、日本では一般に推奨されません。
一般的には、妊婦には十分な加熱が最も安全です。
【まとめ】妊娠中(初期など)に気づかず、生卵・半熟卵を食べてしまった!?
妊娠中(初期など)に生卵・半熟卵はご注意ください!
妊娠中(初期など)に気づかず生卵(半熟卵)を食べてしまった!という妊婦さんがよくおられます。卵は、
- すき焼き
- 卵かけご飯
- 半熟卵
- 温泉卵
など、多くの人が日常的に食べる習慣がついています。
しかし、妊娠中(初期など)に卵、特に生卵(半熟卵)を食べるのは注意が必要です。
生卵は、安定期や妊娠後期に入れば大丈夫?
妊娠中は時期に関係なく、生卵に関しては、出産まで注意した方が良いでしょう。
参考文献:食品安全委員会.お母さんになるあなたと周りの人たちへ
https://www.fsc.go.jp/okaasan.html
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執筆者:はり師きゅう師
ぽん鍼灸院 代表 成実勇樹

約25年前より東洋医学の世界に入り、経路治療家のもとで現場研修を含め技術を学び、2008年に大阪府豊中市に「ぽん鍼灸院」を開業。
その場しのぎではなく、根本から治す事ができる。本当に苦しい時に治せる技術は東洋医学なんだ。と、その教えは、今の私の技術の基盤となっています。
長年経験していた自身の不妊治療をもとに「困っている人の為に役に立ちたい。」そういった気持ちで対応させていただいております。
「これからできることは何でもしたい!」という方は、ぜひご相談ください。





















